メインガーデンに次いで、玄関前のフロントガーデンのバラも満開になってきました。フロントガーデンにはアーチやパーゴラがあるため、つるバラが多くなかなか豪華です。通りに面している場所なので、道行く人に少しでも楽しんでもらえたら嬉しいですね。
現在70本ほど栽培中
メインガーデンとフロントガーデンのバラを合わせると、全部で70本ほどのバラを育てています。10年ほどの時間をかけ、同居している母と一緒に毎年コツコツと集めてきました。
バラと言うと高価なイメージがありますが、私が住んでいる地域の近くにある町がバラ苗生産日本一なため、バラ農家さんから直売で安く買うことができるのです。新苗が500円から購入できるため、安さに釣られ、いつの間にやら増えていました。
アイスバーグのアーチ
こちらは当ブログで何度もご紹介していますが、自慢のアイスバーグのアーチが玄関前を飾ります。
毎年純白のアイスバーグが咲き誇ると、雪が降り積もったような白い絶景が出来上がります。花付き抜群で病気にも強いため、言わずと知れた名花ですね。枝がしなやかでトゲも少ないので、バラを始めてみたい人にもおすすめですよ。
実はこちらのアイスバーグは、10年ほど前バラを始めたばかりの頃に、母が新苗を500円で購入してきたもの。小さいポットで咲いていたアイスバーグが、病気をすることなくここまで立派に育ってくれました。遠くからでもよく目立っています。
玄関ポーチのニュードーン
アイスバーグのアーチから続くように、玄関ポーチの屋根にニュードーンを誘引してあります。ニュードーンは遅咲き品種なため、他のバラが終わりがけの頃に満開になってきます。アイスバーグが満開の時はまだ咲き始めです。
このバラは、日当たりの悪い場所、日陰でも育つ特徴を持っています。我が家も少し日当たりが悪い場所にあるのですが、物ともせずたくさんの花を付けてくれますよ。柔らかいピンク色からは想像できないほど強いバラですね。
レイニーブルーを大きく育てたい!
道路沿いにはレイニーブルーを入れてあります。クールで美しいレイニーブルーは毎年たくさんの花を咲かせてくれるのですが……なかなか大きくはなってくれないのですよね。
3年ほど前に植えたので、本当はもう背の高いトレリスなんかに巻き付ける予定なのになあ。肥料などを考え直す必要がありそうですね。来年に期待。
フェンス沿いのフランソワジュランビル
こちらは1年前に購入したフランソワジュランビル。伸長力が強い品種と言われているため、フェンスに沿って横に延ばすよう長く誘引してあります。1年でとてもよく伸びました。
我が家は家の周りがほとんど田んぼで、遠くからでも家がよく見えるので、フェンスに咲き誇ると一面ピンク色で目立ってとても綺麗です。バラの町大野町の道の駅で500円で購入したのですが、花色も可愛く本当に買って良かったと思います。
花壇のバラ
家を建ててから30年ほど、玄関アプローチにはずっとツツジが植わっていました。時間が経ち、モサモサで花付きも悪くなっていたので、全て伐根して花壇として活用することに。人力で1人で、17本のツツジを全て伐根しましたよ。
あれから1年、今ではバラが咲き誇る花壇へと変貌を遂げました。ジキタリスやキャットミント、ビオラやアジュガなど、四季折々の植物と共に、数種類のバラを植えています。そんな花壇のバラを少しご紹介いたします。
ブルーフォーユー
フロリバンダ系で、ブーケのように房になって咲く紫バラ。この上品な花色は他にはない唯一無二のもので見応えたっぷり!
青や紫のバラは病気に弱く育てるのが難しいと言われることが多いですけど、このバラはそんな紫系の中でも耐病性に優れ、とても育てやすい品種です。少しの手入れだけで毎年よく花を付けてくれるので育て甲斐がありますよ。
クロード・モネ
昨年の母の日のプレゼントに贈ったデルバールのクロード・モネ。デルバールらしいおしゃれな絞り模様が気に入り購入しました。
淡いピンクの中にオレンジイエローの絞りが入り、派手過ぎず他とも合わせやすいため花壇に植えているのですが……。今年は絞りがはっきり出ず、ほとんど黄色くなってしまいました。なぜ?色が美しく出る秋に期待してみることにします。
センチメンタル
クロード・モネと同じく絞りのバラですが、こちらは赤と白ではっきりとした色合いが特徴的なバラです。絞りバラは好き嫌いが別れると思いますけど、まるでアートのようで私は大好き。印象的でパッと目を引きますよね。
ホーム&ガーデン
チェリーガーデンのバラの中でも特に花付きが良いバラではないでしょうか。バラっぽくない名前のホーム&ガーデンです。
キュートなピンク色とオールドローズのような花形、さらに強くて丈夫で花付き、花持ちが良いとくれば、育てるほかありませんよね。
ル サブリエ
今年仲間入りしたロサオリエンティスのルサブリエ。2019年にできたまだ新しいバラだそうです。迷いに迷い、少し高かったけど買ってしまいました。
見て下さい、この個性的で独特なアンティークタッチの花色。今まで見たことのないような茶色にすっかり虜です。クシュクシュとした花弁もまた可愛いですね。
他にもたくさん!
メインガーデンの方が本数がたくさんありますが、書いているとフロントガーデンにも意外とあることに気付きました。狭いですがぎっしり育てているので、他にもいろいろとありますよ。
寒い冬の剪定や誘引、こまめな消毒、肥料と手間もかかりますし、お金もかかりますが、この季節を迎えると全てが報われる気がしますね。バラに囲まれた毎日は楽園にいるかのように幸せ。
この光景が忘れられず、もう置く場所もないのに、来年もまたきっと増やしてしまうのだろうなあと思います……。