一文字から販売しているため、好きな文字を組み合わせられ、自分好みのオブジェを作ることができるアルファベットオブジェ。そのまま飾っておくのも良いですが、ひと手間加えたら更にかわいく、自分だけのオリジナル雑貨を作ることができます。
全部の文字が入ったアルファベットオブジェ
100円ショップなどでは、一文字100円と言うように販売されていることが多いですよね。しかし私は今後いろいろ使いたかったので、全部の文字が入ったものを300円ショップ3COINS(スリコ)で購入しました。一文字ずつ売られているものに比べ、薄くて小さいので、単体では立たせることができません。
ダイソーのミルクペイントとクラッキングメディウム
塗装に使った塗料は、ダイソーのナチュラルミルクペイントとクラッキングメディウム。たくさん使う方はホームセンターで大きな塗料を買った方がお得ですが、少しの量を使うときやたくさんの色を使いたい時は、100円ショップで小さな塗料を買ってみると良いと思います。使い切りサイズでちょっとしたDIYには便利ですよ。
STEP1. 文字を探し土台をカット
では早速、置いて飾れるアルファベットの雑貨を作っていきましょう!
今回はGARDENと言う単語で作っていくので、まずはたくさん入ったアルファベットの中から、GARDENの文字をパズルのように探しました。そして土台になるのは、1cm四方の角材。セリアなどでも販売されています。この角材を、GARDENを並べたときと同じぐらいの幅になるように切ります。長過ぎると土台だけ目立ってしまうので、ピッタリぐらいが良いでしょう。
STEP2. 下塗り塗装
クラッキングメディウムを使って、ひび割れて使い込んだアンティーク風の仕上がりにするため、まずは下地となる色の塗装をします。これは、ひび割れた部分から見える色のため、上の色との差があるとよりひび割れが分かりやすくなりますよ。そのため下塗りする色は、茶色や紺色などの濃い色がおすすめ。私はモカチャを使用しました。
STEP3. クラッキングメディウムを塗る
次はこちらも同じくダイソーの、クラッキングメディウムを使用します。下塗りした塗料が完全に乾いたら、その上からクラッキングメディウムを塗りますが、あまり分厚くなりすぎないよう均一に塗っていくのがコツ。何度も塗り直したりすると、うまくひび割れしなくなります。
そして全体的に塗ることができたら乾かします。(ドライヤーを使うと時間短縮!)
STEP4. 上塗り塗装
次は雑貨の全体の色としたいナチュラルミルクペイントを使い、上から塗っていきます。私はスモーキーブルーを使用しました。この時、クラッキングメディウムが完全に乾き切ると効果がなくなるので、半乾きの状態で上塗りします。目安としては、“触ってみると塗料は付かないけれど、ペタペタと粘着する感じはある”と言うぐらい。
そして上塗りする塗料はあまり厚塗りせず、クラッキングメディウムの時と同様、薄く満遍なく均一に塗ります。分厚く塗りすぎると、ひび割れがムラになってしまいます。
ひび割れた間から下塗りしたモカチャが見え、アンティーク感を出すことができましたよ。まるで魔法の塗料かのように、クラッキングメディウムを塗るだけで、ひび割れ塗装を簡単に作ることができます。古びた感じを出したい時に使える塗料ですね。
STEP5. 土台に文字を立てる
先ほど切った土台となる角材も同じようにクラッキング加工を施したら、GARDN文字を一文字ずつ接着剤で土台に立てていきます。接着面が少ないので、しっかりと固定しておかないとすぐに外れてしまうので注意。ちなみに、Gの文字は下が丸くなっていたので、貼り付けられるように底面を真っ直ぐにカットしました。
STEP6. 完成
全ての文字を土台にくっつけたら、接着剤が乾くのを待ち完成です。長年使い込んでいるような雑貨の出来上がり!誰でも簡単に作ることができますよ。
アレンジして自分だけの雑貨を作ろう
もともと木製で無地なので、アレンジしやすい雑貨です。クラッキングメディウムだけでなく、他の塗装方法にしたりカラフルな色を使ったり、また布などを文字にくっつけてインテリア雑貨としてアレンジしてもいいかもしれませんね。可能性は無限大!
- アルファベットオブジェ
- ナチュラルミルクペイントモカチャ
- ナチュラルミルクペイントスモーキーブルー
- クラッキングメディウム
- 角材