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ビオラを使ったこんもりハンギングバスケットの作り方 【Part 1】

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ビオラハンギング作り方
限られたスペースでも花を飾ることができるハンギングバスケット。花壇やプランターと違い、空中を華やかに演出してくれます。冬を代表する花ビオラを使って、こんもりかわいいハンギングバスケットを作ってみました。

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理想のこんもりまん丸なハンギングバスケット

理想のハンギングバスケット
以前バスケットを吊るすためのハンギングツリーを購入して以来、ハンギングバスケットの虜になっています。3つぐらい掛けてあると通りの道路からも目立ち、公園のような居心地の良い空間を作ることができます。

しかしいつもは買ってきた花を並べて植えているだけなので、バスケットの上の部分にしか花が咲きません。…違う、私が飾りたいのはそれじゃない! そうなんです。理想は写真のような、こんもりと下の方まで花がある、まん丸なハンギングバスケットなんです!(※国営木曽三川公園センターにて撮影)

花は植えるだけじゃない!ハンギングバスケットで庭を華やかに
ヨーロッパの町並みで多く見かけるハンギングバスケット。日本ではあまり馴染みがないものかもしれませんが、壁にかけたり吊るしたり、空中の空間を花で飾ることで、家や壁や庭を華やかに演出できる優れものです。

必要な材料

ハンギング材料
そういったハンギングバスケットを実際に見てみたり、本で作り方を調べたりしながら私も作ってみることにしました。
必要な材料は、吊り下げ型ハンギングバスケットパームマットパンジービオラの培養土水ごけIB肥料土入れ。バスケットとパームマットはダイソーで販売されており、ホームセンターより安く買えるので重宝しています。

必要な花

ハンギング花
下の方までこんもりにしようと思うと、多くの花が必要になってきます。今回はビオラ19株、アイビー4株、アリッサム6株、シロタエギク2株の31株使いました。(写真の量では足りなかったので、後で追加しています。)ビオラだけびっしりでもかわいいですし、少し他の花や緑を入れてもおしゃれになりますよ。

1. パームマットをセットして土を入れる

土を入れる
まずはバスケットの中にパームマットをセットします。そして中に培養土を入れます。上だけに花を入れる場合は半分ぐらいまで土を入れてしまいますが、今回は下の方からも花を入れるので土は少なめに。一番下に来る花よりも下の位置まで土を入れます。培養土に肥料を混ぜる場合は、この時一緒に入れておきましょう。

2. パームマットをカット

パームマット切る
花を入れたい場所のパームマットを切ります。私は1ヶ所ずつ切って花を入れていきましたが、位置が決まっていれば土を入れる前に全部切っておいても良いですよ。(ただし、バスケットのワイヤーに当たらない位置を切ってください。)
パームマットは意外と固くハサミでは切りにくかったので、カッターを使った方が良いかもしれません。切れ目の大きさは買ってきた花のポットがそのまま入るぐらい。十字に切れ目を入れると入りやすいですよ。

3. 外から花を入れる

花を入れる
パームマットを切った場所に外から花を入れ込みます。黒いビニールポットのままスポッと入れても良いですし、それほど穴が大きくない場合は、根を崩さないように土を落とし、少し整えた状態で気をつけて穴から入れます。根を切ってしまうと枯れてしまうので、慎重に行ってください。ビニールポットのまま入れたら、必ず中で外してくださいね。(土を先に入れると花を入れる作業がやりにくい場合は、後から土を入れてもOK。)

4. 等間隔にビオラを入れる

1段目に花を詰める
STEP3の要領で、一番下となる段を作ってきます。均等に等間隔でビオラの苗を入れていきました。花の色は私は同じものを使ったけれど、統一してもカラフルにしても良いと思います。花は下を向いてしまいますが成長と共に綺麗に咲くので、特に気にしなくて良いですよ。

5. 間にも花を入れる

間にも詰める
間隔をあけて5つビオラを入れたけれどこれでは隙間が多いので、間に花を足していきます。同じようにパームマットに穴をあけて、色違いのビオラやアリッサムを追加しました。ビオラとアリッサムは冬の定番で、相性もピッタリの花ですね。

6. 2段目を作る

2段目ビオラ
一番下の段が終わったら2段目に突入。まずは2段目に花を入れる少し下まで土を追加します。1段目と要領は同じで、まずは等間隔にビオラを入れ、出来たら間あいだに違う色のビオラや違う花を追加していきます。
全部同じ色のビオラやパンジーで作りたいと言う方は等間隔で穴をあけることを気にせず、最初からびっしりと入れていけば良いのでもっと簡単かも。

ちなみに、地面で作業すると1段目に作った花が潰れて傷めてしまいます。潰さないようにバスケットの真ん中部分だけ置ける小さな台を使うか、このようにぶら下げて作業することをお勧めします。ユラユラ揺れると思いきや、ぶら下げて作業するのは意外とやりやすかったです。

7. 3段目を作る

3段目アイビとアリッサム
そして同じく少し土を足したら一番上の段へ。ここには、種が落ちて自生していたアリッサムや、花壇で育っていたアイビーを入れました。実は花が足りなくなったので、急遽使えそうな花を庭から探してきたのです。思ったより花が必要なので、今度作る時は多めに買っておこうと思います。

8. 上の段へ

上の段花詰め
バスケットの横の部分が全て花で埋まったら、ようやく本来の花を植える上の部分に花を植えます。ここにはシロタエギク(ダスティーミラー)とビオラを入れました。いつもは4株ほど植えるけれど今回はよりこんもりさせたかったので、この部分に6株ビオラを植えています。

9. 土を入れる

土を入れる
全ての花を並べたら、培養土を入れてしっかりと植え込みます。今回はパンジー・ビオラ専門の培養土を使いました。

10. IB肥料をまく

アイビー肥料
私が愛用している肥料はIB肥料。IBとはイソブルチルアルデヒド縮合尿素(IBDU)と言う意味だそうで、栄養分がゆっくりと水に溶け出して無駄なくじっくりと効く肥料です。土の上にまくだけなのでとても使い勝手がよく、常時使用しています。効き目は1ヶ月ほど持ちますよ。

11. 水ごけを乗せる

水ごけを入れる
肥料を入れたらその上に、土を覆うようにたっぷりと水分を吸わせた水ごけを乗せます。パームマットの変わりに水ごけを使ってハンギングを作る方法もあるほど保水力や通気性に優れているので、乾燥しやすいハンギングバスケットにはピッタリです。乾燥防止の役割がありますよ。

12. 完成!

ハンギング完成
以上がビオラを使ったハンギングバスケットの作り方になります。買ってきたばかりの苗を使っているので、この時点ではまだパームマットが見えて貧弱でみすぼらしい感じがします。しかし花の苗が育ってこればバスケットを覆うようにこんもりしてくるでしょう。
普通に植えるよりもお金はかかってしまいますが、インパクトがあり育っていくのが楽しみなハンギングバスケットです。

2ヵ月後

ビオラこんもりハンギング
作ってから2ヶ月も経つとだいぶ花が成長し、見事に真ん丸でかわいく咲き誇りました。数ヶ月はこの空中を彩るフラワーバスケットを楽しめそうです。季節ごとに違った花を使ってたくさん作りたいものですね。インパクトがあり、華やかに演出してくれる美しいハンギングバスケット、おすすめですよ。

ビオラを使ったこんもりハンギングバスケットの作り方 【Part 2】
ヨーロッパの町並みを飾っているような、可憐で豪華なハンギングバスケット。宙を鮮やかに彩るバスケットは見る人を楽しませます。ビオラを使った簡単にできるハンギングバスケットの作り方をご紹介します。

追記:4ヶ月後のビオラハンギング

春になったハンギングバスケット
春も間近に迫った3月の下旬。ビオラのハンギングバスケットを作ってから4ヶ月以上が経ちました。花数が増え更にモコモコで真ん丸に成長しましたよ。シロタエギクやアイビーなしでビオラだけでも良かったかもしれません。

想像以上に成長してくれたので、毎日見るのが楽しみです。来年もまた絶対作りたいと思います。ビオラの時期が終わってしまうのが寂しいなあ。

関連商品

使用した材料
  • パンジー・ビオラの培養土
  • IB肥料
  • ハンギングバスケット吊り下げタイプ
  • パームマット
  • 水ごけ
  • 土入れ
  • シロタエギク(ダスティーミラー)2株
  • アリッサム6株
  • アイビー4株
  • ビオラ19株
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