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【玄関ドアリフォーム1】 古くなったアルミドアをDIYで塗り替えました

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塗装完了
築30年以上の我が家。古くなってくるといろんなところを直さなければならなくなりますが、最近気になっていたのが玄関のドア。塗装の剥がれや汚れがひどくなってきました。専門業者に頼むと高額になりそうだったので、お金をかけずにDIYで塗装してセルフリフォームしてみましたよ。

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古びた玄関ドア

玄関ドア
家の顔とも言える玄関はいつでもきれいにしておきたいもの。

しかし、家を建ててから時間が経つと、いくら掃除や玄関の飾り付けを頑張っても、ドアが傷んでだんだんとごまかせなくなってきます。

 
古びたドア
毎日掃き掃除を欠かさず、植物や季節の雑貨で玄関周りを飾っていますが、ご覧の通り古くなった玄関ドアのせいで全て台無し……。

もともと塗ってあった白い塗料がペリペリと剥がれてきていますね。

また、擦ったような黒い線がいくつも入っており、スポンジでこすっても全然落ちる気配なし。うーん、なんとかならないものか……。

アルミのドア塗装はDIY向きではない?

アルミドア塗装
玄関ドアは主に、木製のドア金属製のドアがあります。我が家のドアはアルミでできているので、金属製に含まれますね。

金属製には他にも、スチール製鉄製などが含まれますが、多くの家でアルミ製のドアが使われることが多いのではないでしょうか。

木製のドアは名前の通り“木”でできているドアなので、塗装がしやすくDIYでも塗りやすい素材と言えます。

しかし、定期的なメンテナンスを行わないと、色褪せや虫食いの原因にもなってしまいます。

対して金属製のドアは、素人がDIYで塗装するのは難しいと言われるドアです。特にアルミなどの金属は塗料が乗りにくく、塗装してもすぐに剥げてしまう可能性が高いからです。

 
そう言われていることが多いアルミドアですし、一度塗装してしまうともう元には戻れないと言うプレッシャーで、なかなか重い腰が上がらず悩むこと2年――。

しかし、日に日にひどくなる扉に目も当てられなくなり、「どうせ古い家だ、やっちゃえ!」と言う気持ちでようやく塗装することにしました。

塗装した後も、何ヶ月後、何年後の様子をレポートしていくつもりですが、専門の方たちがDIYでは難しいと言う塗装なので、玄関ドアを塗装する方は全て自己責任でお願いします。当サイトではその責任を負いかねますのでご了承ください。

1. 周りを養生する

養生
今回はドアの横の格子や囲っている枠はきれいだったので塗装せず、ドアの部分だけを塗っていきます。

ドアの塗装をするにあたり、最初にしなければならないのはドアの周辺の養生。

ドア以外の他の場所にまで色が付いてしまってはいけないので、塗料が付いてはいけない場所に養生テープマスキングテープを貼ります。

蝶番や取っ手、ドアノッカーなどの金具部分の養生もお忘れなく。鍵穴に塗料が入ると鍵が回らなくなってしまうので、鍵穴にもテープを貼ってガードしました。

2. やすりがけ(塗装剥がし)

やすりがけ
続いて、サンドペーパーを使ってドアの表面を磨きます。電動サンダーがあると便利なのですが、私は持っていなかったので手動で行いました。

サンドペーパーのみで擦ると破れたりして上手く磨けないので、木材などに巻き付けて使うと磨きやすいですよ。

今回はダイソーで購入したサンドペーパーホルダーを使用しました。

 
塗装剥がし
古い塗料をひたすら落とすこと3時間――。

サンドペーパーで擦ると、古くなった塗料がポロポロと剥がれてきます。劣化がひどい部分は、少し擦るだけでペロンと剥がれてきました。中のアルミがだいぶ見えてきましたね。

3. 全体を研磨

アルミ研磨
白い塗装がだいぶ剥がれてはきたものの、これ以上は素人では剥がすことができなくなりました。完璧に剥がすには、何か専門の工具やはく離剤が必要そうです。

本当はしっかりと全部剥がしてから次の工程へ移った方が良いのは分かっているのですが、私じゃ無理そうだったので、今回はこのまま次の工程へ進めます。

プロの方が見たら怒られてしまいそうですが……。

アルミが丸出しになった部分もあるので、全体を今一度研磨しました。

4. 下地剤(プライマー)塗布

ミッチャクロン
もうここまでで思った以上に時間が掛かってしまったので少々焦りながら、次は下地剤の塗布を進めます。

下地剤(プライマー)を塗ることで、上から塗る塗料と素材との密着性を上げてくれます。

使ったのはお馴染みのミッチャクロンマルチ!金属から樹脂まで幅広い素材に対応しており、あらゆる上塗りが可能なマルチプライマーですよ。

強力な密着力で、DIYでも人気がありますね。

 
ミッチャクロン塗装
ミッチャクロンを厚塗りしないよう、ハケなどを使って均一になるよう全体に塗布します。クボミなどがある場合、液体が溜まってしまうと密着不良の原因となるのでご注意ください。

5. 塗装

DIYペンキ
塗り終えたら20~30分時間を置きます。ミッチャクロンは短い時間で次の塗装に入れるのも魅力ですね。

乾かしている間にホームセンターで塗料を買ってきました。ニッペホームプロダクツのSTYLE DIYペンキのミスティグリーン。

屋内外の木部、鉄部、コンクリート、素焼きの鉢、ビニール壁紙などに使える水性ペンキ。

ガーデニング材にも使え、耐水性、耐久性に優れていますよ。

 
塗装開始
最初の一筆、緊張の一瞬……!ドキドキと手を震わせながら端から塗ってみました。これでもう後戻りはできません。ペンキはマット調で落ち着いた色合いでしたよ。

6. 全体に塗っていく

塗装
このまま全体に塗り進めていきます。何度か重ね塗りしてしっかりと色を乗せていくので、一回で分厚く塗らずに薄く均一に塗装します。

 
塗装
前の塗料が剥がれてアルミが出ている部分も、ミッチャクロンを塗っているため、はじくことなくスムーズにペンキを塗ることができます。

7. 細かい部分は筆で

細かい部分塗装
ドアの囲っている縁の金属の部分も、はじかず塗装することができました。角や縁などこういった細かい部分は細い筆に変えて塗装。

太いハケでは細かい部分に塗り残しができてしまうことがあります。

 
細かい部分塗装
鍵の部分、ドアノッカーの周りなど、大きな平面のドアでも細かい部分もあります。金具に塗料が付いてしまわないようしっかりと養生をして、細い筆で塗装。

8. 1度塗り完了

1度塗り
ドア1枚塗るのに約1時間。ようやく全体を塗り終えました。

塗っている途中は夢中だったのであまり色などを気にしていなかったのですが、塗り終えて遠くから見てみると、以前とがらりとイメージが変わっていて驚きましたよ。

変えたのは色だけなのに、まるで違うドアのようです。

海外にありそうな家のドアで、アプローチや庭との雰囲気とも合っており、我ながら感動してしまいました。

 
塗装剥がした部分
ただどうしても、以前の塗装が剥がれたところと剥がれていないところの境目の部分は、塗装しても完全に隠すことはできませんでした。

遠くから見ると全く分からないのですが、近くで見ると少し目立ってしまいます。

9. 2度塗り

2度塗り
最初の塗装を終えてから1日置き、翌日2度目の塗装に入りました。1回目に少しかすれていたりちゃんと塗れていない場所も、2度塗り後にはかなりきれいな塗装になります。

10. 3度塗り~

3度塗り
再び1日置き3度目。同じように細かい部分も塗り残さないよう重ね塗り。

本当は3度塗りで終わろうと思っていたのですが、最初に記述した通りアルミは塗料が剥がれやすいとのことだったので、1日ずつ置き5度重ね塗りしました。分厚い方が丈夫になりますしね。

12. 完成!

玄関扉塗装
養生テープを外していよいよお披露目。何日もかけて塗装したドアも、ようやくリフォーム完了です!

塗る前に何年も使う色についても迷っていたのですけど、薄すぎず濃すぎず、周りのベージュの壁の色とも合うので、この色にして良かったです。

高級感もあるためか、たかがドア一つですが、家全体が垢抜けた気がします。

金属パーツも塗りたい!

玄関扉鉄部塗装
今回はドアの取っ手などの金属パーツは塗装しなかったので、今度はこの部分も塗装して、塗ったグリーンの色と合わせたいなあと考えています。やっぱり真鍮がかっこいいかしら。

この部分の色が変わるだけでも、また大きく雰囲気が変わりそうですね。今から楽しみ!

ペンキは剥がれてしまうのか?

ドア塗装
ドア自体を塗るのは大変な作業じゃありませんし、意外と簡単に塗ることができるのですが、問題は今後ですよね。

塗りたてなので今はきれいだけど、今後やはりペンキがすぐ剥がれてしまうのか、随時レポートしていこうと思っております。ぜひそちらもご覧下さいませ。

やっと塗装できましたー!

塗装ビフォーアフター
数年後まできれいな状態を保てるのかはまだ分からないけれど、なんにせよずっと後回しになっていたDIYだったので、やっと塗装できて心がスッキリしました。

玄関のバラや草花とも合いそうな優しい色合いで心機一転、また庭作りに力を入れていこうと思います!

追記

玄関ドア塗装
その後、ドアノブとドアノッカーを真鍮風に塗装し、ハウスナンバーも取り付けました。クリスマスなどにはリースを飾ってみたりもしています。今までより華やかな雰囲気になり気に入っています。

【玄関ドアリフォーム2】 ドアノブ(取っ手)を水性塗料を使ってDIY塗装
先日、DIYで玄関ドアの塗装を行いました。心機一転、色が変わってエントランスの雰囲気が良くなったのですが、そうなると気になってくるドアノブ部分。古くなってメッキも剥がれて見栄えが悪かったので、新たに真鍮風に塗装してみましたよ。
【玄関ドアリフォーム3】 真鍮のハウスナンバーで海外風にアレンジ
海外では玄関のドアや壁に、ハウスナンバーと言う番地を示した数字を付けることがあります。日本で言う表札のようなもので、これが住宅を示す印となります。我が家の玄関ドアのセルフリフォーム第3弾は、このハウスナンバーの設置。古びた扉が垢抜けましたよ。

関連商品

使用した材料
  • ミッチャクロン
  • STYLE DIYペンキ(ミスティグリーン)
  • サンドペーパー

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