自分の好きな絵や文字を簡単にキーホルダーやアクセサリーにできるプラバン。小さい頃プラバンで遊んだと言う懐かしい思い出をお持ちの方も多いと思います。プラバン作りは子供だけではなく大人でも楽しめるので、童心に返って楽しんでみてはいかがでしょう!
必要な材料
プラバン作りに必要な材料は、プラバン、油性ペン、ハサミ、パンチ、アルミホイル、クッキングシートです。特別なものはなく、家にありそうなもので作れるので手軽にチャレンジできますね。
その他にも、除光液やはしなども用意しておくと便利だと思います。
ちなみにプラバンはダイソーやセリアなど、100円ショップで購入することができます。白色、黒色、半透明、透明など、種類豊富に取り揃えられていますよ。
1. 下絵を印刷
今回は、庭の植物に付けるネームプレートをプラバンで作ります。
下絵はあってもなくてもどちらでも良く、プラバンに直接絵を描いても良いのですが、下絵を用意しておくとより綺麗に絵を描くことができます。なので私はいつも下絵を用意してから始めます。
下絵を写したいと言う人は、プリンターで好きな絵柄を印刷しておいてください。直接描かれる方はこの行程は省いて頂いて構いません。
2. 下絵を貼り付ける
印刷した絵柄をプラバンに貼り付けます。跡が残りやすいセロテープよりは、簡単に剥がれるマスキングテープなどを使って留めておくと良いでしょう。
3. 油性ペンで描く
下絵に沿って、上から絵柄をなぞっていきます。プラバンで使えるのは油性ペン。水性ではなく必ず油性ペンで描いて下さい。
私はシンプルに仕上げるために白1色で作っていますが、カラフルにしたければ、たくさんの色の油性ペンで色を付けて描きます。
4. 形にカット
下絵が描けたらカットする線も薄く描いておき、その線に沿ってはさみでカットします。はさみの先を使ってカットするとプラバンが割れたりヒビが入ってしまうことがあるので、はさみの奥の方を使って切るときれいに切ることができますよ。
カットした時に残ってしまった線や、描いている途中ではみ出してしまったところは、マニュキアを落とす除光液を使うと落とすことができます。綿棒などに除光液を付け、軽くこすると落とせます。
除光液を使った後は、トースターに入れる前にしっかりと乾かしておいて下さいね。
5. パンチで穴あけ
プラバンはできあがった後にキーホルダーやアクセサリーになることが多いものなので、必要に応じてパンチで穴をあけます。
注意点は焼いた後にプラバンと一緒に穴も小さくなること。キーホルダーのチェーンなどが入らなくなる場合があるので、穴も大きめにあけておきます。
6. トースターを余熱
プラバンを焼いた時に歪ませないためにも、トースターで焼く前にしっかりと余熱をしておきます。これが上手に焼くためのコツの一つとも言えますよ。
7. トースターに入れる
余熱したトースターの中に、一度丸めてしわしわにしてから広げたアルミホイル、その上にクッキングシート、更にその上に絵を描いたプラバンを乗せます。
8. 焼く
プラバンをセットしたら温めスタート!
それぞれご家庭のトースターによって加熱時間も変わるので一概に何分とは言えませんが、プラバンが縮んでくるのは温めてから1~2分程度。窓から中を覗きながら、プラバンが小さくなっていくのを確認し、完全に小さくなるまで待ちます。
- トースターの中でひねりながら縮んでいくのですが、その光景に慌てて取り出してしまうと可笑しな形になってしまいます。
- 既に縮んでいるのにトースターの中で長い間放っておくと溶けてしまい、気泡も入り歪な形になってしまいます。縮んだことを確認したら、なるべく早く取り出した方が良いです。
- 大きさによって温める時間が変わるので、一度にたくさん焼くと縮むスピードが違って失敗してしまいます。必ず一つずつ焼いた方が上手くできます。
9. 本に挟んで成形
縮んだところでクッキングシートごと取り出し、本などに挟んで成形します。クッキングシートはなくても良いのですが、ない場合は熱いので手で触らずに必ずはしで取り出しましょう。火傷にご注意を!
挟んだら本を閉じ、平らになるよう上から手でしっかりと押さえます。熱いうちじゃないと固まって成形できなくなるので、オーブンから取り出したらすぐに行って下さい。
10. アクリルスプレーで保護
絵柄を描いた面は傷が付いたりすると文字が消えてしまう可能性もあるので、透明のアクリルスプレーやニススプレーなどを使って保護すると長持ちします。
11. 完成
以上でプラバン作り終了です。オリジナルのネームプレートが完成しました!この工程で同じように作れば、自分だけのキーホルダーやアクセサリーも作ることができますよ。子供たちと一緒に、自分も子供に戻った気分で、楽しみながらプラバン工作をお試しあれ!
初心者でもすぐにできます!
焼き時間など少々コツがいるので、最初は失敗することもあると思いますけど、何度かやっているうちに上手く焼けるコツを覚えてすぐに上手にできるようになると思います。作ったプラバンがぐにゃ~っと縮んでいく姿は何度見ても面白いですね。
関連商品
- プラバン
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