大流行のハーバリウム。作りたいけど材料が高いし…と思っているあなた。いいえ、そんなことはありません。100円ショップセリアに行けば、ハーバリウムを作るための材料が揃っています。早速、ハーバリウム作りを始めてみませんか?
身近になったハーバリウム
2017年頃から話題になり、今大人気のハーバリウム。ハーバリウムとは植物標本のことです。
注目され始めた頃は中に入れるオイルや材料は専門店でしか買えず、作ってみたいとは思うもののなかなか手が出しにくいものでした。しかし現在では100円ショップや雑貨屋さんでも材料を見かけるようになり、身近なものになりつつあります。
ハーバリウムオイル
これがなければ始まらない、ハーバリウムの専用オイル。ハーバリウムはオイルに植物を浸すことで、瑞々しい状態で瓶の中に植物標本を作ることができるのです。
手芸ショップなどで購入しようと思うとこのオイルがなかなかの高額で、気軽に1回だけ作ってみようと言うわけにはいきませんでした。
だがしかし!なんとセリアからハーバリウムのオイルが販売され、安価にハーバリウムを体験することができるようになったのです。
中身が45mlと少ないのでたくさん作りたい方には割高になってしまいますが、1回作ってみたい、プレゼントに1つ作りたいなどと言う場合には便利です。
セリアのナチュラルフラワー
セリアはこういったハンドメイドに使えるおしゃれな材料も多くて助かります。
リースを作る際に使うゴールドに塗装してある葉っぱと、もう明らかにハーバリウムに使ってくださいと言うパッケージのナチュラルフラワー(ドライフラワー)。種類もいろいろあったので、いくつか持っておくと何かと使えると思います。
ハーバリウムは色味を揃えるとまとまった出来栄えになるので、今回は青系のものをチョイスし、青をメインに作ってみようと思います。
ハーバリウムは瓶選びから
瓶はガラスでもプラスチックでも、ちゃんと蓋ができればどんなものでも使えます。
セリアには種類豊富にかわいい瓶が取り揃えられているので迷ってしまうところだけれど、私は香水が入っていそうなおしゃれな瓶を選びました。(ちょっと哺乳瓶みたいでもあるけど。)細長いもの、小さいもの、電球型ボトル、形はお好きなものでOK。
ロングピンセット
特に細長い瓶を使う場合には、奥まで突っ込める長いピンセットが必要になります。私は既に持っていて必要ないので買わなかったけれど、セリアに25cmのものが販売されていました。安い、安過ぎる…ここで買えば良かったな……。
1. 構図を考える
材料が揃ったところで早速作ってみましょう。作り方は人によって千差万別で、これは私のやり方です。
まずは瓶の横に材料を配置してみて、全体の構図を考えます。置いてみると多く見えても、オイルの中に入れるとスカスカになることが多いので、材料は多めに考えておきます。
束になっている花は実際に使うサイズにちぎっておきます。
2. 下の段の材料を入れる
先ほどの構図を下の段、真ん中の段、上の段と3等分し、まずは下の段の材料をピンセットを使って瓶の中に入れていきます。オイルを入れると浮いてくるので、だいたいの位置に入れれば良いですよ。
3. 3分の1オイルを入れる
下の段の花の上からオイルを流し込みます。勢い良くオイルを入れると位置がぐちゃぐちゃになってしまうので、縁に沿わしてそっと入れましょう。
オイルを入れたらピンセットを使い、オイルの中で位置を修正します。
小さく特に浮きやすい材料は大きな材料の下に持ってくると、重し代わりになって浮きにくくなります。
4. 2段目、3段目を作る
1段目が出来たら1段目のオイルの上に花を乗せ、1段目と同じ要領で2段目を作っていきます。花の上からオイルを流し位置を修正。これを1番上の段まで繰り返します。
1度に全部の花を入れてオイルを流す方法もあるけれど、3段に分けた方がその都度修正でき作りやすいので、私は長い瓶の時はいつもこの方法で作っていますよ。
完成
作り方は以前ご紹介しているのでだいぶ割愛させていただきましたが、ハーバリウムはやってみると意外と簡単に作れることが分かります。花を入れてオイルを入れるだけですからね。
お店に売っているようなものは作れないかもしれないけれど、100円の材料でも十分素敵なものを作ることができます。私がまだまだ腕がないだけで、セリアの材料だけでも人にプレゼントできるような美しいものを作る方はたくさんいると思いますよ。
ドライフラワーにこだわらず、造花などを入れる方法もあります。
LEDライトで幻想的に
セリアのLEDライトスタンドを使えば、幻想的な雰囲気を作り出すこともできます。カフェみたいでおしゃれですね。
今回の失敗点は、ズバリ瓶選び。のっけからじゃないか!ズコーン!と思わず突っ込みたくなりますが、たかが瓶、されど瓶だと気づかされました。
おしゃれさにこだわり等間隔に縦線が入っているものを買ってしまった挙句、中が見えにくい。ハーバリウムを作る際は、透明の模様や線が入っていない中が見やすいものを使う方が絶対に良いと言うことを学びました。次回に生かしたい。
関連商品
- ハーバリウムオイル
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