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失敗しないビオラの育て方・昨年収穫した種からビオラを育ててみました

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ビオラ生育記
手間も労力もかかるのでいつもは苗を購入して育てていますが、毎年たくさんビオラを育てているので、せっかくならば種から育てようと初心者ながらに挑戦してみました。発芽率は50%。12月に無事きれいな花を咲かせてくれました。ビオラの生育ストーリーです。

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ビオラとは?

ビオラとは
冬を代表する花と言えばパンジーとビオラ。殺風景になりがちな庭を、色とりどりに飾ってくれる冬のヒーロー。

冬から春までと開花期間がとても長く、寒さに強く丈夫な性質を持っており次から次へと花を咲かせるため、初心者でも育てやすい花なんですよ。

黄色、オレンジ、青、赤、ピンク、黒……ととにかく色数も豊富で、どんな庭にも合わせやすいのも特徴。

寄せ植えなどにも使いやすい花で何かと万能のイメージです。学校や道路沿いの花壇などでも見かけることが多いですね。

ガーデニング初心者におすすめ!育てやすいビオラやパンジーの基本
ガーデニング定番の冬の花とも言えるビオラやパンジー。花が少なく殺伐とした冬の庭を鮮やかに彩ってくれる救世主。開花時期が長く丈夫なため、ガーデニングが初めての方でも育てやすい人気の花ですよ。

ビオラとパンジーの違いは?

パンジービオラの違い
いずれも同じスミレ科の仲間で、見た目もそっくりの両者。唯一違う点と言うと花の大きさ。

一般的に、花径5cm以上をパンジー、4cm以下をビオラと呼んでおり、サイズの違いで名前が変わってくるのです。値段も大差ありません。イルカとクジラみたいなものですかね。

とは言え、パッと見ればどちらがビオラでどちらがパンジーかはだいたい分かります。

しかし最近では複雑に交配されたものも多く、定義が曖昧になってきている部分もあるそうですよ。

1. 種を収穫

種収穫
私はパンジーより小ぶりなビオラ派なので、毎年冬の庭をビオラが彩ります。いつもはホームセンターや園芸店で苗を買って育てますが、今回は種から育ててみることにしました。

使った種は昨年咲いたビオラから収穫した種。気候が暑くなって枯れてくると力尽きて種も取れなくなるので、開花時期が終わる少し前の春ぐらいに種を収穫しておきました。

種が入ったさやが上向きになったら取り頃です。さやごと収穫し、ティッシュにくるんだり封筒の中に入れたりして保管しておけば、そのうちさやがはじけて種が出てきますよ。

もちろん販売されている種を使ってもOK。

2. 冷蔵庫で保管

冷蔵庫で保管
取れた種は、100円ショップなどで売られているチャックがついた透明の小袋などに入れて、そのまま冷蔵庫で保管します。

人工的に冬の寒さを作ってあげると冷蔵庫から出た時に春だと思い、発芽率が良くなるそうです。

3. 9月初旬種まき

9月種まき
ビオラの種まきは、8月下旬から9月の初旬に行うのが一般的。(寒冷地などは変わってくるかもしれません。)

9月2日にいよいよ冷蔵庫の種を取り出し、種まき用のポット(トレイ)に丁寧に種まきをしました。

軽く穴を掘り、ピンセットで一つ一つ種を取って穴に入れる。その後に優しく土をかぶせてあげます。これを72個行いました。土は種まき用の培養土を使っています。

水やりはもちろん毎日しなければなりませんが、ジョウロだと水圧が強すぎて種が流れ出たり傷めたりする心配もあるので、霧吹きやスプレーで水をあげましょう。

また、発芽するまでは日陰などの涼しい場所で管理します。

4. 9月下旬発芽

発芽
待てど暮らせど芽が出てこないので半分諦めていたのですが、1ヶ月ほど経ってようやく発芽しました。

今年の夏は猛暑が続きいつまでも暑かったのが原因でしょうか。(本来なら1週間~10日程度で発芽します。)

何はともあれ、目を凝らして見ないと分からないほどの小さな芽だけど、見つけた日はとても嬉しかったです。ビオラのかわいい赤ちゃん。

5. 10月中旬本葉が出る

少し成長
発芽してから15日ほど、順調に大きくなり本葉が確認できるようになってきました。

発芽が遅れた分生育も遅れていますが、ちゃんと育っているので一安心です。日光に十分当てて育てます。

6. 10月下旬ビニールポットへ植え替え

ポット植え替え
このままの種まき用トレイだと十分な栄養が取れないので、ビニールポットへの植え替えをします。

せっかく育っているのにここで根や苗を傷めてしまうと台無しになってしまうので慎重に。ここでは種まき用の培養土ではなく、ビオラやパンジー専用の培養土を使っています。

多ければ多いほど根気のいる作業で、種から育てると言うのは大変なことなんだと実感。開花するまでに時間もかかるので、のんびり気長にいきましょう!

7. 11月上旬ポットの中で大きく育つ

だいぶ成長
種をまいてから約2ヶ月で、ようやくここまで成長しました。

田舎なのでもともと虫は多いのですが、なぜか今年はしゃくとり虫がとても多く、バラやゼラニウムの葉を多く食べられてしまいました……。

ビオラの葉も途中少しやられてしまい、むかついて急いで防虫ネットで完全ガード!害虫は早期発見が必要です。今まで何度被害に遭ったことか…。

毎日虫だけでなく卵もないか、できるだけチェックできると良いですね。

8. 11月下旬蕾がつき開花まであと少し

開花まであと少し
なんとかシャクトリムシの攻撃からも身を守り、蕾も見え始めいよいよ開花まであと少しといったところ。園芸店でポットで販売されるほどの大きさまで来ています。

水やりは1日1回たっぷりと。もうジョウロでも良いでしょう。

9. 12月初旬開花!


ちらほらと花が咲き始めました。開花です!種から育てるのは初めてだったので上手く花が咲くか心配だったのだけど、無事花をつけてくれて感激しました。

花が咲いたのを見た時は、言葉に表せないほど嬉しかったです。

 
開花
なぜか親株と違う色の花が出てきたりしていますが、種から育てるとそんなこともあるようですね。

今回は72個種をまいて35個ぐらいの発芽でした。50%ぐらいで半分はダメでしたが、初めてにしてはよく頑張った方かしら。来年は70%を目標に再度チャレンジしたい。

10. たくさん咲いてきました

咲き始めたビオラ
開花してからだいぶ経ち、蕾も増え、ポンポンと花をつけてくれるようになりました。本当はもう少し早くにやるべきでしたが、ようやく大きい鉢に植え替えました。

我が子同然のビオラ、春に向けてモコモコと大きく成長してね。

11. 春になりぐんぐん成長!

成長したビオラ
最初は花数も少なかったけど、気温が上がると共にどんどん成長していきました。ここまでたくさん花を付けてくれるとは思っていなかったので大満足です。

もうじきビオラの季節が終わってしまうと思うと寂しいなあ。

20度程度の気温で種まきを

ビオラの育て方
種まきは20度ぐらいの気温が適温と言われており、その時期に行うと発芽率が上がるそうです。

夏にまくやり方もあるそうですが温度管理などが難しく難易度が高いので、初めての方は真夏よりもそれぐらいの時期に種まきを行うと良いでしょう。

まとめ

ビオラは丈夫なので、初心者の方でも種から育てることができる草花です。

大切なのは、寒くなる前20度ぐらいの時期に種をまくこと発芽するまでは涼しい場所で管理すること大きくなるまでは霧吹きなどで水をやること病害虫に注意すること成長によってポットのサイズを変えることなどです。

あとは毎日チェックして、何か変化がないか、異常はないかを確認して、1日1回水をあげていれば自然と育ってきます。愛情を持って見守ることが何より大切なことかもしれませんね。

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