岐阜県安八郡にある神戸(ごうど)町は、隣の大野町と同じくバラの生産が盛んな町。岐阜県は日本有数のバラの産地なのです。「ばら公園いこいの広場」は町を代表する公園で、毎年5月にはたくさんのバラが咲き誇りますよ。
ごうどローズスタジアムの隣
ばら公園いこいの広場があるのは、ごうど中央スポーツ公園のごうどローズスタジアム(野球場)の西側。ナビで出なくて分かりにくかったので、ごうど中央スポーツ公園を目印に行くと良いと思います。
広々とした公園
敷地は9,000㎡あるため、思っていたより意外と広かったです。広々とした空間にゆったりとバラが植えられていました。ぎっしりと敷き詰められるようにバラが植えられている、隣町にある大野町のバラ公園とは全く雰囲気が違いましたよ。
イングリッシュガーデン風な園内
レンガや噴水などが使われており、全体的な造りはイングリッシュガーデン調となっています。華やかなバラは、イングリッシュガーデンとの相性抜群ですね。イングリッシュガーデンは永遠の憧れ…。
園内を散策
さて、ほぼ満開となったばら公園いこいの広場を、カメラを抱えて1人で散策します。バラは強香のものが多いので、園内には芳しい香りが漂っています。快い香りと美しいバラに囲まれ、至福のひととき。
約300品種・約3000株のバラ
この公園には、約300品種・約3000株ものバラが植栽されているそうです。それほど大きくない規模の公園にしてはたくさんのバラが植えられていますね。頑張っています。
手入れが行き届いていました
スタッフの方かボランティアの方かは分かりませんが、終わった花の花がら摘みも結構しっかりしてあるようでした。傷んだ花が少なく美しい状態のバラを見ることができましたよ。きっとこまめに管理されているのでしょうね。あっぱれ!無料で見られることに感謝。
テーマごとの花壇
公園内にはところどころにたくさんのレンガの花壇が設置されており、香りや色、形、名前などのテーマごとに分かれています。本当にたくさんのバラがあるので、時が経つのを忘れてじっくりと見入ってしまいました。
大野町のバラ公園だと大野町ブランドのものが多数植栽されていますが、ここはそういったものはなく、ヨーロッパ原産のものが多いようです。
大野町原産や珍しい品種のものが置いてあると言うわけではなさそうだけど、これだけのバラが集まれば圧巻!フェンスに沿って植えられたバラは迫力がありました。
好評の神戸町のバラ
神戸町の町花はバラ、マスコットキャラクターもロゴマークもバラにちなんだもの。それだけ神戸町はバラの町なのです。神戸町のバラは、品質が良く花持ちが良いと好評なんですって。
お気に入りを探そう!
全部ではないですが名札が付けられたものもたくさんあるので、自分のお気に入りを見つけてみるのも良いかもしれませんね。私は色々なバラ公園を巡って気に入ったのをメモして、購入することが多いですよ。
期間限定の薔薇cafe
園内にはこの時期限定の薔薇cafeもあります。バラを使った飲み物やデザートなどが販売されていました。なんか贅沢な気分ですね。神戸町で生産された苗の販売もやっていますよ。
穴場的バラ公園
何度も比べてしまって申し訳ないのだけど、お隣の大野町バラ公園はこの時期とても混雑するのですが、ここはまだそれほど知られていないのか、満開時でもそれほど人はいませんでした。駐車場も少ないけれど、満車にはなっていませんでした。
私としては静かで心地よかったですが、もっと知られても良い気がします。今のところ、穴場的な隠れた名所と言ったところでしょうか。
意外とバラの名所は多くないので、規模は小さくてもこういった公園はとても貴重だと思いました。
ばら公園いこいの広場
住所 : 岐阜県安八郡神戸町大字前田449-1
定休日 : なし
入場料 : 無料
駐車場 : 有り(無料)