100円ショップでも買える木製のカッティングボード(まな板)は、ナチュラルな見た目と応用が利く使いやすさから、DIYでリメイクするのが流行っています。私も皆さんの作品を参考に、収納や庭で使えるボックスを作ってみました。
セリアのカッティングボード
今回使用したのはセリアの桐カッティングボード。ダイソーやキャンドゥ、300円ショップなどでも購入可能ですが、微妙に形が違っています。リメイクする人が多いためか、サイズも豊富に取り揃えられていますよ。お好きな形のものを探してみてはいかが?
以前の作品「ハロウィンプレート」
以前ハロウィンの時期に、カッティングボードと黒板ペイントを使ってハロウィンプレートを手作りしたことがあります。サインプレートにしたり、物を掛けるのに使ったり、棚にしたり、アイディア次第で人によって千差万別な使い方(作り方)ができますよ。
1. 側面・底面の木材をカット
では、持ち手つきボックスの作り方をご紹介します。
側面のカッティングボード2枚以外に必要な木材を用意。底面の板1枚と、長い方の側面の板2枚です。私はコンパネや杉材の端材がたくさんあったのでそちらを使用しました。それらをジグソーでカット。サイズはご自由にどうぞ。
2. やすりがけ
電動サンダーがあればそちらで、なければサンドペーパーを使って表面を研磨します。私はコンパネなどを使っているため、特に表面がザラザラしておりトゲが刺さって危険なので、しっかりとやすりがけをしました。面倒な作業だけど、やるのとやらないのでは出来上がりの美しさも変わってきますよ。
3. 側面の組み立て
カットした木材とカッティングボードを直接ネジで打ちつけ、側面を組み立てます。この時、ネジを打つ前に下穴をあけておかないと木材が割れてしまう可能性があるので注意!コンパネなどの合板は丈夫なので下穴はいらないと言われていますが、木材の端などにネジを打つ場合はやはり下穴をあけてから作業した方が良いかと思います。
ネジ頭の隠し方
色々な作品を作っていくと、だんだんとネジが見えているのが気になってくることがあると思います。ナチュラルやアンティークな雰囲気にネジは合いませんもんね。
今回私が行ったのはこのような方法です。
2.そしてネジ穴の中に埋まるようにネジを打ちます。
3.その後、本当は穴にピッタリのダボを突っ込んで板に合わせてカットすると綺麗に出来上がるのだけど、今回はダボを用意していなかったので、変わりに木粉粘土を使いました。これをダボ代わりにパテのように塗り、穴を埋めます。
これでネジ頭を隠すことができました。
4. 底面の組み立て
先ほど組み立てた形に底板を付けます。底板は下からビスを打てば見えないので、ネジ頭を隠す方法ではなく普通にビスを打っています。ただし、下穴をあけてからです。
これでボックスの形が組み立てられました。
5. 持ち手取り付け
カッティングボードの上の部分には穴があいているので、その部分に丸棒を通して持ち手にします。丸棒はカッティングボードと同じくセリアで購入。これが穴より少し大きく入らなかったので、電動ドリルで穴を広げてから棒を入れ、ボンドで固定しました。
5. 塗装
全体をミルクペイントを使って塗装。色はナチュラルガーデンにもよく似合うスモーキーグリーン。ワックスなどを使って、木の素材を生かしたアンティークな色でも素敵だと思います。
6. 転写シールを貼る
いつもはステンシルなどで模様を入れることが多いのだけど、今回は転写シールを使って模様を入れました。セリアには多くの絵柄の転写シールが販売されているので、きっとお気に入りが見つかることでしょう。
室内用として使う場合はそのままでも良いと思いますが、室外で使う場合はニスや防腐剤などを塗ってコーティングすることもお忘れなく!特に転写シールはあくまでもシールなので、保護する必要がありますよ。
完成!
庭で使うとなると腐敗だけは注意だけれど、鉢隠しや木製鉢として1つ置いておくだけでも目立つかと思います。まさかカッティングボードでできているようには見えないのではないかしら?
直接花を植えたい場合は、麻のシートなどを敷いた上に土を入れると、木製でも長持ちしますよ。
収納ボックスや飾りに!
インテリア雑貨やガーデン雑貨を入れて飾ったり、道具箱として収納に使ったり、こういった何気ないボックスは何かと便利に使うことができますよ。買うほどじゃないけど1つあったらいいなと言う場合には、パパッとできるDIYなのでぜひ挑戦してみてはいかがですか?
- カッティングボード2枚
- 木材(端材)
- 木粉粘土
- 水性ペンキ 白
- ミルクペイント スモーキーグリーン
- 転写シール
- ニス
- ボンド