紅葉の季節になると毎年必ず訪れたくなるのがこちら、岐阜県各務原市の学びの森プロムナード。それほど有名な紅葉スポットではありませんがその分人も多すぎないため、のんびりと紅葉を楽しめるスポットなのです。
学びの森プロムナードとは?
学びの森プロムナードは各務原市民公園に隣接しており、もともとは岐阜大学があった場所です。大学が移転したためその跡地を公園として整備し、現在では各務原市民の憩いの場所となっていますよ。
冬ソナロード(イチョウ並木)
学びの森と言えば冬ソナロードと呼ばれるイチョウ並木が有名です。公園の南側に300mに渡って続く70本のイチョウの道。11月下旬頃になるとこのイチョウが秋を運んでくれ、美しい黄金のトンネルが完成しますよ。
ちなみに冬ソナはもちろんあのヨン様の冬ソナのことで、各務原市が冬ソナのロケ地である春川市南怡島と姉妹提携していることから、ドラマのワンシーンを再現して作られたそうです。韓国ドラマ好きな方は必見。ちょっと古いけれど。
見頃は過ぎていたけど
見頃から少し遅かったのか、半分ほど散ってしまっていました。もう少し早く来れば良かったなあと思いつつも、散り際のイチョウもこれはこれで美しい。哀愁漂いちょこっとセンチメンタルな気分になりました。黄色い絨毯もとてもきれいです。
癒しスポット
大学跡地と言うだけあって公園内もとても広く、中には樹齢50年以上と言われる大イチョウもあります。大学だった頃からあるのね、きっと。他にも、京都の嵐山をイメージした竹林や整備された小川などがあり、市街地にあるとは思えないほどまったりとした癒しの公園です。
メタセコイア並木
イチョウ並木も美しいですが、私のお勧めはメタセコイア並木。日本ではモミジやイチョウが有名なのであまり聞かないかもしれませんが、モミのような葉をした背の高い樹木のこと。メタセコイアは秋になると赤茶色に紅葉し、日本の紅葉とは一味違った雰囲気を楽しめますよ。まるで海外のようです。
ひと昔前には絶滅した植物と思われていたそうです。しかし中国で発見され、それ以降は生きている化石と言われているんですって。こんな美しい景色が毎年見られるんですもん。生きていてくれてありがとう、メタセコイア。
隣接する各務原市民公園へ
学びの森から踏み切りを挟んですぐの場所にある、各務原市民公園にも立ち寄りました。こちらも大きな公園で芝生広場や噴水があり、図書館も併設しています。
各務原市民公園の紅葉
各務原市民公園にもちらほらとイチョウやメタセコイアがあり、少しだけ紅葉を見ることができました。本数は少ないけどこちらのイチョウはまだ散っておらず、鮮やかに色づいた木々がとても美しかったです。天気が少し悪かったのだけが残念……。
公園っていいな
私の住んでいる場所の近くにはあまり大きな公園がないので、まったりとできる広々とした公園は憧れますね。運動をしたり犬の散歩をしたり、のどかな休日を過ごせそうです。街中だけど季節を感じられる場所です。
桜のスポットとしても有名
もうそろそろ冬だと言うのに桜が咲いていました。寒桜かな? ――そうそう、各務原は市民公園と境川が桜の名所としても有名なスポットです。毎年必ず見に来ていますが、川を覆うように咲き誇るソメイヨシノの美しさには圧巻ですよ。早く春が来ないかなー、まだ冬も来ていないけれど…。桜が楽しみだ。
各務原市民公園 学びの森
住所 : 岐阜県各務原市那加雲雀町10-4
駐車場 : 周辺に有り(3時間まで無料、以後1時間ごとに100円)
関連URL : 各務原市民公園 学びの森