初夏にフワフワとした綿のような花を咲かせるスモークツリー。ドライフラワーにしやすいため、アレンジして植物雑貨を作るのに向いていますよ。手作りでオリジナル雑貨を作り、お部屋に飾ってみてはいかがでしょう!
スモークツリーって?
スモークツリーは、6~8月頃に枝先に花穂を付けます。この花は綿毛のような特徴的な姿をしており、枝を覆うほどたくさんの花を咲かせるとまるでモクモクと煙がくすぶっているように見えることから、和名を煙の木とも言います。英名のスモークツリーも同じ意味ですが。
丈夫で育てやすい花木
暑さや寒さにも強く成長も早いため、それほど手間をかけずとも育てられることから人気がある花木です。我が家でも数年前に購入し、毎年花を楽しんでいますよ。
地植えにすると花付きも良く大きく成長してくれますが、私の場合はそれほどスペースもなかったので鉢植えで育てています。
加湿や風通しに気を付けて日当たりの良いところで育てれば、枯れることなくぐんぐん育ってくれることでしょう。落葉樹なので冬には葉が落ちますが、秋には紅葉も楽しめる花木ですよ。
ドライフラワー作りも簡単!
もともと水分が多い花ではないため、ドライフラワーも簡単に作ることができます。園芸店などでも初夏頃になると、スモークツリーのドライフラワーを見かけることが多くなりますね。
ドライフラワーは乾燥させて完全に水分を取り除かなければならないので、風通しの良い場所に吊るしておくと作ることができますよ。1週間程放っておくだけで、簡単にドライフラワーが完成します!
スモークツリーで作るインテリア
ドライフラワーにしたスモークツリーを使って、いろんな雑貨を作ることができますよ。園芸店でドライフラワーが安く販売されていたので、そちらを使って作ってみました。
リース
100円ショップでも購入出来るリース土台を使い、ワイヤーやグルーガンを使ってスモークツリーで全体を覆っていくだけで可愛いリースを作ることができますよ。単体で作ってもフワフワで可愛いですし、バラやアジサイと合わせてもアンティークでおしゃれなものになるでしょう。
ドアや壁に掛けて飾る普通のリースも良いですが、天井から吊るして飾るフライングリースもオリジナリティーがあって素敵なインテリア雑貨として飾れるのでおすすめ!
スワッグ
スワッグは花束のように花や枝を束ね、壁に掛けて飾るインテリアのこと。好きな花を好きなように束ねるだけなので、リースより手軽で簡単に作れます。スモークツリーはフワフワしてナチュラルな風合いなので、同じような色の植物を組み合わせれば、とても優しい雰囲気のスワッグになりますよ。ブーケや花束として、人への贈り物にも良いかもしれませんね。
吊るしたり挿すだけでも!
1本1本の枝がとてもインパクトがあるので、リースやスワッグなどにアレンジしなくても、ただ掛けておくだけでお部屋のアクセントになります。私も雑貨作りで余ったスモークツリーがあったので、他のドライフラワーと一緒に天井から吊るして飾っていますよ。
もちろん、花瓶やボトルなどに挿しておくだけでも楽しめます。
まとめ
ドライフラワーにできる花は長持ちするし色んなアレンジが利くので、自分なりのアイテムを作ってみるのに最適です。皆さんも色々と挑戦してみてはいかがでしょうか。
スモークツリーの花が咲く時期は梅雨から初夏にかけて雨が多い季節なのでなかなかガーデニングはできませんが、室内で植物を楽しむのも悪くないものですよ!