1つあるととっても便利!室内で使う収納ボックスとしても、外で花や雑貨を飾るボックスとしても、用途を選ばず多目的に使える小物ボックス。持ち手付きなので、物を入れて持ち運びたい時にも使えます。
使用した材料
使った材料はこれだけ。長さ95cm×幅18cmの杉板2枚と丸棒。杉はサンダー仕上げされていないものだったら安価に販売されているものも結構あります。全部合わせても300円ぐらい。
1. 材料をカット
幅30cm(木の厚み分足して32.4cm)・奥行き18cm・高さ25cmの物を作ります。ジグソーを使って底面1枚と側面(長い方)2枚と側面(短く三角の方)2枚にカットしました。
2. 紙やすりで研磨
ホームセンターで販売されている安価な木材の場合研磨されていないものが多いので、紙やすりを使って丁寧に研磨します。私はまだ電動サンダーを持っていないので、ひたすら手動で。早く欲しいな電動サンダー。今年の自分への誕生日プレゼントは電動サンダーを買おうと決めているのです…。
3. 持ち手用の穴をあける
側面(短い方)の持ち手を付ける部分に穴をあけます。丸棒のサイズが10φだったので、電動ドリルを使って10mmの穴をあけました。穴が大き過ぎると棒が抜けてしまうので、できるだけキツキツになるようにあけましょう。
4. 下穴をあける
板と板とを直接ビスで接合していくので、板同士がくっつく部分に電動ドリルを使ってビス用の下穴をあけます。こうすることでビスを打った時に板が割れてしまうのを防ぐことができます。特に板の端にネジを打つ場合は割れやすいので、下穴をあけてから作業すると良いですよ。
5. 塗装
水性ペンキで色をつけます。箱の部分はブルーグレーに、持ち手の部分は白を塗りました。箱の中になる面の塗装も忘れずに、両面を3度重ね塗りしています。外で使う場合は防腐剤を塗るのもお忘れなく。私は2度重ね塗りしました。
6. 側板を接合する
先ほど下穴をあけた場所にビスを打ち、板と板を接合します。まずは底板と同じ幅にしてある短い方の側板からくっつけます。今回は少し厚めの板を使っているので直接板同士をくっつけましたが、板が薄い場合は内側に縦に角材を付け、そこにビスを打ちます。
7. 他の側板も接合
同じ要領で他の側板もくっつけていきます。先に底板と幅が同じ側板を2枚、その後短い側板の厚み分も足した長さの長い方の側板を2枚、と言う順に組み立てます。
8. ボックス部分の組み立て完了
順に全ての側板をくっつけたらボックス部分の組み立てはこれで終わり。小学生の頃の図工の工作の時間を思い出します。とても簡単!
9. スタンプを使って文字入れ
これだけではシンプルだったので、セリアで買ったアルファベットスタンプを使って、小さく文字を入れてみました。スタンプ以外にも自分でステンシルを作れば、好きな文字や絵柄を自由自在に入れることができますよ。
10. 完成
持ち手部分の丸棒は穴から飛び出すように長めに切っておき、入れてから飛び出た部分をカットしました。最後に、アンティーク感を出したかったのでアンティークメディウムを使って少し使い古した感じを出しました。これで完成。
何にでも使える小物ボックス
私は庭で使う花入れとして作りましたが、完成したものを見ていたら、雑誌やペットポトルなどを入れてもいいかなと思いました。少し大きめのサイズなので、DIY用の道具箱としても使えるかも。安く簡単に作ることができるので、使い道に合わせて大きさを変えて作ったら何かと使えるかもしれません。
- 長さ950mm×幅180mm×厚さ12mm杉板2枚
- 丸棒
- ペンキ(ブルーグレー、白)
- アルファベットスタンプ
- 防腐剤