リースやスワッグとは一味違い、真ん丸でコロンとした形が可愛いフラワーボールをご存知ですか?可愛い花が詰まったボールは、パーティーや結婚式の装飾にもおすすめ!これからの季節にピッタリのアジサイを使って作ってみました。
あじさいの花をアレンジ!
ピンク、紫、青……とカラフルで梅雨を代表する花アジサイ。見ているだけでジトジトした嫌な気分を忘れさせてくれるほど美しいですよね。
そんなアジサイの花はアレンジするにも向いている花なのですよ。ドライフラワーにしやすいため、スワッグやハーバリウムなどにもよく使われます。束ねて飾っておくだけでも部屋がおしゃれな雰囲気に!
自分で簡単にドライフラワーを作ることもできますし、園芸点や手芸ショップなどでもプリザーブドフラワーなどたくさん販売されているので、色々とアジサイのアレンジを楽しんでみてはいかが?
プリザーブドフラワーを用意
あじさいボールを作る際に使用するのはプリザーブドフラワーです。ドライフラワーだとポロポロと花が取れやすいため作りにくいので、インターネットで何種類かプリザーブドフラワーを購入しました。
ちなみにプリザーブドフラワーとは、プリザーブド溶液と言う液を使い特殊な加工がしてあるため、半永久的に枯れない花のことです。色素を注入しているため、カラーバリエーションが豊富なのも魅力的。プリザーブドフラワーを使ったアレンジメントはギフトにも人気がありますね。
土台に使ったセリアの吊忍
そしてアジサイを挿す土台に使ったのがセリアの吊忍(つりしのぶ)。吊忍とはシダ植物を這わせてコケ玉にしたものなのですが、私の場合は木の枝を丸めたような中の丸い玉が欲しかっただけです。
発泡スチロールやスタイロフォームを使ってももちろんOKだけど、編んであるタイプの方が房を挿しやすく、この吊忍がちょうど良かったので使うことにしました。
1. 吊忍を分解
と言うことで始めに吊忍を分解。丸い土台に挿してある造花植物は引っ張るだけで簡単に取ることができましたよ。こちらも捨ててしまうのはもったいないので、何かに使う時のために瓶にでも挿して飾っておきましょう。使うのは編んである土台の方です。
2. あじさいを細かく分ける
プリザーブドフラワーのアジサイを細かく分けます。花の部分を一房、二房ぐらいの小房に分け、全て短めにカット。土台に花を挿してくっつけていくので、長過ぎると邪魔になり上手く付けることができません。
3. グルーガンを使い花を挿す
房の先端にグルーガンを付け、そのまま土台の網目にギュッと挿し込んで花を取り付けます。グルーガンは熱をかけて接着剤を溶かして接着させるもののため、手で触るとヤケドしてしまうのでピンセットなどを使って作業した方が安全ですよ。
全体を覆うように一つずつアジサイを取り付けます。花弁が浮いてしまうような場合は直接花弁にグルーガンを付け、土台に押さえ付けるとしっかりとくっつきます。
ただし、土台に花弁がピッタリとくっついているよりもフワッとしていた方が立体感があって可愛いくなるので、花弁はあまりくっつけ過ぎない方が良いかと思います。
4. 隙間を埋める
土台全体にアジサイを取り付けられたら、土台が見えているところがないかチェック。隙間がなくなるまでアジサイを付けていきます。みっちりと花があった方がコロンとした形になるので、花はできるだけ多く取り付けた方が可愛い仕上がりになりますよ。
5. 真ん丸な形にする
アジサイボールは吊るして飾るものになるので、実際に持ち上げてみて丸い形になっているか確認。上下左右真ん丸になるよう、アジサイを足してバランスを調整します。
6. リボンを付けて完成!
真ん丸になったところでレースのリボンを結んで完成!可愛さがギュッと詰まったあじさいボールが出来上がりました。リボンの他に、タグや飾り、他の植物など、違うものでアレンジしても良いかもしれませんね。
手作りあじさいボールをディスプレイ!
フラワーボールはいろんな場面で装飾としても使えますし、部屋や玄関にディスプレイするだけでも華やかに演出してくれます。他にはなかなかないインパクトたっぷりなインテリア雑貨なので、手作りしてお家に飾ってみてはいかがでしょう!
関連商品
- セリア吊忍
- あじさいプリザーブドフラワー
- グルーガン
- リボン