6月に入り、庭のジューンベリーに赤い実が実りました。この実は観賞用としても可愛いですが、甘酸っぱくてジャムを作るのにも向いていますよ。庭のジューンベリーで作る、パンやヨーグルトにぴったりの自家製ジャム作りに挑戦!
赤い実収穫!
ジューンベリーは北アメリカ原産の落葉樹。春には白い花が咲き、初夏には赤い果実を実らせます。ジューンベリーのジューンはJuneで6月のこと。実が6月になることから“Juneberry”と言う名前が付けられました。
この赤い実が付くのが楽しみで今年の春先に購入して、遂に念願叶い、6月に入りたくさんの実を付けてくれましたよ。鳥に食べられないよう袋を被せておいた甲斐がありました。
とは言え、まだ小さい樹木なので実の量はそれほど多くなく、1回の収穫量は約100gほど。でも実がなったらジャムを作って食べるのが夢だったので、なんとかこの少ない量でジャムを作ることに……!
1. ジューンベリーを洗う
収穫したジューンベリーの実をざるに移し、水でよく洗います。ちなみにジューンベリーはそのままでも食べることができますが、味は酸っぱめなので、そのまま食べるよりはジャムなどにして食べる方が食べやすいかと。(個人の好みによるでしょうが…。)
2. 砂糖と混ぜる
ネットで調べるといろんな作り方が書いてあるけれど、私は1番単純な砂糖と混ぜるだけの方法で作ることにしました。砂糖の量はジューンベリーの量の40%程度。私の場合はジューンベリーが100gだったので砂糖は40gです。
3. 弱火で煮込む
実を少し潰しつつグツグツと弱火で煮込みます。煮込んでいると砂糖が溶けて、だんだんととろみが出てきますよ。アクが出たら取ります。
4. ふるいで濾す
実がそのまま残っている方が好きと言う方もいらっしゃるでしょうが、私はトロトロしたペースト状のジャムにしたかったので、1度ふるいにかけて実の部分を取り除きました。
5. 再び火にかける
ふるいの上で濾した時に1滴たりとも残すものかと絞り切ったのですが、やはり実がなくなると圧倒的に量が少なくなってしまいました…。まあ食パン1枚分はありそうだったので良しとしよう。と言うことで、濾したジャムをもう1度鍋に移して再び弱火で煮込みます。
完成!
少し煮込んだところで瓶や皿に移せば、はい完成!私はジューンベリーと砂糖のみを使っているけれど、お好みでレモン汁などを混ぜる方も多いようです。
肝心の味はと言うと、イチゴジャムほど甘くなく、甘酸っぱい感じで爽やかに食べられました。語彙力がないので私に食レポは向いていないようですが、ひとまず美味しかったということです。砂糖の量を調整すれば、お好みの甘さにできますね。
パウンドケーキも作りました
実を少し残しておきパウンドケーキも作ってみましたよ。主婦なので毎日料理は作っているもののあまり得意な方ではないのですが、こちらもなんとか食べられるだけの味になったので良かったです。某大手レシピサイトのおかげです。
自分で育てている庭の木から、料理やお菓子が作れるなんてとても楽しいですね。まだまだ色々作れそうで面白い!
ジューンベリーは花が可愛く実は調理でき、秋には紅葉する1年を通して楽しみがある木です。庭の木を考えている方にはぜひおすすめしたい樹木ですよ!
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