庭作りに欠かせないプランター。テラコッタなどを使う方が多いと思いますが、たまにはいつもとは一味違うプランターで庭づくりを楽しんでみてはいかがでしょう。セリアのミニフェンスを使ったプランターの作り方です。
1. 木材をカット
プランター部分となる木材を用意します。底板用、長辺側板用、短辺側板用、つなぎ用の木材が必要となります。
横幅はフェンスに合わせ30cm、奥行きは1×4材2枚分で17.8cmに設定しました。
木材は今までの木工DIYで余っていたものがたくさんあったので、全て端材を使用して作ることに。
端材は意外と使い道がなく置き場にも困るので、こういった小物を作る時には使うチャンスになりますね。
ですので少し厚みが違うものもあるけれどご愛嬌と言うことで。
長辺の側板は底板と同じSPF材で、1本を横に3分割して使っています。側面は杉板、つなぎ用は赤松の角材の余っていたものです。
2. やすりがけ
色々な木材を使っており、特に杉材はサンダー仕上げされていないものだったので、全ての木材を1度やすりがけしました
。カットした部分もバリが出ていてケガをしてしまうこともあるので、まずは全体のやすりがけから。
電動サンダーがない場合は、余っている木材にサンドペーパーを巻きつけてこすると、何も使わずこするよりも手が熱くならないため磨きやすいですよ。
3. 下穴をあける
ネジを打つ部分全てに電動ドリルで下穴をあけておきます。
細い木材、柔らかい木材、木材の端にネジを打つ場合などは、そのまま打つと割れてしまうことが多いため、下穴をあけておいた方が後々作業がやりやすくなります。
4. ボンドで仮止め
まずは長辺の側板から作るので、つなぎ用の角材の上に側板用の木材を3本ずつ並べてボンドで仮止めしておきます。
私は仮止めせず最初からネジで打つことも多いのですが、こうしておいた方が固定されていて作りやすいため今回は仮止めして作りました。
5. ネジ打ち
ボンドでくっついたところでネジを打って完全に固定します。
6. 底板を取り付ける
すのこのような側板が2枚できたら、それぞれに1枚ずつ底板となるSPF材を下から取り付けます。お、これはこれでかわいい雑貨になりそう。
7. 短辺の側板を取り付ける
側板と底板を合体させた2組のパーツをお互い内向きにピッタリとくっつけ、今度は短辺の方の側板を上から取り付けます。
こちらも先に下穴をあけないと割れる可能性があるのでご注意を。
8. 箱型が完成
これでベジタブルボックスのような形の木箱が出来上がりました。これだけでもインテリアやガーデン雑貨として使えそうですね。
9. フェンスの取り付け
このボックスにセリアで購入した30cmのミニフェンスを取り付けます。
こちらは下が土に刺さるように尖っていたのでそこをカットし、後ろからネジでボックスに取り付けただけ。
10. 塗装
全体を水性ペンキの白を使って塗装しました。外で使うものなので2度塗りしてあります。
木材は雨や水やりなどで腐敗していってしまうため、塗装することで長持ちさせることができます。
まあしかし、外で使う限り寿命はあるものと思って作っています。
11. 防腐剤を塗る
念のためペンキが乾いてから透明の防腐剤も塗っておきました。本当は無塗装の状態で塗った方が良いかもしれませんね。
12. ミニ雑貨を飾る
100円ショップで買った小さなガーデン雑貨たちをフェンスにひっかけました。ミニフェンスとミニ雑貨でミニチェリーガーデン!
13. 完成!
麻布などを敷いて花を入れればプランターとしても使えますけど、現在は庭に鉢植えがたくさんあったので、プランターではなく鉢カバーとして使用しています。
いつもとは違う雰囲気で花を飾ることができるので気に入っています。
自分らしく楽しい庭を!
端材を使ったのでほとんどお金をかけずに作ることができました。端材も処理できたので一石二鳥です。
木工DIYはあまり考えることなくサクサク進められるのも楽しい!DIY初心者の方にもお勧めのDIYですよ。
庭の主役は花や木などの植物でプランターや雑貨は脇役なのだけど、そういったところにも少し個性を取り入れると、他とは違う自分らしい庭を作ることができると思います。
関連商品
- 底板用SPF材2枚
- 側板長辺用SPF材2枚(カットして6枚)
- 側板短辺用杉板2枚
- つなぎ用木材4本
- 水性ペンキ
- 防腐剤
- 木製フェンス