庭にさりげなく使ってあるととてもおしゃれなため、ガーデンDIYで使うことの多いレンガ。レンガを敷いたり積んだりするのはDIY初心者の方にとっては難しそうに見えるかもしれませんが、全くそんなことはありません!簡単に積むだけでできる花台の作り方をご紹介!
アンティークなシャッフルレンガ
今回使用したレンガは、ヨーロッパ風のシャッフルレンガ。
他のレンガと違い、1つずつ形が違っていて所々欠けていたりする不揃いな感じが、私的にお気に入りのレンガです。
しっかりと整形されたものより値段も安く、1つ78円で購入しました。
以前庭に作ったレンガの小道も、このレンガを使って敷いています。
1. 下段をモルタルで固定
レンガを積む場合は、レンガを半分ずつずらして互い違いになるようにすると見栄えが良いですが、今回は小さく簡単なものを作りたかったので、2つずつ縦横を変えて並べて乗せていくだけのものを作ります。
まずは十分に水に浸したレンガを2つ並べ、間にモルタルを入れて固定します。
それを避けるためにレンガは水に浸しておきましょう。
2. モルタルを乗せる
地面に直接固定するような場合は水平をきっちり測って作らないとなりませんが、今回作るものは置くだけのものなので水平器は使いません。
1段目の上にモルタルを乗せます。モルタルはすぐに固まるわけではないので、はみ出しても後で処理することができます。ですのでケチらず、多めに乗せておくと良いと思います。
3. 2段目のレンガを置く
2段目は1段目と縦横を変えた向きで2つ乗せます。金槌や固いものを使って、トントンと軽く叩いて固定します。
金槌の鉄の方で思い切り叩いたり力を加えたりすると、割れてしまうことがあるので注意が必要ですよ。
4. 3段目、4段目を作る
モルタルで2つのレンガを固定、モルタルをたっぷりと乗せる、上に向きを変えたレンガを2つ乗せる、金槌で軽く叩いて固定。
この流れで同じように、3段目、4段目をレンガの向きを変えて作っていきます。
ちなみに、3段でも5段でもお好みの高さで作れば良いのですが、あまり高すぎる場合は倒れると危ないので、地面に固定しないとなりません。
5. 目地を整える
4段目まで積むことができたら、レンガとレンガの間(目地)を整えていきます。
しっかりとモルタルが入っていないところはコテなどを使って入れていきます。
目地用の細いコテがあると便利だけど私は持っていないので、普通のコテで作業しました。
6. 余分なモルタルを落とす
モルタルが多過ぎてはみ出てしまったところ、表面にモルタルがついてしまったところなどを、ワイヤーブラシなどを使って落としていきます。
どうしても落ちない場合は、水を含ませたスポンジなどを使ってこすれば落とすことができますよ。
7. 24時間以上放置
モルタルが固まるには最低24時間は必要です。その間絶対触らないように、雨などが心配な場合はブルーシートなどで雨が当たらないようにして固まるのを待ちます。
移動させたい場合は2日ほど待ってから、下から持って移動させましょう。
完成!
完全に固まったので、花壇の中にさりげなく置いてみました。
小さいのでそれほど目立つことはないものの、レンガがあると憧れのイングリッシュガーデンに1歩近づいた気になります。
レンガで作ろう、エクステリア
レンガの門柱とか自分で作れたら最高だろうな。まだまだ修行あるのみ、だけど。
私みたいにレンガで大きなものを作りたいと思っている方は、こういった小さなものから自作してみてはいかがですか?
コツを覚えれば、レンガのバーベキューコンロだって作れちゃうかも!?
YouTube
レンガの花台の作り方は、YouTube「チェリーガーデン」でも作り方を公開しています。詳しく動画にまとめていますので、ぜひそちらもご覧下さい。
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