1つ持っているととても便利。木工や工作、DIYで活躍してくれるタッカー。ホッチキス型の工具です。ホッチキスより力が強いため、板の接合やクロスの張替えなど、様々な場面で使えるアイテムですよ。
タッカーとは?
タッカーとは主に建築現場などで使われる工具で、ホッチキスのように針を使って木や布などを固定します。
ネジのように強力なわけではないので分厚い木材を止めるのには向いていませんが、壁紙や布などを固定するには十分強度があり、手軽で簡単に出来るので使用されることが多いのです。
家やお店の中の壁や天井をよく見ると、きっと針のようなもので止められたものを見つけることができるでしょう。それがタッカーです。
ちょうどタッカーを買おうと探していたところ、ダイソーで販売されているのを発見!ダイソーにしては高級品である300円ですが、タッカーにしては激安。家でDIYに使うぐらいなら、これで十分だと思います。
ダイソーにはタッカー専用針も
そしてもちろん!タッカーが売られているならタッカー用の針もある。こちらは1,200本入りで100円の商品でした。ダイソーは工具の種類が多く、こんなものまで!と言うものも多々取り揃えられており、DIYをする人にとってはありがたい限りですね。
ダイソータッカーの説明・針の装填方法
他のタッカーも大差ないと思いますが、ダイソーのタッカーの針の装填方法はとても簡単。グリップの下にあるプッシャーつまみを1度押し来み、爪を下方向に外してからそのまま引き抜きます。すると、長いバネの付いたプッシャーがそのまま外れました。
あとは専用針を中に入れるだけ。針を入れたら先ほど抜いたプッシャーを押し込むように戻します。これだけでタッカーの準備は終了。初めて使う人でも簡単ですね!
タッカーを使ってフェイク窓枠制作
タッカーの使い道は様々で、使い方1つで素早く簡単に大活躍してくれます。
今回は余った細い角材があったので、庭に飾れるフェイクの窓枠を作ってみました。ネジや釘を使わず、タッカーと木材があれば作ることができます。
繋ぎ部分をタッカーで止めるだけ
まずは外枠作り。斜め45度にカットした木材どうしを合わせ、この部分をタッカーで固定します。使い方もとても簡単で、グリップを握って打ち込み対象に垂直に押し当て、ハンドルを強く押すだけ。ホッチキスよりも多少力が入りますが、カチャッと言ったら成功です。
要はホッチキスと全く同じ原理と使い方ですね。分厚くて針が入りにくい場合は、打ち込んだ針をハンマーで軽く叩いて固定します。
4つの角を全てタッカーで2ヶ所ずつ固定しました。これだけで全く外れませんし、強く固定されています。今まで枠を作る時はネジを入れて固定することが多かったのですが、細い木材ならタッカーでも十分大丈夫そうですね。
格子部分もタッカーで接合
続いて中の格子部分。内側ピッタリはまるようなサイズで木材をカット。ここで外枠に接合する部分と、格子が重なる部分を同じようにタッカーで止めます。
タッカーのみで窓枠完成!
こちらも全て2ヶ所ずつ止め、これだけで簡単な窓の完成です!全部で20分もかからないぐらいでしょうか。手間をかけずに窓枠を作ることができました。
100円ショップのタッカーとは言え、しっかりと強力に固定することができ満足です。太い木材や分厚い木材になると使えないでしょうけど、これぐらいの工作ならなんの問題もありませんでしたよ。
ホッチキスで針を抜ける
ちなみに、タッカーの針(ステープル)はホッチキスの後ろ側の針を抜く部分で抜けました。ダイソーでも販売されているホッチキス針はずしでも抜けると思います。
ダイソーのものはこれで抜けましたが、針が大きく強力なものになると、さすがに専用のリムーバーが必要になるかと…。
簡単工作やDIYで大活躍!
先ほど作った窓枠は、色を塗ってフェンスに飾ってあります。本物の窓っぽく透明フィルムやアクリル板などを付けるにしても、タッカーで出来ますね!ちょっとしたDIYや木工などに、とても重宝するタッカー。やれることの幅が広がる工具です。
タッカーは電動タッカーやハンマータッカーなど色々と種類があります。ダイソーのタッカーでは使えないものもあるので、用途によって変えて使うと良いでしょう。