数年前からずっと欲しかったフランスデルバール社のバラ、クロード・モネをようやく手に入れることができました。独特の色合いは1度見たら忘れることができないほどの美しさがありますよ。バラの季節が今まで以上に楽しみになりました。
母の日のギフトに
今年は新型コロナウィルスの影響で自粛中だったため、母の日のプレゼントを何も買っていませんでした。
緊急事態宣言が解除されたためようやく何かプレゼントしようと母に尋ねたところ、「バラがいい!」と即答だったので迷うことなくバラを贈ることに。
むしろ「バラ以外はいらない!」と言うほどの勢いでした。
クロード・モネは前々から母と一緒に私も欲しかった花だったのですぐに意見が一致。
家から遠く離れた花屋さんまで1時間かけて買いに行きましたが、バラが終わりがけと言うこともありかなりお値打ちに購入することができました。ラッキー!
デルバール社とは
クロードモネはフランスのデルバール社のバラ。デルバール社とは、バラ、宿根草、果樹の育種・生産をしている会社で、フランスの小さな町、マリコーンに本社を置いています。
1935年に設立され、1954年からバラの育種を始めました。バラの世界ではとても有名な会社なので、ご存知の方も多いことでしょう。
デルバールのバラ
デルバール社にはたくさんの種類のバラがありますが、鮮やかな色合いとロマンチックな花形が多いのが特徴です。
おしゃれなフランスならではの唯一無二のバラと言ったところでしょうか。
そして香りにもこだわり、濃厚な香りは人々を魅了し続けます。香水のように香りが強い種類が多いことでも知られていますよ。
また、初心者でも育てやすいようにと、耐病性に優れた強健種の育種にも力を入れているそうです。
花の美しさと香りの良さ、育てやすさにまでこだわっているからこそ日本でも人気が高く、世界中から愛され続けているのでしょうね。
ペインターシリーズ
デルバール社のバラの中には、三ツ星シェフの名を冠した「グラン・シェフ」シリーズや、画家の名前が付けられた「ペインターシリーズ」などがあります。
もちろんクロード・モネは、かの有名な印象派を代表するフランスの画家の名前に由来しているので、ペインターシリーズのバラになります。
このシリーズには他にモーリス・ユトリロ、マルク・シャガール、アルフレッド・シスレーなどがあり、全て絞りが入ったバラになりますよ。
さすが画家の名前なだけあり、どれも独特で個性的な色合いと他にはない奇抜さがあります。
クロード・モネの特徴
花色
クロード・モネの最大の特徴は、やはりこの美しい色合い。淡いピンクの中にオレンジイエローの絞りが入ります。
赤と白などの対照的な絞りだと派手過ぎて苦手と言う方もいると思いますが、この絞りは淡い色合いで非常にかわいらしいです。
初めて見た時に「何てかわいいの!」と感激したのを覚えています。
花形
シュラブローズですがコンパクトな樹形なので、鉢植えにも向いている品種。花径は8cmほどの大輪で、クシュクシュとしたロゼット咲き。
花が大きめなので色と相まって存在感が抜群のため、可愛さだけでなく華やかさも併せ持っていますよ。
香り
購入した時はあまり花が咲いておらず香りが分からなかったのだけど、調べてみるとこちらのバラ、実はすごく香りが良いことでも知られているようです。
ローズの中にスパイシーとフルーティーが混ざる香りで、2013年の国際香りのばら新品種コンクールでも受賞しているんですって!今年はよく分からなかったので来年に期待!
まとめ
絞りが入ったバラは好き嫌いの好みがはっきりと分かれ、あまり好みじゃないと言う方もよく耳にしますが、他にはない色合いと独特な魅力がありとても印象に残るバラだと思います。
特にクロード・モネはそこまで派手ではないし淡く優しい色の絞りなので、他のバラや草花とも合わせやすいですよ。
いつもは滅多に買わないブランドの苗ですが、毎日見ていても飽きないほど可愛いので買って良かった!本当にバラの美しさは計り知れませんね。
大きくなってたくさん花を咲かせてくれるのが今から待ち遠しいです。