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夫がコロナ(オミクロン株)に罹患しました。40代男性コロナ体験記

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コロナ体験記
11月中旬、40代の夫がコロナに罹患しました。ちょうど世間では、「第8波」に突入か、などと言われ始め、減少していた感染者が再び増え始めた頃でした。夫も私も最大限に気を付けており、友人との集まりや食事などに行かないようにしていたので、まさかの出来事でした。感染経路は今でも不明です。

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感染経路について

感染経路不明
オミクロン株は潜伏期間が2~3日だと言われており、発症した日から逆算すると、夫の休みである土日のどちらかに感染したことになります。

その2日間、私と夫はほぼ一緒にいて、旅行に行くわけでもなく、バーベキューに参加するわけでもなく、いつも通りの休日を過ごしていました。

家でガーデニングをしたり、夫の趣味である熱帯魚の水槽を掃除したり、あとはスーパーへ買い物に行ったり、少し遠くの園芸店まで足を伸ばしたり、そんなごく普通の2日間でした。

マスクを外した場所と言えば、夜ご飯を食べた飲食店ですが、その時間ほとんどお客さんがおらず、私たちの周りには誰もいなかったので、飛沫で感染したとは考えにくいんですよね。(食器などにウィルスが付着していれば別ですが……。)

あと夫が行ったところと言えば歯医者さん。マスクなしで大きく口を開くので感染しやすそうなイメージですが、歯医者さんは感染リスクが高いため、さすがにしっかりアルコール除菌などの感染対策を行っていることでしょう。可能性は0ではありませんが。

夫が罹患してから2日間の行動を思い返してみましたが、誰かと15分以上会話したりと言う、所謂濃厚接触もなかったので、感染経路はやっぱり不明です。

私たち夫婦は、二人とも友達が少なくほとんど人と会うこともないから大丈夫だと過信していたのですが、今回の経験で、飛沫でなくても感染すると言うことが分かりました。

コロナ渦である現在、いつでもどこでも誰でも感染するリスクがあると言うことですね。

夫のコロナ体験談

コロナ体験記
幸いにも私はコロナに感染しなかったので、夫の経過観察やお世話をすることができました。と言っても隔離しているのでドア越しですが。

夫が回復した際に、この体験談を誰かの役に立てればと思い細かくメモに残しておいたので、私から見た夫の一週間の体調と、回復した夫の話をもとに、夫のコロナの体験をリポートしたいと思います。

ちなみに夫はワクチン2回接種で基礎疾患なしです。

【1日目】

休日が終わり、この日は体調の変化もなく、夫は普通に仕事へ行きました。朝の体温は36.2度。

仕事中も発熱したり、だるかったりと言うことはなかったそうです。

夜の9時頃に帰ってきたのですが、夜ご飯を一緒に食べた後に、「なんか今日喉痛いんだよね。」と言い出します。一日中、喉になんとなく違和感があったと言っていました。

思えばこの一言が全ての始まりだったわけですが、この時はまだ、私も夫もコロナだなんて夢にも思っていなかったので、「風邪薬飲んでおいたら?」と軽い気持ちでのどに効く風邪薬を渡しました。

この時、「ねえ、コロナなんじゃない?」「えー、ないない!」なんて言う冗談を交わしたのを覚えています。

念のため検温したら、36.5度と平熱でした。

【2日目】

コロナ検査
この日の朝の体温も、36.3度と変わらず平熱。体調も悪くなかったので、仕事へ出掛けて行きました。

特に辛そうな感じもしなかったので、昨晩のことも忘れて私は普通に一日を過ごしていたのですが、「まだ喉が痛いから、仕事が終わったら病院行ってから帰るね。」と言うメッセージで少し心配になります。

後から本人に聞いた話によると、昼頃からだんだんと頭が痛くなり、喉の痛みも強くなってきたそうです。

ですが、病院に着いてすぐに検温すると、36.2度で発熱していなかったため、特に抗原検査をすることもなく、風邪だと判断され喉の薬をもらって帰されてしまいました。

本人も医師にそう言われたのでまだコロナだとは思っていなかったわけですけど、車で帰る道中にだんだんとだるさが増してきて、これはなんかおかしいと、ここで初めて感じ始めたそうです。

案の定、家で検温すると38度。車で帰ってくる40分ほどの間に急に発熱していました。

他の知り合いがコロナに罹患した時も同じで、この一瞬の間に急に体温が上がると言うのも、コロナの特徴なのでしょうか。

その後、もう近くの病院はどこもやっていなかったので、すぐに発熱外来へ向かうように言い、そこで抗原検査をして、コロナ陽性が確定しました。

ちなみに発熱外来には、夜9時ごろだったにも関わらず、小さなお子さんからお年寄りの方まで、20人程度が来ていたそうです。

私は「誰とも接触していないし陰性のはず」と、祈りに近い思いを持ちながらも、「ああ、やっぱりか……」と言うのが本音でしたね。

そして、「すぐに私も陽性になるだろう……」と、どこか諦めモードに入りました。頑張るしかない、と。

帰宅してからは顔も合わせず隔離スタート。夫が帰る前に布団だけ別室に移動させ、2階の夫の部屋を隔離部屋にしました。

その後、とにかく頭痛が激しくなり、用意してあったご飯が食べられないと言うことで、おかゆを作り、少しだけ食べたそうです。

【3日目】

夫がコロナに罹患したことへのショックと不安であまり眠れなかった朝、夫は昨夜よりも少し良くなっていて、「大丈夫だよ」なんて笑いながら言っていました。

隔離部屋にあまり近付きたくはないですけど、ご飯をドアの前まで運んだりしなければならなかったので、その度に生存確認も兼ねて声をかけて体調をチェックします。

朝は37.2度まで下がっており、発熱外来でもらった解熱剤が効いてだいぶ楽になったと言っていました。

今日は食欲があるとのことで、お昼はおにぎりを2個作って完食。

解熱剤は2時間ほどで効き始めて5時間ほど効果があるのですが、切れてくるとまた発熱してきて、37度~38度近くまでを上がったり下がったりしていました。

夜になり熱も下がっていて、買ってあったおでんがあったので作ったところ、ご飯とおでんを完食。「おでんのつゆまで飲んだよ~」なんて笑っており、私も少し安心しました。

――と思っていた矢先、この日の夜から症状が悪化。

息苦しいなどの肺炎の症状はないのが幸いだったものの、夜中に39度近くまで熱が上がり、喉の痛みが増して眠れなくなったそうです。

寝たいのに眠れない……。そんな状況だと、治るものもなかなか治らなくなってしまいますよね。

【4日目】

夜中に発熱していることを私は知らなかったので、朝声を掛けると昨日までの元気が全くなくなっているのに気付き、心配で心配でたまらなくなりました。

一旦は36.9度まで下がったけれど、大丈夫かと聞いてもほとんどしゃべれないほど辛かったようで、昼過ぎからは再び38.5度まで発熱。

解熱剤を飲んでもあまり効かなくなってしまい、この日は37.8度ぐらいまでしか下がりませんでした。

いつもは私に気を遣わせないよう多少しんどくても「大丈夫」と言う夫が、「えらい?(方言でしんどい)」と聞くと「うん」と答えていたので、よほど辛かったんだと思います。

あとで聞いたところ、風邪ともインフルエンザとも全然違う、もっともっと辛い、どこが軽症なんだ、と言っていましたが、発熱、頭痛、咳などだけであれば、どれだけ辛くても医学的には軽症になるそうですよ。

この日は熱に加え頭痛もひどく、吐き気もあるとのことで、食欲は全くなし。でも何か食べなきゃとパンと飲み物とフルーツの缶詰を渡しますが、ほぼ何も食べられなかったそうです。

夜になってくると喉の痛みが更に増して痰が絡むようになり、喉に痰が詰まって苦しいと言っていました。

一度ヒューヒュー言い出したので驚いて何度もドアを叩いて声をかけると、痰でむせただけだと言っていたけれど、この時は本当に救急車を呼んだ方がいいのではないかと思いました。死んじゃうんじゃないかとかなり焦りました。

この痰の絡みも相当辛かったらしく、寝ようとすると痰が絡んで苦しくなって、ほとんど眠れなかったそうです。

そしてこの日に私は抗原検査を受けに行き陰性で、自分でも驚きました。症状も何もありません。

【5日目】

薬
朝一番に声をかけに行くと、昨晩痰が絡んで眠れなかったので、喉の薬が欲しいと言い出します。

家から歩いて5分ほどの掛かり付けの病院に電話で尋ねたところ、先生と本人が話せば、近くなので処方して届けてくれるとのこと。

なので声も出しにくく辛そうでしたが、なんとか自分で電話してもらい、その日の昼頃に薬剤師さんが届けてくれました。

この薬がかなり効いたようで、薬を飲んでからはだいぶ症状が改善し、眠れるようになったと言っていました。痰が絡むことも減ったようです。

とは言え、私から見たら声はガラガラで、まるで違う人の声みたいになっていましたけど……。

この日も解熱剤が効くと少し体温が下がることがあるものの、基本的には37度後半。

38度まではいかなくなりましたが、まだ食欲もなく頭痛も続き、ほとんど喋れない状態でした。

少しだけフルーツを食べたと言っていたけれど、本当に辛かったようで、明日も変わらなければ入院を受け入れてくれるところをなんとか探そうと思っていました。

食べられず栄養が全然取れていなかったので、それがとても心配で、点滴でもした方が良いのでは?と思っていましたね。

【6日目】

朝の7時頃にゴソゴソ音がしていたので声をかけにいくと、昨晩が嘘かのように急に回復し始めていました。

あの日急に発熱したように治るのも急なのか!?と思いつつ、「食欲は?」と訪ねると「おなか空いた」と言い始めました。

久しぶりに聞いた食欲があると言うセリフと少し元気な声。この2~3日ほとんど私がしゃべりかけても「うん」しか言えなかったので、少し元気になった声と会話ができることに歓喜しました。

この時点で、ガラガラになっていた声も元に戻りつつありましたね。

熱は37.2度とまだ少し高めだけど、解熱剤を飲んでからは36.3度まで下がりました。

ここまで下がったのは6日目にして初めてだったので、「ああ、長かった戦いがもうすぐ終わる!」と天にも昇るような気持ちでした。

夫の検温で一喜一憂した一週間だったなあ……。

昼はおにぎりとコーンスープを作って完食したけれど、夜はそこまで食べられないとのこと。

まだ食欲ないの?と心配しましたが、動いてないからあまりおなかが減らないと言っていました。

【7日目】

コロナ回復
夫が元気になるにつれ、私の気持ちから不安が取り除かれていき、私も少し眠れるようになっていました。

ドア越しにしゃべってはいるものの姿が見えないので、意識を失ったり呼吸困難になってしまったらどうしよう……、とずっと不安でしたからね。すぐに気付くことができないので。

感染7日目になると、症状はかなり和らいできました。

通常時の夫の声に戻っており、座ったり歩いたり、普通の生活に戻れるようになってきました。食事も私と同じメニューで、普通にできるようになりましたね。

発熱することもなくなり、この日から37度以上には上がっていません。

ただ、ひどかった喉は完全には良くならず、咳はずっとしています。また、倦怠感のようなものがあると言っていました。

テレビやスマホを見ようとソファーに座ってみると、すぐにだるくなって横になってしまうそうです。

これが噂に聞く後遺症なのか、ずっと寝ていたから体力が落ちただけなのか……。

【8日目】

体温も正常に戻り、解熱剤を飲むことはなくなりましたが、喉はずっと痛くて咳をしています。体調が治っても、当分は喉の薬は飲むと言っていました。

食欲も戻り、ようやく元気になりましたが、倦怠感はまだ少しあるそうです。

が、私の中では「やっとここまで来たんだ!」と言う気持ちでいっぱいです。

どこで感染したかは分からないけど、私がもっと気を付けてあげれば良かったと言う後悔と、夫に何かあったらどうしようと言う不安で、ご飯も食べられず睡眠もできずの一週間でした。気付けば体重も1.5kg落ちちゃいましたね。

でも、私もダウンしたら看病できないと踏ん張り、なんとか乗り越えた一週間でした。

【9日目】

無事、会社へ復帰することができました。

2022年11月現在は、発症日から7日間経過し、かつ、症状軽快後24時間経過すると療養解除となるそうです。

【~16日目】

回復して以降、最初は倦怠感があると言っていましたが、2週間ほど経った現在それはなくなりました。

焼けるように痛かった喉の痛みも取れたそうですけど、咳だけは今でも続いています。薬は継続して飲み続けているのに、今のところ全然治る気配なしですね。

掛かり付けの医師によれば、回復しても咳は残り、長く続く傾向があるとのことでした。

体験記まとめ

コロナまとめ
オミクロン株は、以前よりも無症状者や軽症者が多いと聞き、風邪と一緒のようなものだろう、と甘く考えていたのですが、高熱が何日続いても何も食べられない日が続いても軽症になるので、軽症と言っても人それぞれだと感じました。

夫は死ぬかと思ったと言っていましたし、高齢者じゃなくても相当苦しんだ人も多いのではないでしょうか。

私は本人ではないため、話を聞いた範囲でしか記事を書けないため、本人が書いたらきっともっと壮絶な体験記になっていたでしょうね。

 

コロナになると本人はもちろん、家族も大変な思いをします。次は自分が感染するんじゃないかと言う不安が常にあります。

ですが、夫と一緒に住んでいる私と母は、なんとか発症せずに終わることができました。

次回は、家庭内隔離で家族に感染させないようにやったことについてまとめたいと思います。

100%感染しない!は無理だけど、思いつく限り、できる限りのことをやっていたので、ぜひそちらもご覧ください。

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