コレクションボックスの中を飾るのは、まるで宝石のような美しい植物たち。様々な植物のドライフラワーを使って、植物標本のようなインテリア雑貨を作ってみました。身近な草花をコレクションしてみませんか?
研究室のような植物標本に憧れて
人気のハーバリウムも植物標本と言う意味がありますが、今回作る雑貨はハーバリウムよりももっと理系っぽいものです。ビーカーや試験管などが並ぶ理系インテリアのお部屋にも合いそうなものを作りました。私は魔女好きなので魔女の調合材料の標本のように、以前作ったビオラの標本と一緒に飾ってあります。
1. コレクションケースをやすりがけ → 塗装
では作り方へ。使ったのは100円ショップのコレクションケース。カチッと止めれる金具が付いたものです。
100円で立派なコレクションケースが買えるのはとてもありがたいのですが、木でできたケースの部分が多少荒かったりもします。ですのでまずはやすりがけから。荒いサンドペーパーで削ってから細かいサンドペーパーに変えて均していきます。
綺麗になったところで着色ニスで色をつけます。外だけでなく開いた時に見える内側も着色。
2. 底に布を貼る
ケースの底面はコルク素材になっているのだけど、今回はアンティーク風にしたかったので布を貼ります。(ナチュラルな雰囲気にしたい場合はこのままでも良いかも。)
ダイソーに裏がシールになったベルベット調の布が販売されているのでそちらを使用しました。色も何色かあり高級感があって使いやすいので、私のDIYでは度々活躍してくれています。
3. ドライフラワーを用意
主役となるドライフラワーを用意。標本のようにするため、またコレクションケースの中に見栄え良く収めるため、小さめの花や花の一部分などを使います。
私はドライフラワーが好きで家にたくさんのドライフラワーが飾ってあるので、その中から使えそうなものを収集してきました。庭の花や野草で作って使っても良いですね!
4. 配置する
ラベルを貼って標本っぽくするのでそのスペースも考えながら、色々並べてみながら体裁よく配置します。
5. ケースに固定
配置が決まったら、接着剤や両面テープを使い1つずつ固定。花なのでくっつきにくいですが、しっかりとくっつくまで押さえておけば、箱を立てても剥がれることなく固定できます。
6. ラベルを付ける
花の名前を印刷したラベルを貼ります。私はパソコンで1つずつ花の名前を書いた小さなラベルを作り、印刷して使いました。パソコンで作るのが難しい場合は、100円ショップのラベルシールや素材屋さんのラベルなどを印刷して使っても良いと思いますよ。
完成!
色々な植物が入った植物標本が完成しました。箱型なので、あといくつか作り並べて本物の植物コレクションのようにしたいものです。
キラキラと美しいハーバリウムももちろん素敵ですが、シックで落ち着いた今回の植物標本も気に入っています。アンティーク風で魔女っぽくできたかしら。
庭の花でできるボタニカル雑貨
室内で花を育てることはなかなか困難でも、庭で咲いた花を生かして部屋を彩ることはできます。植物のある生活ってやはり素敵。草花を使った植物雑貨を作り、ボタニカルライフを始めてみてはいかがでしょうか。植物は心を癒しますよ。
- コレクションケース
- 着色ニス
- 貼れる布
- ドライフラワー
- ラベル
- 両面テープ・ボンド