水やりなどの手間がいらず、長い間自分の好きな花を楽しめるドライフラワーは、いつだって人気がありますよね。初心者でも誰でも簡単に作れるので、庭に咲いている花や花束などを使って、自分で作ってみてはいかがでしょうか。
簡単!ドライフラワーの作り方
作り方と言ってもとても簡単で、風通しの良い場所に花を吊るして乾燥するのを待つだけなのです。ほら、とっても簡単。私は晴れていれば外に吊るしますが、室内でも大丈夫。クーラーなどの風の当たる場所であれば早くできますよ。
季節にもよりますが普通に吊るして干しておくだけでも、一週間もあれば完成するでしょう。
コツとしては、もう枯れかかってきたからドライフラワーにでもするか!と思ってやると、悪い状態でドライフラワーになるので、あまり綺麗ではなくなるし長持ちしません。
花が垂れてしまったり色が悪くなってしまったことが何度かあるので、ちょっともったいないですけど思い切って、一番綺麗な状態の時に乾燥させてください。すると綺麗なままドライフラワーになります。
ドライフラワー向きの花・不向きの花
せっかくきれいな花が咲いたのなら、ドライフラワーにして残したい!と思うところですが、花によって向き・不向きがあるようです。昔から、何でドライフラワーになる花とならない花があるのだろうかと思っていたんですが、人間にも向き・不向きがあるので、多分それと一緒でしょう。
ドライフラワーにしやすい花は、バラ、アジサイ、ラベンダー、ミモザ、ユーカリ、スターチス、エリンジウムなどの花です。ラベンダーなどの香りが強い花は乾燥させても香りが残るので、ドライフラワーになってからでも楽しむことができます。
私は田畑に囲まれた場所に住んでおり、自然や季節を感じながらよく近所を歩いて散歩するのですが、ついこの間は自生していたペンペン草(ナズナ)を取ってきてドライにしてみました。雑草でも簡単に作れてしまいます。
不向きな花は、ユリ、パンジー、キク、チューリップ、コスモスなどの花です。水分量が多く変色しやすい花は、どれもドライフラワーにするのは難しいようです。
庭に咲いた花や買った花束などを使って
私は庭に咲いたバラやアジサイの花を切って、ドライフラワーをすることが多いです。そうすれば費用がかからずタダでできるし、普通なら枯れてしまう花を長いこと楽しむことだってできますからね。
あとはJAや道の駅には、産地直送の新鮮な切花や花束が安く置いてあるので、そういうところにドライフラワーにできそうな花を探しにいくことも多いです。ちなみに私が住む岐阜県は、道の駅が2018年7月現在で56ヶ所もあり、北海道に次いで全国で2位の数を誇るそうです。確かに車で走っているとめちゃくちゃあるなぁ。そんな全く関係ない話でした…。
ドライフラワーを飾ろう
ドライフラワーと言えば、室内に吊るして飾るのが定番ですね。シックな感じで、フレンチシャビーやナチュラル系な雰囲気のインテリアに合う気がします。私の家も玄関の壁にいくつか飾ってありますよ。写真のように一本の麻紐に、いくつか吊り下げて飾ってもおしゃれです。
コツコツといくつも作ったアジサイのドライフラワーは、家中いろいろなところに置いてあります。もちろん花瓶に入れて生花のように飾るのもあり。アナベルは作りやすくて一つあるだけで存在感がありますが、ちょっと触るだけでポロポロと花が落ちてくるのが難点…。
アジサイに限らずドライフラワーはデリケートなので、取り扱いは気を遣わなくてはなりません。
小物と一緒に雑貨のように飾る
晴れた日には外にも飾っています。ピクニックバッグや麻カゴにワインボトルなんかと一緒に入れてベンチの上などに飾ると、一つの雑貨のようでかわいいですよ。夜にはこのまま家に入れて、インテリアとして飾っています。
私は初めてアニメで「赤毛のアン」を見た時から虜になり、今でも赤毛のアンの大ファンで、グリーンゲイブルズのようにしたいと日々憧れを抱いています。ピクニックバッグとカンカン帽は赤毛のアンっぽい感じを想像し、以前購入したものです。
材料費タダ!長く楽しめる花
誰でも簡単にでき、お金をかけずに作れることがドライフラワーの魅力だと思います。もちろん素敵なものがあれば、花屋さんや雑貨屋さんでも買うこともありますが…。作り方もとても簡単で、生花と違って水やり水替えなどの手間もかからず飾っておくだけなので、もっと増やしてもっと飾りたいと思っています。
今度はドライフラワーでリースを作りたいと思っているので、できたらまた記事にしようと思います。