春の訪れを告げるミモザ。フワフワの鮮やかな黄色い花が可愛く、リースやスワッグはインテリアとして人気があります。毎年ミモザを使った雑貨を手作りしていますが、今年は天井から吊るして飾れるフライングリースを作ってみました。
1年前に作ったリース
ミモザのドライフラワーを作るのはとても簡単で、切った枝を水に付けずにそのまま置いておくだけでドライフラワーになります。ドライフラワーになれば生花と違い、腐ることなく長い時間楽しむことができますよ。
しかし、だからと言って永久に美しいままではなく、時間と共に色褪せたり形が崩れたりします。
写真のリースはちょうど一年前に作ったもの。全体的に鮮やかさがなくなり茶色っぽく変色し、触るとポロポロと落ちてしまいます。
日光の当たらない場所に飾っていましたが、一年持てば良い方なのではないでしょうか。
ドライフラワーを使って雑貨を作る場合は、そんなことを踏まえた上で作ってみて下さいね。
ミモザをもらってきました
伯母の家にミモザの木があるため、毎年開花すると枝を分けてもらいに行きます。「好きなだけ持っていっていいよ」と言うお言葉に甘え、今年も大量に頂いてきました。
3月頃になると園芸店などでも枝が販売されるので、そういったものを使っても良いですね。
ただし、完全にドライフラワーになると水分が抜けて枝がポキポキ折れやすくなるので、リースなどを作る場合は生花の状態に近いもので作った方が作りやすいですよ。
1. リース土台と麻ひもを用意
今回は普通のリースではなくフライングリースなので、100円ショップなどで購入出来るリース土台と、吊るすための麻ひもを用意しました。針金などでも可能。
2. 麻ひもを取り付ける
全く同じ長さに麻ひもを3本切り、土台に結んで3ヶ所に取り付けます。
リース土台を浮かせた時に傾かないよう、均等な位置に結びましょう。長さはお好みで、3本の先端は一つに結んでおきます。
3. 花と葉で束を作る
ミモザの花の部分だけを取り付けてボリューム感のあるリースにしたいので、花の部分だけをカットし、2~3個と葉っぱを混ぜて一つの束にします。先にこれをいくつか用意しておくと作りやすいですよ。
4. ワイヤーで取り付け
麻ひもを取り付けた方が吊るす方になるので、くるっと逆向けて作業開始!
束ごと土台の隙間に挿して、これだけでは弱いので細いワイヤーでくるくると巻きます。ハンドメイドで使うような細いワイヤーを使いました。
5. みっちり取り付ける
隙間があかないように、隣へ隣へと同じ向きで取り付けていきます。
ワイヤーは丸見えになるとみっともないので、隣のミモザで隠れるよう取り付けていくと良いかと。
リースはみっちりと花があった方がボリュームがあって可愛いので、土台から飛び出すくらいのたくさんの花を付けていきましたよ。
6. 一周覆うように
修正は後からできるので、とにかく一周覆うようにミモザを取り付けます。リースの大きさにもよりますが、意外と時間がかかる地道な作業でした。
7. 隙間を埋める
下から見上げるリースになるので上側は必要ありませんけど、側面や内面は見えてしまうので、隙間があればできるだけ埋めた方が見た目にも良くなると思います。
また、バランスが悪いところ、ワイヤーが見えているところなどがあれば、土台に直接挿したりして埋めていきます。
ところどころ葉っぱの緑が入ると色合いのバランスが良くなるので、全体を見ながら緑が足りない部分も付け足していきました。
完成
できあがり!フライングリースと言っても作り方はほぼ普通のリースと変わりませんね。
他の花とミックスしたり、リースの一部にだけに花を取り付けたり、リボンなどでアレンジしたり、あとは自分好みで好きなように作ると良いでしょう!
花のシャンデリアで気分ウキウキ!
早速作ったリースを天井から吊るしてみました。部屋の中にミモザがあると、パッと明るい雰囲気になります。家にいながら春を感じることができますよ。
特に、フライングリースは何もない空間を立体的に飾ることができるアイテムでお勧め。花のシャンデリアなんて言われたり。時折ユラユラと揺れる姿もまた可愛いのです!
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