素敵な庭には憧れますが、ガーデニングは意外とお金がかかることがあります。こだわりたいけど私はお金がないので、できるだけお金をかけないようにガーデニングや庭作りを楽しんでいますよ。本稿では、お金をかけないガーデニングの方法や激安ガーデンアイテムなどをご紹介していきます。
1. 100均アイテムを活用
100均には、ガーデニングツールや工具、おしゃれな雑貨などが取り揃えられています。
そんなものを活用するのも、安く庭作りをするコツですね。おすすめの使える100均アイテムを少しご紹介します。
植木鉢
まずは植木鉢。100円とは思えないほどおしゃれなものが多くあり、ガーデニングには欠かせません。
ストーン風プランター
こちらは、本物の石のようなクールなストーン風プランター。多肉植物がよく似合いますね。
素焼き鉢
ダイソーの素焼き鉢は大きさも豊富で、リメイクにも使いやすいですよ。
ステンシルやデコパージュ、ステッカーなどを使い、庭に合うリメイク鉢を今までにたくさん作ってきました。
陶器鉢
陶器の鉢もあり、高級感があります。インテリアにも合いそうですね。
ブリキ鉢
シンプルなブリキ鉢もあります。アレンジして植物に合わせて使っています。
塗装するだけでも雰囲気ががらりと変わりますよ。
ハンギング
100均には掛けたり吊り下げたりするハンギング型のものもたくさんあります。
吊りカゴやマットもそれぞれ100円で販売されており、豪華なハンギングも楽しめます。
毎年、このハンギングで、大きなビオラボールも作っていますよ。
ガーデンツール
続いては、ガーデニングに欠かせないアイテムたち。
スコップ・ガーデンフォーク
100均にはスコップやガーデンフォーク、ミニ熊手なども種類豊富に販売されています。
ひと昔前はチープなイメージがありましたが、現在はこれで十分ガーデニングを楽しめますよ。
ダイソーの土入れなども使いやすく重宝しています。
実用的に使うのはもちろんですが、スコップなどはアレンジして、ガーデン雑貨としても活用しています。
デコパージュや錆塗装で飾れる雑貨に大変身！
園芸シート
続いて、使い勝手が良くイチオシの園芸シート。
この上で鉢に植えたり土をブレンドしたり、とにかく便利なんです。
床を汚さず植え替えたりできるので、ベランダガーデンでも活躍しています。
ジョウロ
その他にも、軍手やジョウロなど、ガーデニングに必要な基本アイテムは一通り揃っていると思います。
ジョウロはこんな感じにリメイクしたりも……。
フェンス
次は庭で使えるアイテム、まずはフェンス。100均でもおしゃれなフェンスがたくさんあります。
アンティークフェンス
キャンドゥのアンティークデザインのフェンスですが、プラスチック製だったので、デザインに合わせた塗装をして飾っています。
木製カントリーフェンス
雑貨にリメイクしてしまいましたが、こんな木製のカントリーなフェンスもありますよ。
ウッドフェンス
牧歌的なウッドフェンスもあります。いくつか繋げて使えそうですね。
そのままでもかわいいですが、現在はチェリーガーデンのロゴを入れて飾っています。
フラワーメッシュ
セリアのフラワーメッシュ、植物を這わせたりするのに使います。
以前は植木鉢に挿して植物を支えるのに使っていましたが、現在はクラシカルにリメイクして、ちょっとした仕切りとして使っていますよ。
ガーデンライト
100均のガーデンライトもかなり使えるアイテムです。
ソーラーで光るものが多く電気代もかかりませんし、100円と言う安さで買うことができます。
地面に挿したり掛けたりするものがほとんどで、簡単に設置できるのも魅力。
ナイトガーデンには欠かせない存在です。
ハロウィンやクリスマスにはそのシーズン用のライトも販売されるので、季節の飾り付けも楽しめることでしょう。
2. 用土は再生して使う
続いては、植え付けに使う土についてです。
我が家では鉢植えでもたくさん植物を育てていますが、毎回土を買っていたら高くなってしまうため、再生して使うことも多いですよ。
古い土はふるいにかけて、細かい根や虫、不純物を取り除き、赤玉や腐葉土、石灰などを入れて土をリサイクルしています。
古い土の再生材なんて言う便利グッズもあるので、最近はそんなものも利用しています。100均にもありますよ。
再生土は一週間ほど天日干しで消毒をして、また使っています。
以前、ツツジを塗いて改造した花壇も、土が古くてカチカチだったので、リサイクル材や石灰を使い、蘇らせたさせたことがあります。
再生すれば、コストが抑えられますし、フカフカの良い土になり植物がよく育ちますよ。
また、我が家では80本ほどのバラを育てているのですが、それだけの培養土を買うと高額になってしまうので、バラの土は全てブレンドして自分で作って使うようにしています。
めんどくさそうと思うかもしれませんが、土づくりは結構楽しいものです。
赤玉、鹿沼土、堆肥、腐葉土などを使い、バラの状態に合わせて配合を変えています。
植物を育てると意外とお金がかかることもあるので、こんなところを節約するようにしていますよ。
3. 植物は種や挿し木で育てる
全てではありませんが、種から植物を育てたりもしています。
時間はかかるけれど、結構簡単に育つものも多いですし、何よりほとんどお金をかけずに楽しめます。種から育てると一層愛着も湧きますしね。
春頃には成長したビオラでハンギングを作ったり、満開になった花々を庭のあちこちに植えています。
たくさんあるバラたちも、挿し木や接ぎ木で育てたりもしています。
失敗してしまうものも多いですが、大きく成長してくれたものもたくさんありますよ。
また、バラが趣味なのでたくさんあるのですが、私は裕福ではないので、なかなか手が出ません……。
でも欲しい…と言うわがままから、私は新苗を多く購入しています。
地元のバラまつりや道の駅などで、500～600円ほどと安く購入していますよ。
ベランダで育てているバラは全てが新苗ですが、今では立派に育ってくれています。
500円で買ったつるアイスバーグもぐんぐん成長し、現在は我が家のシンボル的存在です。
安く新苗で購入しても、しっかりお手入れすれば、ちゃんと大きく育ってくれます。
バラ苗を安く購入したい方は、新苗から育ててみてはいかがでしょう。
4. 宿根草を植える
一年草だけではなく、庭に宿根草を植えることもお金をかけずにガーデニングを楽しむ秘訣です。
宿根草は植えっぱなしでも翌年も咲くので、手間もかかりませんし、一度植えれば何年も楽しめるので、毎年買う必要もありません。
我が家にある宿根草の中から、おすすめのものを少しご紹介しますね。
クリスマスローズ
人気が高い冬に咲く花。
少々値段は高いですが、一重から八重のものまであり、花が少なくなる冬の庭を彩ります。
クレマチス
つる性植物の女王とも言われ、初夏から咲き始め、バラとの相性も抜群。
小輪のピクシーやペトリエイもかわいらしいですよ。
ラナンキュラス
春を彩る大輪の豪華な花で、庭の主役になる宿根草です。
値段は張りますがラックスシリーズも人気で、艶々の花びらに見とれてしまいます。
アジュガ
春に小さな花を無数に咲かせるアジュガ。
丈夫で増やしやすくグランドカバーにもなり、手をかけることなく育てられます。
ヒューケラ
赤、緑、オレンジ、黄色など、色彩豊かなカラーリーフとして楽しめるヒューケラ。
手間いらずでどんどん大きくなりますし、おしゃれな庭作りには欠かせませんね。
ジギタリス
洋風なナチュラルガーデンにピッタリの植物で、ベルのような花を春頃に花を咲かせます。
バラと合わせたい植物としても人気がありますね。
チョコレートコスモス
シックな花色とほんのりチョコレートの香りで人気の宿根草。
おしゃれな花色は、どんな植物や庭とも合わせやすいです。
シュウメイギク
ピンクや白の色鮮やかな、秋を代表する宿根草。
半日陰になるような場所でも育ち、手間をかけずに毎年咲いてくれますよ。
5. 安いお店を見つける
私は園芸店を巡るのが趣味なのですが、お店によって値段も様々。
どこのお店が安いのか把握して、できるだけ安いお店で購入するようにしています。
珍しい植物はあまりないですけど、普通のパンジーやビオラなら、ホームセンターやJAなどでも買うことが多いですね。
また、家の近くにとても安い園芸店があり、よくそちらで買い物するのですが、庭木がとにかく安く、我が家の木々は全てそちらで購入しています。
赤毛のアンに憧れて買った大好きなライラックは1,000円ぐらい。
甘い香りとかわいい花が、毎年春を運んできてくれますよ。
赤い実がかわいいジューンベリーは2,000円ぐらい。実だけではなく、真っ白な花もきれいです。
実がつくと収穫して、ジャムやお菓子を作って食べていますよ。
その他にも、スモークツリーやオリーブ、ユーカリなども激安で購入しています。
余談ですが、我が家のシンボルツリーのハナミズキは近所の方に頂いたのでタダ。安いものばかりで庭作りをしています。
まとめ
お金をかけたマダム的庭作りもしてみたいけど、私には無理そうなので、これからも激安、そしてひたすら手作りで庭を作っていこうと思います。
少々安っぽくても、楽しくガーデニングできればと思います。