アロマティカスと言う植物をご存知でしょうか?先日園芸店で「ゴキブリ避け効果がある」と言う謳い文句で販売されているのを見かけ、本当に効果があるならと購入してみました。今回は、アロマティカスについてご紹介します。
アロマティカスとは?
アロマティカスは、シソ科プレクトランサス属の植物。プニプニとした多肉質の丸い葉を持ったハーブです。多肉でもありハーブでもあり、二刀流の植物ですね。とても生育旺盛で育てやすい植物と言われています。
香り
手に取ると分かりますが、ハーブなだけありとても良い香りがします。爽やかでミントのようなスッとした香りが強いですね。
匂いが気になるトイレや玄関などにおけば、自然の芳香剤になるかもしれませんね。
育て方
日光を好む植物なので、日当たりの良い場所で育てます。ですが夏の直射日光に当たると傷んでしまうため、夏場は半日陰、明るい日陰で管理すると良いでしょう。
水やり
表土が乾いたらたっぷりと水を与えますが、乾燥気味の状態を好む植物なので湿度を嫌います。湿り気を感じたら水やりを控えます。
冬越し
非耐寒性多年草なので冬の寒さが苦手。10度以下になったら室内で育てると冬越しすることができます。ただし日光は必要なので、窓辺などの日がよく当たる場所におきます。
アロマティカスの増やし方
アロマティカスを増やすのはとても簡単。枝を5cmぐらいの長さで切り取って下葉を取り、水や土に挿しておくだけで根が出てきて増やすことができます。水で増やした場合は、根が出たら土に植え替えます。
ちなみに私は卵のパックを使って水挿ししました。
アロマティカスは食べられる?
アロマティカスはハーブですので、食べることができる植物としても知られています。ハーブティーとして使ったり、料理の香り付けにも使われますよ。また海外では、風邪や火傷などに効果のある薬草としても使われているそうです。
本当にゴキブリ避けになるのか
ゴキブリはミントなどのハーブの香りを嫌います。アロマティカスもミントのような香りがするので、ゴキブリが嫌い寄ってこないと言われているそうなのです。
実際には1つ置いただけではあまり効果はないと言われていますが、アロマティカスを置いてからゴキブリを見なくなったと言う声もありますよ。
ちなみに我が家では、アロマティカスを買ってきて庭に置いた日に、その近くでゴキブリがひっくり返ってもがいていました。「え!? いきないアロマティカスの効果!?」とも思ったのですが、殺虫効果はないでしょうからたまたまですかね……。
古い家なので時々ゴキブリが出て困っているので、アロマティカス効果でいなくなると良いのですが。
まとめ
派手さはないですが多肉のような可愛らしい見た目と良い香りで、癒されること間違いなしの植物です。ゴキブリ避けにもなれば一石二鳥ですね。園芸店で見かけたら、ぜひ育てていただきたいアロマティカスのご紹介でした!