グリーンの美しさと引き換えに、コマメに行わなければならない手入れが必要な芝生の庭。2ヶ月ほど放置して伸び切ってしまっていた芝生を、芝刈り機を使わず芝生バリカンだけで刈り込みました。
頻繁に手入れが必要な芝生
「いつまでもきれいな芝生の庭を・芝刈り機の種類と使い方」の記事でもご紹介しましたが、芝生は放置すると伸びるだけでなく、雑草が生え虫が湧きやすくなります。そのためマメに刈り込みしなければいけません。伸びない冬の時期以外は月に1~2回ほど。成長が良い夏の時期は週に1回。これを死ぬまで続けなければならないのですから、芝生の手入れは意外と大変なのです。
私はいつもは伸びてきたら頻繁に芝刈りをするのだけど、最近長年使ってきた電動式芝刈り機の調子が悪く、まだ買い替えていないのでこんなに伸びるまで放置してしまいました。買うのも時間がかかりそうなので、こうなったらもう狭い場所の刈り込み用に買ってあった芝生バリカンでやってやろうじゃないの!と決心したのです。
芝生バリカンとは
芝生バリカンは2枚の刃が重なっており、これをクロスさせることによって芝生を短くカットします。充電式のものとコード式のものがあり、充電だと長い時間は使えないのでおすすめはコード式のもの。(※コードの巻き込みには注意!)
小さな庭であれば大きな芝刈り機では作業しにくいですし、これ一つあれば芝刈りができると思います。しかし広い庭になると、一度に刈り込める量と範囲が少ないので、電動式や手動式の芝刈り機を使った方が良いでしょう。
我が家の庭はそれほど広くもないけど狭くもないので、この小さなバリカンではもはや無謀のような挑戦。もう早く買えよって話ですね。しかし一度乗りかかった船、なんとか最後まで頑張ります。
芝生刈り込み開始
壁との境界や狭い場所など細かい場所を刈り込むのに適しているためか、ロータリー式の電動芝刈り機よりもきれいに切れます。とは言え、一度では切り残しがあるので同じところを何度か繰り返していますが。
刈り込める範囲が狭いので思ったよりの重労働。しかし長い芝生を刈り込むのは気持ちいい!まるで髪が伸びた子を坊主にカットしている理容師さんみたいな。ビフォーアフターの差が大きいほど嬉しいので、自然と芝が長いところ長いところへ足が動いてしまいます。
虫もいっぱい芝生の庭
芝生が伸びると虫も湧きやすいと先ほど書きましたが、案の定たくさんの虫の住み家と化していました。ダンゴムシやミミズ、尺取虫は当たり前かのようにいます。芝生がボーボーになっているところには蛇の子供までいました。思わず「ワオ!」と声をあげてしまいました。
そんな苦難を乗り越えて、なんとか順調に進みます。このままずっと短ければ良いのに。
草むしりも兼ねて
我が家の隣が草生え放題の空き地でそこから雑草の種が飛んでくるためか、庭の中にもはや処理し切れない量の雑草が生えている場所もあります。もう芝生と言うより草が張っているような。そんな雑草を抜きながら芝刈りもします。二刀流。
しかしだんだんめんどくさくなってきて、芝生バリカンでほじくり雑草を抜くと言う新しい技を発明しながら作業を進めます。(芝生が傷むので真似しないでね!)
一日で終わらず続きは明日
一日で終えるはずだったのに意外と時間が掛かってしまい気づけば夕方。半分しか終わりませんでした。続きは明日。しかしこう見ると、一目瞭然で刈り込んだところが分かりますね。バリカンもバカになりません。
スティックタイプの芝生バリカンも
次の日、同じ要領で残りの半分を仕上げ、無事庭全体を芝生バリカンのみで芝刈りすることに成功しました。この日も気づけば夕方。2日がかりで私の挑戦もようやく終わりを迎えました。
芝生バリカンはスティックタイプのものもあり、掃除機のように長い柄がついているので、立ったまま広範囲を刈り込むことができます。もし広い範囲をバリカンで刈りたいと言う場合があれば、そういったものを選んでも良いかもしれませんね。
また、使っていればもちろん刃の切れ味が落ちてきます。そんな時は研いだり替え刃に交換したりすれば、再び良い切れ味で使うことができますよ。
広い庭には電動芝刈り機がおすすめ!
今回の感想は、やれば何でもできるけど思ったより大変だったと言うこと。何はともあれ、見違えるようにきれいな芝生に整ったので良かった良かった。しかしもう芝生バリカンでの刈り込みはやりたくないので、電動芝刈り機を早いところ新調せにゃなりませんね。
1つ言えることは、広い庭の芝生の刈り込みには、やっぱり電動芝刈り機がおすすめと言うこと!以上が今回の教訓でした。