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地植えと鉢植えどっちがいいの? それぞれのメリットと栽培方法

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地植えと鉢植え
庭で植物を育てたいと思った時、地植えにするか鉢植えにするか、あなたならどちらを選びますか?必ずしもどちらかじゃないといけないと言うわけではなく、植物や環境に合った育て方があります。では、地植えと鉢植えのそれぞれのメリット、デメリットを見ていきましょう。

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地植えと鉢植え

鉢植えのバラ

地植えとは

地植えは庭植えとも言い、植物を地面に直接植えて育てることを言います。地面の中で育つため、大きくなりやすいのが特徴ですね。

鉢植えとは

植木鉢やコンテナの中に植物を植え、限られたスペースの中で育てることを言います。鉢のサイズによって、成長が制限されることがあります。

地植えのメリット

地植えのメリット

【1】 大きく育つ

大地に根を張ることができるため、土の量に制限がなく、どこまでも根を伸ばしていくことができます。そのため地植えで育てた植物は、のびのびと大きく育つことができます。

樹木やバラなどを鉢植えと地植えで育ててみると、成長力が断然違うのが分かりますよ。特に地植えしたバラは枝をどこまでも伸ばし、ダイナミックな光景を作り上げてくれます。

【2】 鉢替えなどの手間がかからない

鉢植えで育てると、必ず鉢替えや鉢増しをしなければならないのですが、地植えの場合はその必要がありません。

一度植えたら植え替える必要がなく、何年もそのままほったらかしでも育ってくれます。

【3】 水やりが楽

乾いているように見える地面でも、実は土の中には水分が豊富に含まれています。そのため、真夏の炎天下や日照り続きで乾燥している時以外は、こまめに水やりする必要はありませんよ。

その上、与えた水は深く大地に浸透していくので、加湿になることもなく、根腐れや病気の心配も少なくなります。

【4】 自然本来の姿が楽しめる

見た目的なメリットでは、最初からそこで自生して育っていたような、自然本来の雰囲気が作れることが挙げられます。

鉢植えで育てるより自然の風景に近く、ナチュラルガーデンには地植えの方が合いますね。

鉢植えのメリット

鉢植えのメリット

【1】 場所を選ばない

鉢植えで育てる最大の特徴は、なんと言ってもどこででも育てられることでしょう。

例えば、マンションのベランダや土のないタイルの庭でも、場所を選ばずガーデニングを楽しむことができます。

室内で観葉植物や多肉植物を育てることも、鉢植えの植物ならできますね。

【2】 置き場所を簡単に変えられる

地植えの植物は一度植えると移動できませんが、鉢植えならば移動もラクラク。

加湿を嫌う植物であれば雨の時は軒下に移動できますし、咲いている時期と咲いていない時期によって置く場所を変えることもできますよ。

西日を避けたり日当たりの良い場所へ移動したりできることが、鉢植えのメリットの一つです。

【3】 大きくなり過ぎない

鉢植えの大きさによって成長が制限されてしまいますが、逆に言えば鉢のサイズで大きさをコントロールできると言うことです。

あまり大きくしたくなければ小さめの鉢を使うことで、大きくなり過ぎるのを防ぐことができます。

我が家もライラックやオリーブ、ジューンベリーなどの庭木は、地植えすると成長し過ぎるため、鉢植えで育てていますよ。成長に合わせて鉢の大きさを変えています。

地植えのデメリット

地植えのデメリット

【1】 植え替えが大変

一度地植えにしてしまうと、根が深くまで伸び、木であれば幹も太くなってしまうので、植え替えるのが非常に困難になります。

植えてから何年も経っているものだと、場合によっては家の下まで根が広がってしまうこともあり、専門業者に頼まないと移植できないと言うこともあります。

【2】 大きくなり過ぎる

地植えのメリットでもあるのですが、どこまでも大きく成長できるため、意図せず大きくなり過ぎると言うこともあります。

そうなると手が届かないところまで成長し、管理するのが大変になり、剪定などの手入れが自分ではできなくなってしまうことも。

特に、ゴールドクレストなどのコニファーなど、地植えにすると驚異的な大きさになるものは注意が必要です。また、一度植えたら増殖を続けるハーブ系やツル系の植物もよく考えて植えなければなりません。

鉢植えのデメリット

鉢植えのデメリット

【1】 こまめな水やりが大変

鉢植えで育てる場合、こまめに水やりをしなければなりません。極寒期は水やりの頻度は少なくても良いですが、夏場は水切れを起こしやすいので、多い時は1日2回水やりしなければすぐに乾燥してしまいます。

地植えと違い、この毎日の水やりがとても大変な作業でもありますね。

【2】 定期的な植え替えが必要

鉢植えの中の限られた土は、何年も経つと土の中の養分が減ってしまうため、定期的に新しい土に替え、リフレッシュしてあげることが必要です。

また、成長しているのに小さな鉢で育てていると根詰まりしてしまうので、成長に合わせて大きな鉢に変えていくことも必要になります。

1~2年に一度の作業とは言え、植木鉢の数が多いと簡単に終わる作業ではありません。鉢植えで育てる限り、この手間は必ずかかってきます。

【3】 コンパクトにまとまってしまう

メリットでは大きくなり過ぎないと書きましたが、大きくしたくないものは良いにしても、大きくしたいものにしたらデメリットになります。

どうしても鉢の中は限られた空間なので、根もその中でしか育たず、地植えの植物に比べたらかなりコンパクトなサイズになってしまうことが多いですね。

植物や用途に合わせて選ぼう!

地植えと鉢植え
ご覧頂いた通り、地植えと鉢植えはどちらも一長一短あるので、植物の性質や用途に合わせて選ぶことが大切です。

雨に弱い植物であれば絶対に鉢植えの方が良いですし、シンボルツリーになるような大きな木にしたければ地植えの方が向いています。

どうのように育って欲しいのか、どちらの管理が向いているかなどを考え、庭全体の雰囲気をイメージしながら、地植えにするのか鉢植えにするのか考えてみてはいかがでしょう。

移植は植物にとってストレスになるので、できるだけ最初に決め、一度植えたらあまり触ることなく育てると良いと思いますよ。

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