リーズナブルで軽くて腐敗する心配もなく、女性でも扱いやすいことから、近年DIYで人気となっている素材、塩ビパイプ。組み合わせることで、収納棚やラックを作ることもできます。そんな塩ビパイプDIYにお勧めの工具がパイプカッターです。塩ビパイプで何かを作りたい方は、一つ持っているととても便利！
パイプを使ったDIYには欠かせない工具
塩ビパイプは専用ののこぎりでも切ることができますが、切る回数が多かったり太いパイプだったりした場合、手にマメが出来るくらいに疲れてしまいます。
それに比べパイプカッターは、力が要らず切り口も綺麗で、時間をかけることなくパイプをカットすることができますよ。
無骨な雰囲気を好む男前やインダストリアルインテリアなどでは、塩ビパイプを使うことも多いので、そんなインテリアを目指す方には特にマストアイテムですね。
3mm～28mmに対応のダイソーのパイプカッター
安くても2,000円程度はすると思っていたのだけど、なんとダイソーで500円で販売されているのを発見！100円ショップにしては高級な500円商品。
ですが、パイプカッターとしては格安なので即購入！
ダイソーのパイプカッターはパイプ直径3mm～28mmまで切断できます。端のノブをクルクルと回せば、サイズを変えることが出来ますよ。
軟鉄、アルミ、銅、塩化ビニール管に対応しているけれど、ステンレスには対応していません。
1. ローラーの間にパイプを挟んで固定
まずはノブで2つのローラーの間を開き、その間に切断したいパイプをはめ、ノブをしめる方に回してパイプを軽く固定します。
2. 2～3回本体を回す
片手でパイプを持って、パイプカッターを本体ごと2～3回ぐるりと回します。
すると少し刃が入ってローラーが緩んでくるので、ノブを回して少ししめます。ギュッと強くしめ過ぎると本体が回らなくなるので、軽く固定しましょう。
何度か回していると、このようにパイプにカッターの跡がついてきます。一度に切るのではなくローラーを少しずつしめていき、徐々にカットすると言う感じ。
3. 再度2～3回本体を回す
再びパイプを持って、本体を2～3回ぐるっと回します。
パイプカット完了
パイプカッターを何度か回してローラーをしめて、と言う作業を少し繰り返すと、このように簡単にパイプを切ることが出来ます。
1カット1分もかからず出来る作業ではないでしょうか。初めて使う方でも女性の方でも簡単！
パイプ用のこぎりとの比較
パイプ用のこぎりを使ったものとパイプカッターを使ったものを比較してみると、一目瞭然で断面の美しさが分かります。
のこぎりだと手切りなのでどうしてもガタガタになってしまったりするのだけれど、パイプカッターだと同じ力で全面カットしてくれるので、見た目が美しくなります。
面取り刃で更に断面を美しく
パイプカッターだとそれだけでかなりきれいに切断できるのですが、断面にバリができてしまう場合もあるので、そんな場合は本体についている面取り刃を使ってきれいに仕上げることも出来ます。
ダイソーのパイプカッターの場合は、本体の真ん中辺りに面取り刃が収まっています。
それを本体から引き出しパイプ切断面に当てて、切断面のエッジが丸くなるまでパイプを回します。これで更にきれいな断面になりますよ。
短い場合は繋手などで長くしてカット
ちなみに、短いパイプをカットしようとするとパイプが短か過ぎて持てない時があるのですが、そんな時は繋手などで長さを出してパイプを持てるようにします。
こうすることで、短いパイプもカットすることが出来ました。
ダイソーのパイプ用のこぎり
このように、ダイソーのパイプカッターはとても有能な商品だけれど、全てのサイズに対応しているわけじゃありませんし、最初から埋まっている下水用の塩ビ管などには使うことは出来ません。
そんな時は同じくダイソーのPVCパイプ用のこぎりなどを使うと、切ることが出来ます。
塩ビパイプで格安DIYに挑戦！
塩ビパイプを使うと、室内用室外用問わず様々なものが格安で作れます。私は花の冬越しのための温室などを以前作りました。
配管むき出しなオシャレな雰囲気のものを作るのも可能なので、もっと色々なものに挑戦していきたい！
パイプカッターがあれば、DIYの幅も広がります。木工以外のDIYも楽しいものですね！
