土の代わりに植物を育てることができるジェリーボール。ビー玉のように透明でキラキラ美しく、カラフルなボールが植物を引き立ててくれます。涼しげなインテリアとしてもピッタリ!ダイソーとセリアから販売されているジェリーボールを比較してみました。
ジェリーボールって?
そもそもジェリーボールとは、土を使わずに育てるハイドロカルチャー(水栽培)の資材として、室内用の植物に使用するものです。
土を使わないため清潔で、虫などの心配をすることなく育てられる資材なのです。
ジェリーボールと書いていますが呼び名は統一されておらず、アクアボール、バブルジェリーなどと様々な呼び名がありますよ。
ダイソーのジェルポリマー
ダイソーのものは、ジェルポリマーと言う商品名で販売されています。色は写真の青、緑、赤の3色と、透明のものもあり全部で4色でした。
瓶型の容器に入って売られており、内容量は300gとたっぷり。栄養素入りで、ジェル状の培養土として使うことができます。(ただし栄養素は半年ほどでなくなります。)
青は透明との2色入り。緑も透明との2色入り。赤はオレンジ、白、透明との4色入り。透明は透明のみの1色入りです。サイズは統一され、全て同じサイズです。
セリアのプラントビーズ
セリアのものは、プラントビーズと言う商品名で販売されています。ネットでは他の色も見かけましたが、私が確認したのは水色の1色でした。
チャックの付いた袋に入って売られており、内容量は175gとダイソーよりは少なめ。栄養素が入っていないため、保水材としての役割しかありません。自分で液肥を入れて使います。
色は青と緑と透明の3色入りでした。ダイソーのものと同じくサイズは統一され均一です。一つ一つのボールの大きさはダイソーのものより大きめ。
ジェルポリマーとプラントビーズどちらがおすすめ?
内容量が多く栄養素も入っている点から、植物を育てるのであれば、私個人的にはダイソーのジェルポリマーの方がおすすめ。4色あってカラーバリエーションもありますし。
ただセリアのプラントビーズも色合いが美しく爽やかなので、水の中に入れて飾りとして使ったり、切り花を挿しておくだけなら問題ないと思います。
ジェリーボールの使い方
ジェルポリマーにしろプラントビーズにしろ使い方は同じです。
2. ポットから出したら土を落とし、根についている土もしっかり水で洗います。
3. 透明のガラス瓶を用意し、ジェリーボールを入れます。
4. ギュッと挿すように植物を植え込みます。
水分が減ってくるとボールが縮んで小さくなるので、水に付けてあげると再び膨らんで元通りになりますよ。逆に放っておくと水分が抜けて小さくなり、カピカピの乾いた状態になってしまうので、水分補給を忘れないようにしなければなりません。
水さえあれば何度でも繰り返し使うことができますよ。
両方使って植えてみました。
上記の方法でジェルポリマーとプラントビーズで植えつけてみました。いかがでしょうか。左がダイソーのジェルポリマー、右がセリアのプラントビーズです。セリアの方には植え付け後に液肥を与えてあります。
同じ青色を使いましたが色が少し違いますね。セリアの方が3色入っているので賑やかに見えます。
いずれにせよ、どちらも煌いてとても美しい。見た目は甲乙付けがたいですね。
まとめ
実験的にダイソーとセリアの両商品を使って観葉植物を植えてみましたが、植物には栄養素がないと育たず枯れてしまいますので、肥料などをやる手間を省きたいのであればダイソーのジェルポリマーの方が良いと思います。
いくつか並べて飾るだけでもとても可愛いインテリアになるので、ぜひジェリーボールを使ったハイドロカルチャーを楽しんでくださいね!