人気種から変り種まで…パンジー・ビオラの世界【チェリーガーデンコレクション】

ビオラの種類
寂しくなりがちな冬の庭を彩る花と言えばパンジービオラ。丈夫で開花期間が長く、初心者でも育てやすい花です。我が家の庭(チェリーガーデン)でもたくさんのパンジーとビオラを育てていますよ。

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パンジー・ビオラの特徴

ビオラコレクション
見た目もそっくりなパンジーとビオラ。違いは実は大きさのみ。一般的には、花径5cm以上をパンジー4cm以下をビオラと呼んでいます。(※しかし現在では複雑に交配されたものも多く、定義が曖昧な部分もあるんだとか。)

開花時期は10月~5、6月頃。暑さに弱い一年草のため、5、6月頃には終わりを迎えてしまいます。しかし耐寒性があり冬に強い草花なので、冬の寒い中でも咲いていられるのです。種類・色数共に豊富で育てやすいため、冬を代表する花の1つ。

春や秋は花に困ることはなくても、やはり冬の庭は殺風景になってしまいます。そんな時の強い味方になってくれるのがパンジーとビオラですね。色とりどりの美しさでチェリーガーデンを彩ってくれる花たち。我が家のパンジーとビオラを少しご紹介します。

ガーデニング初心者におすすめ!育てやすいビオラやパンジーの基本
ガーデニング定番の冬の花とも言えるビオラやパンジー。花が少なく殺伐とした冬の庭を鮮やかに彩ってくれる救世主。開花時期が長く丈夫なため、ガーデニングが初めての方でも育てやすい人気の花ですよ。

ローヴ・ドゥ・アントワネット

アントワネット
群馬県のサトウ園芸が2018年に本格的に発表した「ローヴ・ドゥ・アントワネット」。淡いパステルカラーのフリルのような八重咲きの花びらが特徴的なパンジーです。花色やフリンジの強さが個体ごとに変わってきます。

名前の通り、フランスの貴族を思わせるような上品で高級な見た目。ノーマルのパンジーとは全く違い、その優雅さからバラのようにも見えてくるほど美しい。この花がいくつも咲き誇った光景はまるで王宮の庭のようです。

ドラキュラ

ドラキュラ
ローヴ・ドゥ・アントワネットと同様、フリルたっぷりでゴージャスに咲く「ドラキュラ」。同じくサトウ園芸のオリジナル商品です。とても美しく個性的な見た目からファンが多い大人気の種類なのですが、今のところ生産数量が少ないため激レア商品となっているそうです。

フリフリでまん丸に一斉に咲く様子は圧巻。どれだけでも見ていられるほど豪華な花です。ローヴ・ドゥ・アントワネットとセットで置くと、より存在感が増して良いかもしれませんね。

ヌーベルヴァーグ

ヌーベルヴァーグ
30年以上の歴史がある個性派ビオラ「ヌーヴェルヴァーグ」。30年前の数十種類の品種から進化させた究極のビオラであり、現在は100個体以上あります。
花色も多く、どれもアンティークで落ちついた風合い。様々な色合いのものを植えても統一感が出せる品種となっています。普通のビオラとは違う雰囲気で楽しむことができますよ。

秋からの開花性や花つきも良いので、玄関回りなど人目に付くところを飾っても目立つ存在になるでしょう。

碧いうさぎ

碧いうさぎ
宮崎県の育種家、コオロギノブコさんオリジナルビオラ「碧いうさぎ」。花びらがうさぎの耳のように見えるビオラはたくさんありますが、そんなうさぎビオラの中でも特に人気がある品種です。

小輪でコンパクトなビオラで、小さくてかわいらしい姿をしています。成長に伴い、白色から紫色に色が変わります。小さいけれど鮮やかな紫色がパッと目を引きインパクトがありますよ。

ミステリアスシリーズ マリア

マリア
ゲブラ・ナガトヨさんのオリジナルビオラ、ミステリアスシリーズの「マリア」。小輪で神秘的なグラデーションカラーが特徴的。咲き進むと色が微妙に変化していきます。

ミステリアスシリーズはどれも絶妙な色合いで神秘的な品種です。いくつか合わせて寄せ植えすると、一層美しさが増しますよ。

パンジーと共に冬を代表するビオラですが、パンジーより丈夫で花つきが良いので、庭を賑やかに盛り上げてくれること間違いなし!

ムーランフリル

ムーランフリル
情熱の国イタリアが生んだ、圧倒的豪華さの奇跡のパンジー「ムーランフリル」。今流行りのフリル咲きのパンジーやビオラを遡ると、ムーランフリルを生み出したファーメン社に辿り着くと言っても過言ではありません。それほど歴史と文化がある花なのです。

ムーランフリルは1株で、色々な花色、花型が咲くキメラ咲きが特徴。花壇やコンテナだけではなく、切花としてもおすすめです。

ムーランフリルネロ

ブラックデライト
色鮮やかでカラフルな花が美しいのはもちろんですが、実は真っ黒な花もとても美しいのです。重厚感があるフリル咲きの黒パンジー「ムーランフリルネロ」。魔女好きの私としては黒い花には目がありません。

それだけで植えてもミステリアスな雰囲気があり美しいのだけれど、他の花と一緒に植えれば全体の色彩をギュッと引き締め、統一感を出すことができますよ。

光の当たり方によって漆黒の黒に見えたり紫がかった黒に見えたり、絶えず表情が変化するのも楽しみの品種です。

食べるパンジー(TASTY)

食べられるビオラ
パンジーは実は食べられる花って知っていますか?観賞用に育てられたものは農薬が多く食べるのには向いていませんが、食べる用に作られたパンジー(エディブルフラワー)もあるんですよ。それが「TASTY」などです。

カラフルで見た目も良いことから、サラダやフルーツの添え物として使われることが多いですよ。今はやりのSNS映えすることでも人気で、友人を招いたパーティーや食事会でも話題性抜群ですね!

小悪魔プワリ

小悪魔プワリ
見元園芸オリジナルビオラの「小悪魔プワリ」。このシリーズは「金のコアラ」「太陽のアンジェ」「つぶらなたぬきマロン」など、名前とタグのイラストも全てかわいく、ついつい買いたくなってしまうとにかくかわいらしビオラです。値段は安くありませんが、全部集めたくなるシリーズ。

小悪魔プワリは、濃厚な紫と黒の組み合わせがシックなビオラ。落ち着いた雰囲気の中にどこかイタズラな雰囲気を感じる、まさに小悪魔要素満載。真ん中の黄色が全体を引き締めています。

ピンクコアラ

ピンクコアラ
「小悪魔プワリ」と同様、見元園芸オリジナルビオラの「ピンクコアラ」。小悪魔プワリと同じシリーズでも見た目が全く異なり、ピンクで柔らかいパステルカラーのビオラですよ。ピンクコアラの名前の通り、中の模様がまるでコアラのように見えます。なんてかわいらしい。

約1.5cmほどの小さな花が花がたくさん咲く品種で、春にはたくさんの小さなコアラに出会うことができますよ。

見元園芸からは毎年新作が出されており魅力的なビオラばかりなので、目が離せません。

ガゼルのかけっこ

ガゼルのかけっこ
こちらも見元園芸オリジナルビオラの「ガゼルのかけっこ」。細長い花弁と、紫と黄色のはっきりとしたコントラストが特徴的な小ぶりでかわいらしいビオラ。名前の通り、細長い上の花びらが長い耳で中の模様がガゼルの顔のように見えます。

花付きもよくたくさんの花を咲かせてくれるので、冬の花壇を楽しく彩ってくれるでしょう。

ライジングアイス

ライジングアイス
同じく見元園芸が販売している「ライジングアイス」。アンティークで渋い色合いが特徴的な個性的なビオラです。ペインが入り、珍しい色合いです。

見元園芸のビオラはかわいらしいものが多いのですが、こちらはクールな感じのビオラですよ。

そうさんビオラ

ぞうさんビオラ
下の花弁がくるんとカールして筒状になっており、まるでぞうさんの長い鼻を思わせるような形の「ぞうさんビオラ」。鼻だけではなく、上の2枚の花びらは大きな耳のようです。花の1つ1つがぞうさんの顔のような形になっていますよ。

ぞうさんビオラは花粉がないため、種をつけることがありません。そのため長い間美しい花を楽しめます。形も含め、珍しいビオラですね。

ミルフル

ミルフル
ホームセンターなどでも目にすることが多い、サントリーから発売されている「ミルフル」。フリルいっぱいでかわいらしく、花数も豊富に揃えられている人気シリーズです。
丸い花弁にゴージャスなフリル、寒さに強く次から次へとどんどん花を付けます。鉢や花壇いっぱいに咲き誇った姿はとても豪華で、見る人の目を楽しませてくれますよ。

レアな品種ではなく割とどこでも手に入りやすいので、気軽に美しさを楽しめます。

虹色スミレ

虹色スミレ
他のパンジーにはない、虹のような花色が美しいことからその名がついた「虹色スミレ」。スミレと言う名前で売られていますがパンジーです。
色のバリエーションも豊富で、ピンクや黄色の温かみのある色合いから、濃いブルーや紫の高級感のある色合いまで様々。光の加減によって、虹のような色彩を見せてくれます。

花茎が伸びる傾向があるので、ハンギングバスケットや寄せ植えにもよく合う品種ですよ。ホームセンターなどで気軽に購入することができます。

モココ

モココ
上品できれいなフリル咲きが特徴的な「モココ」。アンティークな鉢植えなどによく似合います。色数も多いので、自分に合った花色が見つかるはず!小輪でたくさん花が咲き、こんもりと美しく咲き誇りますよ。

フリルの入ったビオラは華やかでインパクトがあるので、普通のビオラとは違った雰囲気を楽しめるでしょう。

うさぎの家族

ウサギの家族
花びらがうさぎの耳のように見えることから名づけられた「うさぎの家族」。小さい花が一斉にたくさん咲き、その姿はまるで名前の通り、うさぎの家族が集まっているように見えます。

色数も多いのでたくさん組み合わせて植えれば、うさぎの家族が増えたように賑やかで、楽しい雰囲気を作れますよ。

ギザギザビオラ

ギザギザビオラ
フリル咲きや八重咲きのものが増えているビオラですが、こちらはその名の通り、なんと花びらがギザギザの形になった世にも珍しいビオラです。秋田県の個人育成家(本業は米農家さん)・佐藤清史さんによって生み出されました。

私はある方から頂きましたが、生産量が少ないので普通の園芸店ではなかなか買えないかもしれません。出会えたらラッキーなビオラですね。

色が変わるビオラ天使の誘惑

天使の誘惑
とても珍しいタキイの種の変り種ビオラシリーズの1つ、天使の誘惑。咲き進むにつれ全く違う色になります。現在クリームイエローのこちらのビオラは、次第にライトパープルに変わっていきます。

その他にも、白からブルーに変化するもの、白からローズに変化するものなどがあり、同じビオラで2度違った色を楽しめる、魅力的な品種となっていますよ。

宿根ビオラ

宿根ビオラ
パンジーやビオラは暑さに弱いため、日本の夏が越せないので一年草になります。しかし改良が行われ、夏に強く夏越し可能なものも出回るようになりました。原種のスミレに近いものになります。

花が終わる5月頃に1度切り戻しをし、夏の暑さで蒸れて枯れてしまわないようにしましょう。と言ってもパンジーやビオラは寒い国の花なので、日本の暑さに耐えられずに翌年うまく咲かない場合もあるようです。ぜひ1度挑戦してみてください。

迫力満点!ビオラのハンギングもお勧め

ビオラハンギング
ブランドものや高価なものは花つきも良く美しいのは当たり前だけど、ホームセンターや園芸店で100円を切るような安さで販売されているものでも十分美しいのです。私はそういったものもたくさん買います。

秋に作ったハンギングバスケットが、3ヶ月ほど経ってこんもり真ん丸で迫力満点になってきました。ここで使っているのは全て50~70円ぐらいの苗。ハンギングはたくさんの苗が必要なので、高級な苗を使っていると1つ作るのにとても高くなってしまいますからね。

たくさん咲き誇れば50円だろうと500円だろうととにかくきれいなのです。このハンギングバスケットはとても気に入っています。

ビオラを使ったこんもりハンギングバスケットの作り方 【Part 1】
限られたスペースでも花を飾ることができるハンギングバスケット。花壇やプランターと違い、空中を華やかに演出してくれます。冬を代表する花ビオラを使って、こんもりかわいいハンギングバスケットを作ってみました。
ビオラを使ったこんもりハンギングバスケットの作り方 【Part 2】
ヨーロッパの町並みを飾っているような、可憐で豪華なハンギングバスケット。宙を鮮やかに彩るバスケットは見る人を楽しませます。ビオラを使った簡単にできるハンギングバスケットの作り方をご紹介します。

その他にもたくさん!

ビオラコレクション
上記でご紹介したのはごく一部で、チェリーガーデンにはまだまだたくさんのパンジーとビオラが咲いていますよ。シーズンが終わってしまうのが今から寂しい……。

以前はそこまで好きな花ではなかったのだけど、たくさん育てているうちにその美しさに魅了され、今ではパンジーとビオラがない庭は想像できません。

とても人気がある花なので毎年新しい品種もどんどん発表されています。1年草なのでワンシーズンに全ての種類を植えることは不可能だけど、毎年いろいろな種類を植えて楽しみたいと思っています。冬の楽しみですね。

庭の花



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