これぞピンクの絨毯!文句なく絶景の秋ならではの景色を作り出しているのが、羽島市のいちのえだ田園コスモス畑。毎年10月中旬から見頃を迎え、多くの人で賑わう秋の観光スポットですよ!
1,200万本の咲き誇るコスモス
これ以上に広いコスモス畑があるであろうか…。本数はなんと1,200万本。膨大過ぎて想像もつきません。見渡す限り一面コスモス。まるで一生分のコスモスを一日で見たかのようなコスモス。(それ以上か。)身近なコスモスがこれほどまでに感動する景色になるなんて、思いもよらなかったです。
コスモスが運ぶ秋の風
秋の澄み切った青空と鮮やか咲き誇るコスモスはよく合います。この日は運良く雲一つない晴天で、写真映りも良く満足。コスモスの花を見ると、冬がもう目の前に来ているのを感じます。四季折々の花が季節の移り変わりを感じさせてくれますね。
夏のひまわり畑
夏には同じ場所でひまわりが咲き誇ります。約16万本ものひまわりが一斉に咲く景色も圧巻。一面黄色い絨毯になるのを見ることができますよ。毎年お盆頃に見に行っているので、もう夏が2ヶ月も前なのかと時の流れの早さを感じました。ついこの間まで暑かったのにね…。
間違えて咲くヒマワリが!
夏にひまわりを栽培していたためか、はたまたわざとなのか、畑の中にはちらほらと季節外れのヒマワリが咲いていました。まさかこんな時期に再びヒマワリと会えるとは。一面ピンク色の中にポツンポツンと黄色いヒマワリがあるので、間違い探しみたいで面白かったです。こんなコラボ、なかなか見られないでしょ?
コスモスの花について
切り花や家で育てる花としても馴染みのあるコスモス。日本で定番となるのはセンセーションと言う品種でこちらのコスモス畑もそうだと思いますが、実は20種類以上の品種が存在します。メキシコの高原に咲いていた野花がコスモスの祖先で、日本にも江戸時代に伝わったと言われています。
ほとんどが一年草ですがチョコレートコスモスは多年草。たおやかな見た目とは逆に風に負けない強さを持っているので、自生するのも比較的簡単。そのため、家でも育てやすい植物と言えます。
コスモスの花言葉
コスモスの花言葉は実は色によって分かれています。白いコスモスが「優美」、ピンクのコスモスが「乙女の純潔」、赤いコスモスが「乙女の愛情」、茶色のコスモスが「恋の終わり」と、たおやかな花だけあってどれも女性らしいもの。色もピンクや赤と可愛らしく、女性にピッタリだと思います。
地元ボランティアの方に感謝
広大なコスモス畑の中はひまわり畑の時と同様に、自由に散策することができますよ。カメラを構える人も多く見られました。今年は台風が多く良好な開花ではなかったそうですが、それでも十分見応えのある景色です。
花トラクターで花畑を周ろう!
いちのえだ田園フラワーフェスタの名物である「花トラクター」(1人200円)。トラクターに乗って、コスモス畑を周遊することができます。他でもなかなかできない体験ですよ。今回は乗りませんでしたが、ひまわりの時はバッチリ乗せていただきました。
切花体験
切花(1人10本100円)体験も行っています。近くの他のコスモス畑でもあまり行っているところはないようで、100円と言うことだったのでせっかくなので花摘みをしました。これは地味に嬉しい。家に飾っとこ。
秋の思い出に!
なんだかんだで1時間ほどコスモス畑で遊び、はしゃぎ過ぎて気づいたら服がコスモスの花粉だらけになっていました。できれば汚れても良い服装の方が良いかも。何はともあれ、秋の清々しい一日を過ごすことができて大満足です。良い思いで作りになりました。
帰りに隣の畑を見たら、刈り取った稲わらを機械を使ってロール状にしていました。稲わらロール(稲わらペレット)と言うそうです。藁を吸い取り、溜まると機械からコロンとロールになって出てきます。牧草として使うのでしょうか。おもしろくてずっと見ていられそうでした。
いちのえだ田園フラワーフェスタコスモス2018
住所 : 岐阜県羽島市下中町市之枝6丁目191番地
入場料 : 無料
例年の見頃:10月中旬~下旬
駐車場 : 有り(無料)
関連URL : 市之枝地域づくりネットワーク協議会