掃き出し窓から庭へ出る時に高さがあったので、踏み台(ステップ)を作ってスムーズに庭へ出られるようにしました。ご高齢の方やお子様がいるお家で便利ですよ。ちゃちゃっと作れて物を取る時や物を置く台にも使えます。
端材をうまく活用しよう!
たくさん物を作れば作るほど当然端材も増えていきます。木材は短いものであれ溜まると意外と場所を取るので、置き場に困っている方も多いのではないでしょうか。私もついもったいないと思い割と短めのものまで残しているので、どんどん溜まっていく一方でいつも悩まされています……。
なので、ガーデン雑貨などを作る時は新しい木材を買わずに余っている木材のサイズに合わせて作ったり、いろんなサイズの端材を組み合わせて作れるものを考えたりして、極力溜まらないような工夫もしています。
今回の踏み台も作ると決めた時に端材を確認し、もちろん実用的なものであることは念頭においてですが、新たな木材を買わなくてもできるようなものを作ることにしました。
1. 端材をカット
と言うことで端材を使っているので、塗装しているものと無塗装なものがありますがお気になさらず。
簡単なものなので設計図なんかはなしで深く考えず、土台、天板、脚のパーツに木材をカット。脚だけはしっかりした木材が良かったので2×材、あとは1×材を使って作りました。
土台は天板を置くための枠となるものなので、4枚の木材を使って枠を作ります。天板の3枚の1×材がぴったり乗る四角形になるようなサイズにカットしておいてください。
2. やすりがけ
塗装してあるものもあるけれど、全ての木材を1度全てやすりがけします。特に踏み台は素足のまま使うこともあるためトゲがささったりすると危ないので、切った断面を中心に念入りにやすりがけしました。
3. 下穴をあける
組み立てる形を想定し、ネジを打つ場所全てにドリルで下穴をあけておきます。特に1×材などの薄めの木材を使う場合や木材の縁などにネジを打つ場合は、下穴をあけてからネジ打ちをしないと割れてしまう可能性が高いです。
めんどくさい作業で飛ばしたくなる工程ではあるのですが、下穴あけはやっておいて間違いはありません。やらずに失敗して後悔したことが何度もあります。
4. 塗装
水性ペンキを使って切った木材を塗装。少しだけ薄い水色のペンキが残っていたので、脚だけ水色に着色しました。
室外で使うものを作る時はいつも塗装は念入りにするのですけど、今回はあまり雨の当たるところでもないし目につくような所に置くようなものでもないので、簡単に1度塗りにしておきました。
5. 土台作り
ペンキを乾かしたら早速組み立て開始!土台となる4枚の木材を四角く組み立てます。それぞれの木材どうしを直接ネジで固定しました。
6. 補強材で強度を付ける
人が乗り降りして使うものなので、しっかりとしたもので強度がないといけません。特に1×材を使っていてあまり強度はないので補強の板を入れて強度を出します。
横幅40cmほどの小さなものなので真ん中に1本でも良かったのですが、念には念を、等間隔に2本の補強板を入れておきました。ウッドデッキで言うところの寝太ですね。
7. 天板を打ち込む
土台が出来たので、この土台の横幅ぴったりにカットした天板を上から打ちつけていきます。最初に1×材3枚並べたサイズの寸法をしっかりと測ってあれば、3枚打ち付けた時に土台とぴったりサイズが合うはずです。
8. 脚の取り付け
最後に4本の脚を1本ずつ土台にネジで打ち付けます。この時、水平器を使って水平を取りながら脚を取り付けないと、出来た時にガタガタしたり斜めになってしまうことがあるのでご注意を。私もジグソーで切った時に真っ直ぐ切れていなかったせいか、水平が取れなくて何度かやり直しました。
完成!
はい、完成!簡単でしたね!2~3時間あれば出来てしまうのではないでしょうか。木工はサクサク進んで楽しいなあ!
この踏み台は地面から掃き出し窓までの高さの半分である18cmの高さにしてありすが、違和感なくちょうど良い高さで昇り降りがラクにできます。小さめなので邪魔になることもなく、良いサイズでした。今回はお金をかけることなく作れたので良かった良かった。
花台や作業台にも!
踏み台として作っているけれど、もちろん他の何にでも使えちゃいますよ。試しに庭の鉢植えを置いてみたらぴったりだったので、もう1つ作って花台としても活用しようかと思っています。簡単にできるけど意外と万能なので、子供用の台や作業台として使っても良いかもしれませんね!
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