西洋風で温かい雰囲気のあるレンガはエクステリアでも人気が高いですが、時間と共に色褪せたりカビが生えたりと劣化してしまいます。屋外で少しでも長持ちさせるためには、レンガを保護して日光や雨から守らなければなりません。パワーテックシリーズの保護剤を使ってみました。
レンガの小道をメンテナンス!
以前DIYで庭に作ったレンガの小道。一から全て一人で作って気に入っていたのですけど、何年も経つと劣化が激しく見栄えが悪くなってしまったので、一度全て外して裏面を使って敷き直しました。
メンテナンスした道は、色も鮮やかでコケやカビなどもなくなり真新しい状態に戻ったので、今度こそできるだけ劣化しないようにしっかりと対策せねばなりません。
何か良いものはないかとひたすらネットで検索してレンガを保護する方法を探しました。
パワーテックシリーズで防水&保護!
そこで見つけたパワーテックシリーズ!
専門業者が使うような量が多くお高めのものが多い中、こちらのパワーテックシリーズは個人でも買える少ない量のものからあり、値段も手頃でDIYにはうってつけ。ホームセンターでも普通に販売されていますよ。
商品にはモルタルやコンクリート、ブロックなどの防水や保護と書かれていますが、公式の動画ではレンガの強化や汚れ保護が紹介されていたので、動画通り専用下地のアンダーコートと防水の保護コート剤を使って保護することにしました。
1. 汚れを落とす
全体に塗布する前にゴミなどを掃き、レンガについている土や埃などをきれいに拭き取ります。汚れがあると上手く塗布できないので、最初に磨いておきましょう。
雨などで塗れている場合は、しっかりと乾燥させてから次の工程へ。
2. パワーテックのアンダーコートを準備
保護剤を塗る前に下地剤を塗ると、上から塗る保護剤の耐久性、防水性が大幅にアップするそうです。なのでまず、パワーテックのアンダーコートを塗ります。0.6kgの少ないものから、2kg、4kg、18kgのものまでありますよ。
3. アンダーコート塗布
アンダーコートを薄めず直接レンガの上に撒き、擦らず伸ばすように塗っていきます。本当はローラーを使うのが好ましいそうですけど、なかったので刷毛を使用しサーッと塗りました。
乾くのに夏場は2時間、冬場は4時間。完全にしっかり乾くまで待ち、余っていたのでもう一度重ね塗りしておきました。乾かすだけで数時間かかるので、一日目はここまでですね。
4. パワーテック防水保護コート剤を準備
今度はこちらの保護コート剤を使用します。塗ることで、防水と防さびが同時にできる保護コート剤。
鉄製のフェンス、カーポート、門扉などのさび止めにもなりますし、屋根、セメント瓦、ベランダなどに塗ることで防水効果も期待できますよ。
5. 保護コート剤を3倍に薄めて塗布
こちらはアンダーコートと違い、一度目は薄めて使用するそうです。原液1:水2の割合で薄め、よく攪拌してアンダーコートと同じく全体に塗布。こちらも擦り過ぎず、伸ばすように滑らかに塗りましょう。
6. 重ね塗り
乾かしたらまた3倍に薄めたものを同じように塗っていきます。(私は薄めていますが、2回目からは原液のままでも良いそうです。)重ね塗りをあと何度かすることでより強化することができるので、保護剤が余っていれば4回ほど塗っておいても良いと思います。
液体は白っぽい色ですけど、乾かせば透明になりますよ。
7. アクリルクリアスプレー塗布
劣化しやすいレンガにはあまり効果が期待できないと言われていますが、保護する意味で、仕上げにアクリルスプレーの透明でクリア塗装をしておきました。
乾けば保護完了!
あとは乾燥させればレンガの保護の完了です!見た目には少しツヤが出た程度でほとんど変化がありませんが、何もしない状態のレンガよりはきっと長持ちしてくれることでしょう。とは言え、屋外のものはいつかは劣化してしまうでしょうから、それはまたその時考えます。
レンガ長持ち!
塗ってから1ヶ月経ちました。
完全に水をはじいていると言うわけではなさそうですけど、何もしていない頃よりも、雨の後に乾くのが早くなった気がします。これでカビやコケが生えることも減りそうですね。
パワーテックはレンガだけでなく、ブロック塀や雨漏り防止など色々な面で活躍してくれるので、エクステリアの耐久を上げて長持ちさせたい人にお勧めですよ!