YouTubeもやっています!チャンネル登録お願いします!

初心者でも簡単!草花の植え付け(植え替え)と寄せ植えの手順

スポンサーリンク

植え付け手順
園芸店で販売されている際に草花が入っているビニールポット。元気に大きく成長させるためには必ずすぐに大きな鉢に植え替えなければなりません。今回は寄せ植えを使って、買ってきてから鉢に移し変える植え付けの手順をご紹介します。

スポンサーリンク

なぜビニールポットのままではダメなのか

ビニールポット
花屋さんでもホームセンターでも花の苗を買うと、だいたいが黒いビニールポットに入っていると思います。これで売られているならこのままで良いではないかと思うかもしれません。

しかしビニールポットだと花が育つのには小さすぎます。ポットから出してみると分かるけど中で根がびっしり張っているので、このままでは根が詰まって育ちにくくなってしまうのです。枯れなかったとしてもこれ以上大きく育つことができません。また、土の量もとても少ないので十分な栄養を取ることもできません。

そんなことから、購入して帰ってきたらできるだけ早いうちに、1回りか2回り大きな鉢に移し替えてあげる必要があるのです。

鉢を用意

ブリキ鉢
今回は寄せ植えを使って植え付けの手順をご紹介するので大きな鉢を用意しました。寄せ植え用に買ったブリキ鉢です。一つだけ植え付けるのであれば、これほど大きいものでなく黒いビニールポットより少し大きな鉢で構いません。

鉢には大きさや種類が豊富にあってそれぞれ特徴も違うので、用途に合ったものを選んでください。ブリキでも鉢にはなりますが、水を出す穴があいていないものが多いので、そういったものは自分で底に穴をあけましょう。穴があいていないものは水が抜けないので根腐れしてしまいますよ。

どれに植えればいいの?植木鉢の素材や種類の違いについて
飾る場所や栽培環境に合わせて使い分けたい植木鉢。しかしいざ花や木を植えようと思っても、どんなものを買っていいのやらと迷ったことはありませんか?植木鉢の素材の違いについて見ていきましょう。

1. 鉢底ネットを敷く

鉢底網
鉢穴の上に鉢底ネットを切って敷きます。鉢底ネットを敷くことで、水やりをした時に一緒に土が流れ出てしまうのを防ぐことができます。また、底から虫が侵入するのを防ぐ効果もあります。なくても育つ場合も多いですが、敷くことでより植物にとって良い環境を作り出すことができるのです。

2. 鉢底石を敷く

鉢底石
土よりも先にまず鉢底石を入れます。これは軽石や黒曜石などから作られる石のことで、土の下に入れることで鉢の中の通気性や排水性を良くする役割があります。そして根腐れするのを防ぐことができるのです。鉢底石がない場合は、大粒の赤玉土や木炭などで代用することも可能です。

鉢の大きさにもよりますが鉢の5分の1程度まで鉢底石を入れます。大きな鉢の場合はもう少し多くても構いません。しかし水はけを良くしたいからと多く入れすぎると土の量が減ってしまうので気をつけましょう。

3. 土を入れる

土を敷く
鉢底石の上に土を被せていきます。土の上にポットから出した苗を乗せた時に、鉢の上縁から2cmほど下に苗の上側の土の部分が来る程度まで土を入れます。だいたい鉢の3分の1ほどの位置だと思います。なぜ2cm余白をあけるのかと言うと、水やりをした時に上から土が流出してしまわないようにするためです。これをウォータースペースと言います。

元肥を混ぜる場合はこの時に土と一緒に混ぜておきます。

肥料を知って植物を元気に育てよう 【元肥と追肥の与え方】
植物を育てる上で必要な肥料。一言で肥料と言っても種類が多く、ガーデニングを始めたばかりの方にとってはいつどんな肥料を与えれば良いのか悩むことがあると思います。肥料について知り、大切な植物を元気に育てましょう!

4. 配置してみる

配置構成
1株だけ植えるのであれば関係なく寄せ植えの場合に限りますが、土の上にビニールポットのまま苗を置いてみます。どんな配置にしたいのかここでしっかりとレイアウトしてみましょう。基本は、後ろから高いもの、前に来るほど低いものになります。(丸い鉢だと真ん中が高くサイドに行くほど低くなると言うスタイルもあります。)

ちなみに今回使用したのは、カルーナ、スイートラベンダー、ノースポール、ビオラ、パンジー、アリッサムなど。冬の花をメインに作りました。

自分好みに演出!初心者でもできる寄せ植えの基本と作り方
狭いスペースしかなくても、鉢やコンテナさえあれば誰でも始めることができる寄せ植え。季節ごとの違った花や花同士の組み合わせによって、千差万別な寄せ植えができます。基本さえ知っていれば、バランスよく作ることができますよ。

5. 苗を出して根をほぐす

苗を出す
植え付ける準備として、ビニールポットから苗を出し、びっしりと詰まっている根を少しほぐしてやります。根が傷むと萎れてしまうので作業は丁寧に行わなければなりません。根を切らないように気をつけ、指で軽くほぐしましょう。

6. 苗の植え付け

並べる
ここでようやく植え付けの作業になります。1株の場合はそのまま土の上に置き、寄せ植えの場合は先ほどレイアウトしたように並べていきます。寄せ植えの場合鉢に対して株数が多すぎると栄養不足になったり根が詰まったりするので、間隔を取って余裕を持って配置しましょう。

 
並べる完了
土を入れる前に全ての花を並べます。後ろの背が高いものから順に並べ、最後に前の列を並べます。土を入れるともう配置変えできないので、最後にバランスや構成をチェックして、最終的に配置を決めます。

7. 土を被せる

土を入れる
STEP3でお伝えしたように、鉢の上縁から2cmほど下まで土を被せていきます。花が多いほど隙間も多いので、入れ忘れがないように気をつけてください。土には様々な種類がありその植物に合った土をブレンドして作る方法もありますが、最初は培養土を使うと簡単で良いと思います。

培養土?腐葉土?花を植えるための園芸用土の種類や違い
植物を植えるために必ず必要な土。しかし一言で土と言っても幅広く、種類の多さからホームセンターでどれを買えば良いのか迷ってしまったことはありませんか?園芸で使う用土の種類や違いについてまとめてみました。

 
土を入れる
指や細い棒などを使って土をつついてみると、意外と隙間ができてまだまだ土が入るところが出てきます。そういったところに再度土を入れ、全体的に隙間なくしっかりと土が入るまでこの作業を何度か繰り返します。

植え付け完成

寄せ植え完成
土が入ったらこれで植え付けの作業は終わりです。植え付けた後には鉢底から水が流れ出るほどたっぷりと水をやり、根が土に馴染むように手助けしてやります。日光がよく当たる場所で管理しましょう。

植え付けは簡単な作業

植え付け
いくつも草花を買うと植え付けの作業はめんどくさいと思うこともあるかもしれません。暑い夏や寒い冬は外での作業も億劫ですよね。

しかしせっかく買ったのであればスクスクと大きく元気に育ってもらいたいもの。ビニールポットのままでは栄養も少なく大きく育たないのでかわいそうです。人間でもずっと狭いスペースに入れられているのは辛いでしょ?

植え付ける作業は土など要るものを揃えてしまえば難しいものではなく、初心者でも誰でも簡単にできる作業です。2つ3つ花があるだけでも庭の雰囲気が明るくなりますよ。さあ、庭に花を飾ってみませんか?

関連商品

チャンネル名「チェリーガーデン」

YouTube配信もしていますので、よろしければチャンネル登録お願いします。

DIYの様子や、80本ほど植えているバラの姿、移り行く四季折々のチェリーガーデンの風景などを動画にまとめています。

▶YouTubeチャンネル「チェリーガーデン」

スポンサーリンク
知識・思ったこと
スポンサーリンク



スポンサーリンク
ガーデンDIY図鑑
タイトルとURLをコピーしました