小さな台があると、ちょっとした小物や植物のディスプレイや収納、小さなテーブル代わりにも使え便利です。作り方も簡単なので、DIYを始めたばかりの人にもお勧めの家具です。ハーバリウムや花などを飾るために、50cmほどの台を手作りしましたよ。
シンプルな木工
今回は、中学校の授業で習うような木工の基本工作です。
いつもならネジを隠したり塗装に力を入れたりしますが、室内用ですしテーブルクロスを敷くつもりだったので手の込んだことはしませんでした。
シンプルに組み立てるだけなので、ちゃちゃっと1時間もかからないうちに出来上がりましたよ。
1. 材料を揃える
必要な材料は、天板の板、脚4本、補強材2本。
私は天板は家にあった板を使っていますが、あまり薄いと強度がないので少し分厚めの板を用意すると良いかも。
脚も細いとグラつきやすくなるので、4cmの角材を使用しました。補強材も同じ太さです。
カットする手間を省くために、全てホームセンターであらかじめカットしてもらいました。木材カットは有料ですが、多くのホームセンターでやっているサービスで、正確な寸法で切ってもらえて時短にもなるしとても便利ですよ!
特に、今回のようなテーブルの脚だと、数ミリズレがあるだけでグラつきの原因になってしまうので、このサービスはとても重宝します。
2. 下穴をあける
天板の四隅の脚を取り付ける部分に、それぞれネジを打つための下穴をあけます。脚1本に付き2ヶ所下穴をあけました。
下穴をあけることで、ネジを打った時に木材にヒビが入ったり割れてしまったりすることを防ぐ役割があります。どこにネジを打つかの目安にもなりますね。
3. ネジで固定
あけた下穴にネジを打って脚を取り付けていきます。
下穴をあけてあるので、ネジが固定されて真っ直ぐ入りスムーズに作業が進みますよ。
4. 補強材の取り付け
脚4本だけだとガタガタしたり強度が低い場合もあるので、1本木材を通し、ガッチリするよう補強します。
最初に補強材をボンドで脚と脚の間に接着しておき、乾いたらネジでしっかりと固定。
木材が太くてそのままだとネジが届かなかったので、ネジ頭より大きめの穴をあけ、木材の中の方に食い込むようにネジを打ちました。本当ならダボで隠すともっと見栄えが良くなりますね。
5. 完成
以上で完成になります!ホームセンターでカットしてもらえばあとは組み立てるだけなので超簡単!
いやあそれにしても、ジグソーでカットするより真っ直ぐほとんどズレなく切れているので、仕上がりもいいなあ。全くグラつきもありません。
電動工具はあった方が作りやすいですけど、なくても作ることは可能です。DIYに慣れていない人でも、数時間あれば作ることができるのではないでしょうか。
いろいろ使える万能台
何気ない台でも、何かと物を置いたり片付けたりすることができるので、あると便利な万能台です。室外で使うなら塗装は必須ですが、花台にもなりそうですね。
シンプルな形なので、場所を選ばずどんなインテリアにも合わせやすいと思いますよ。
これからDIYを始めたい方は、使い道もいろいろありますし、まずは簡単なこんな台から作ってみてはいかがでしょう。
関連商品
- 天板用の板
- 40×40mm角材
- 40×40mm補強材
- ネジ
- 木工用ボンド