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パーゴラとフェンス付き!小さめウッドデッキの作り方【ウッドデッキ編】

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ウッドデッキDIY
見た目がおしゃれだけでなく、庭での憩いの場やリビングの延長として実用的に使えるウッドデッキ。でも専門業者に頼むと高額なため、諦めている方も多いのでは?ウッドデッキはDIYで作ることができるエクステリアです。一から一人でミニウッドデッキを作ったのでご紹介!

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玄関横のスペースにウッドデッキが欲しい

ウッドデッキを置く場所
赤毛のアンに憧れ、外国の家にあるような、玄関扉の前にアプローチとして設置されたウッドデッキがずっと欲しいと思っていました。ですが我が家には既にタイルの玄関ポーチがあります。

本当は玄関前を全部デッキにしたかったのですがここには作ることができないので、その玄関横の空いているスペースにウッドデッキを作って玄関ポーチと繋げることにしました。

先日切った木の切り株が残っているので、そこは避けて作ります。

設計図

設計図
最初にウッドデッキを置く場所の寸法を測り、だいたいどんな大きさのものになるのか簡単な設計図のようなものを描いておくと作りやすくなります。

我が家の場合は、横幅は6Fの木材がちょうど入る1820mm、奥行きは1×4を13本分で1157mmで、L字型のものを作ろうと思います。

庭など土の上にウッドデッキを作る場合は必ず束石と言う基礎が必要になってくるのですが、今回は玄関のタイルの上なので、束石なしの置くだけの簡単なものにします。

必要な木材

木材サイズ
本格的にウッドデッキを作る場合は腐りにくく分厚い木材を使うのがもちろん良いのですが、私が作るウッドデッキは人が乗ると言うよりも玄関をおしゃれに見せる飾りのようなもので、花を飾ったりパーゴラにバラを巻きつける役割をメインに作っています。

ですので薄くて弱いですが1×4を使いました。

実用的なものを作りたいのであれば、2×4のような分厚いものや少々値段はするけれどハードウッドを選ぶと良いと思います。

 
必要となる木材は、基礎の枠用、基礎の補強(根太)用、脚(束柱)用、底板用です。パーゴラを付ける場合のみ、柱用の長い木材が必要となります。

私が作った1820mm×1157mmのL字型のウッドデッキで、1×4がだいたい24本程度でできました。

1. 木材をカット

木材カット
上記の設計図に沿って木材を必要なサイズにカットします。その都度カットしても良いですが、最初に全てのサイズにカットしておくと作業が進みやすいです。

木材を測って切ると言う作業は意外とめんどくさくてキットのように組み立てるだけだったらなんてラクなのかしらといつも思うので、サクサク進めたい方はホームセンターでカットしておいてもらっても良いかもしれませんね。

 
ちなみに、ウッドデッキを置く場所の横幅がちょうど1820mm程度だったため、底材用の木材は6Fのものを切らずに使うことができたので手間が省けてありがたかったです。

2. 木材塗装

塗装
カットした木材を最初に全て塗装しておきます。SPF材は虫食いや湿気に弱く丈夫な木材ではないため、防虫防腐剤を2度重ね塗り、その上から白の水性ペンキを2度重ね塗りしています。

無塗装では長く持たないので、外で使う場合は必ず防腐処理や塗装が必要になります。

乾かして塗り、また乾かして塗りを4度繰り返しているので、塗装だけで1日かかってしまいました。

3. 枠を作る

枠作り
木材を組み合わせてデッキの土台となる枠を作ります。角はしっかりと直角になるよう確認しながら行ってください。

全体のサイズを決める際、木材の厚み分も計算した設計が必要となってきます。

4. 脚(束柱)を立てる

脚を取り付ける
作った枠に束柱と言うウッドデッキの脚を付けていきます。脚は材料をカットする上で中途半端に余った木材がたくさん出たのでそれを使っています。

1×4だと脚としては薄過ぎるので、2枚重ね合わせてネジで固定して脚にしました。できるだけ端材は出したくないもので。

ウッドデッキの高さは30cmなので、脚はそれよりやや低めにカット。枠の高さがピッタリと30cmになるように全ての脚を取り付けます。

この時、水平器を使って必ず水平を測っておきましょう。

四角いデッキの場合は、角4ヶ所とあとは等間隔に脚を付けていくと良いと思います。

 
普通のウッドデッキの場合は脚だけで良いのですが私のようにパーゴラを付けたい場合は、パーゴラの柱となる部分には脚を付けずに空けておきます。

私は後ろの脚の手前2ヶ所と前の角2ヶ所、L字になった部分2ヶ所の6ヶ所に柱を取り付けます。

5. 床下の補強木材(根太)の取り付け

根太
底板を支えるための基礎部分、根太と呼ばれる補強のための木材を取り付けます。底板と垂直になる方向に等間隔に板を入れていきます。

脚のある部分は2本の板で挟むサンドイッチ工法を使って作りました。

今回のウッドデッキ作りに使っている木材が薄いため、強化するためにも1本置きにサンドイッチ工法を取り入れています。

6. パーゴラ用の柱の取り付け

柱取り付け
置く場所が狭く作業しづらいので別の場所で基礎だけ作ったのですが、長い柱を付けるともう動かせなくなるのでここからは実際に置く場所に移動して作業します。

脚を取り付けた時に空けておいた場所にパーゴラの柱となる木材を取り付けます。

3mの木材を6本購入し、パーゴラの屋根の部分が窓のサッシのちょうど上ぐらいになる2m30cmにカットして使いました。

柱は長いもののため安定がしにくいので、基礎の枠の上からネジで固定し、更にL字金具で1本につき2ヶ所固定してあります。

 
柱取り付け
手前のカーポートの柱が邪魔で申し訳ないですけど、6つの角全てに2m30cmの柱を取り付けました。

ウッドデッキを作った後でパーゴラを取り付けようと思うと、長くて重いので金具だけではなかなか安定しないと思います。

専用の金具もあるので作れないことはないでしょうけどパーゴラも欲しいと思っているのであれば、ウッドデッキを作る時に一緒に作った方がしっかりと安定したものができますよ。

7. 底板張り

底板取り付け
後ろ側から1本ずつ底板を取り付けていきます。基礎の枠に上から打ち込んで固定します。

枠が設計図通りの大きさにしっかりとできていれば、全ての底板を貼り付けた時にピッタリと納まるはず。

 
底板敷き
今回はL字型の特殊な形なので後ろ7本と前6本の長さは違いますが、通常の四角いものであれば同じ長さのものをポンポンと打ち込んでいくだけなので簡単ですね。

 
底板作り
パーゴラがないもの作る場合は良いのですが、ある場合は柱が当たる部分だけはそのままの木材を使うことはできません。

柱が来る部分は横からと手前からを綿密に測り、その部分だけくり抜いた形のものを作り、パカッとはめ込むタイプにすると見た目も美しく仕上がりますよ。

8. 仕上げの塗装

仕上げ塗装
全て底板を取り付けることができたら、ネジと共にもう1度全ての木材を重ね塗りしました。乾いてから水性ニスで最終仕上げ。

安価な木を使っていますし屋外で使うものなので、これだけ塗っても1年に1回ぐらいのメンテナンスは必要だと思いますが。少しでも長持ちさせたいので。

ちなみに、以前同じ1×4の木材を使ってフェンスも作りまして、こちらも定期的に塗装をし、今のところまだ活躍してくれています。

初心者でもできるウッドフェンス(ボーダーフェンス)の作り方
たかがフェンス、されどフェンス。フェンスの色や形だけで、家全体の印象がガラリと変わるもの。私はずっと木を使った白いフェンスに憧れていました。しかし外構屋さんに頼むとなかなかの値段がしますよね。よし!じゃあ自分で作ろう!と言うことで、一から全て手作りしてみました。

9. ウッドデッキ完成!

手作りウッドデッキ
パーゴラがない場合は脚だけなので写真のような柱は出ることなく、ウッドデッキだけであればこれで完成になります!

材料運びだけは主人に手伝ってもらいましたが、他は基礎から仕上げまで全て1人(女)で作っています。思ったより時間はずっと掛かってしまったけれど、1人でできないことはありません。

冒頭で玄関の見た目を良くするための飾り程度なものと言いましたが、一応歩くこともできるしジャンプしてみましたが大丈夫でした。

2×材と迷ったのだけど、ほとんど乗ることはなさそうなのでケチったけどまあいいか……。

パーゴラ、フェンスも取り付けます!

パーゴラウッドデッキ
ウッドデッキがあるだけで玄関が全く違った雰囲気になりバラが咲くのが楽しみです。ほぼ人が乗らないと想定して真っ白にしたので、バラとも相性が良さそうです。

この後は、ウッドデッキに取り付けた柱にパーゴラとフェンスの設置をします。次回ご紹介するのでぜひそちらも併せてご覧下さいませ!

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関連商品

使用した材料
  • SPF 1×4材6F 24本
  • 3m木材 6本
  • L字金具 12個
  • 防腐剤
  • 水性白ペンキ
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