庭の鉢植えが増えてきたので、飾るための花台を手作りすることにしました。今までレンガや木材など色々な材料で花台を作ってきましたが、今回は100円ショップの材料のみ!軽くて丈夫で簡単だけど、100円ショップには見えないアンティーク風の花台をDIY!
材料はたったこれだけ!
発泡スチロールブロック
インテリアや棚作りの土台として使える発泡スチロールでできたブロック。発泡スチロールなので軽いですが、強度があるので重いものを乗せて使うのにも向いています。
以前から何かに使えそうだと気になっていた商品ではあったのですが、その何かが思いつかなくて買ったことはなかったのですけど、ようやく今回のDIYで使い道が見つかりました。
ダイソーには100円の普通サイズのものと200円のビッグサイズのものがあり、私はビッグサイズの方を2つ購入。
リメイククッションシート
部屋や雑貨、小物など、貼ることで手軽に雰囲気をチェンジすることができるリメイクシート。大理石、木目、レンガ、コンクリートと柄は様々で、100円ショップからもたくさんの種類のものが販売されています。
その中から今回使ったのは、クッションシートと言う、ちょっと厚みがあってクッションのように柔らかい素材になっているもの。普通のシール状のリメイクシートと違い、デコボコして質感までリアルに表現されているので、柄だけではなく見た目までより本物っぽくなっていますよ。
ダイソーでも販売されていますが、レンガ調のもので理想に近い色のものがなかったので、セリアのレンガっぽい柄のワイングレーを購入しました。
板材
花台の天板として使う板を探しており、こちらもダイソーの工作用品売場でゲット。ダイソーは板材も豊富なサイズのものが販売されているので、何かとDIYでは便利だと思います。
ただし、軽くて強度はあまりなさそうな板なので、ホームセンターでしっかりした木材を買っても良いかもしれません。1×材などの端材があれば、そういったものを組み合わせて使っても十分ですね。
1. 発泡ブロックを重ねて接着
上記の材料を揃えたら、レッツDIY!
発泡スチロールブロックを2つくっつけて使うので、接着剤で2つをしっかりと固定します。使ったのは発泡スチロールにも対応しているセリアの万能ボンド。
ボンドを塗ったら完全に接着できるまで、重しを乗せて時間を置きます。
2. 板材をカット
乾かしている間に天板作りに取り掛かります。
購入した板材を、ブロックの横幅と同じ長さにカット。発泡スチロールブロックは幅が37cmだったのでその大きさに切りました。
奥行きはブロックを立てて2つ繋げた長さです。こちらは最初からほぼ同じ長さの板を購入したので、奥行きはカットせず使いました。
カットした断面はバリが出て危ないので、サンドペーパーで整えておきましょう。
3. アンティーク塗装
板が薄くて弱いため、水やりで水がかかるとすぐに腐ってしまいそうなので、塗装はしておいた方が良さそうですね。
せっかく塗装するのなら少しペンキが剥げたようなアンティーク感を出したかったので、最初に茶色の水性塗料をざっと塗って乾かし、その上から白の水性ペンキをかすれるように塗って、古びた感じのシャビー塗装にしてみました。
4. ニスで保護
塗料が乾いたら、ニススプレーを吹きかけて保護します。ラッカーのクリア塗装や防腐剤でも良いと思います。
5. リメイククッションシートを貼る
そうこうしているうちにブロックがくっついた頃なので、今度は天板を乾かしておき、リメイクシートに取り掛かりましょう。
クッションシートは厚みがあるけれど、普通のリメイクシートと同じで自由に好きなサイズでカットして使えるので、ブロックと同じ長さに切って使います。カットする際ははさみよりカッターの方がきれいに切ることができました。
ダイソーのレンガ風のリメイククッションシートだとだいたい上下に2枚でブロックが埋まります。
裏面がシールになっているので、そのままブロックにペタッと貼ることができますよ。
側面はブロックが平面ではないので心配でしたが、シールが結構強力なので、シールが当たる部分が少なくても剥がれることはありません。
もしも剥がれてくることがあれば、直接接着剤で貼り付けてください。
四面全てにクッションシートを貼り付ければ、なんとなくレンガっぽい花台に近づいてきました。厚みと質感があるので、普通のリメイクシートよりリアル感がありますね。
6. 板を乗せたら完成!
先ほどアンティーク塗装した板をブロックの上に乗せれば完成です!
板はボンドや釘などで固定しても良いですが、上に花を乗せればずれることはないので、とりあえずそのまま乗せただけの状態にしてあります。
花とピッタリ!可愛い花台ができました
庭に出して花を並べてみたら、柄も自然で違和感がなく、花や庭の雰囲気に馴染んでいます。何気なく見れば本物のレンガのように見えますし、西洋風でおしゃれなガーデンアイテムになったのではないでしょうか。
重そうに見えて実は軽いので、持ち上げてすぐに場所を移動できるのも、発泡スチロールブロックを使うメリットです。
私が選んだリメイククッションシートのワイングレーは、色がグラデーション(マーブル?)のようで一枚一枚色合いが違ってくるため、好みもあるので色をよく見て選んで購入した方が良いと思います。色で雰囲気もだいぶ変わっちゃうかも。
また、本来室内で使うもので防水機能はなさそうなので、できるだけ雨に当たらない場所を選んで置いています。
本物のレンガを使った花台も作ってます!
と言うことでフェイクレンガの花台のご紹介でしたが、過去には本物のレンガを並べた花台もいくつか作っていますよ。やはり庭づくりにレンガは欠かせない素材ですね。ぜひそちらも併せてご覧下さい!
関連商品
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