庭に咲いたパンジーとビオラで作った押し花を使って、壁に掛けて飾れるインテリア雑貨を作ってみました。自分で育てた花で作るアイテムは、愛着も一入ですね。お金をかけずに簡単に作れる植物雑貨の作り方をご紹介します。
1. 用意するもの
押し花を入れて飾るための写真立てはダイソーで購入しました。おしゃれなゴールドの壁掛け写真立て。これで100円はお買い得です。
どんな写真立てでも良いのですが、バックが透明のものなんかを使うと、押し花が目立ってより美しく見える気がします。
ガラス製のものであれば、高級感もありますね。
そして押し花を写真立てに入れる時にラミネートするので、ラミネートフィルムも必要になります。こちらも100円ショップで販売されていますよ。
ラミネートは熱をかけて圧着するため、本来は専用のラミネーターが必要となります。
しかし、持っていない人も多いでしょうし、少し使うぐらいで買うのはもったいない……と思う人もいると思います。
そんな時はアイロンで代用可能なので、アイロンとアイロン台も用意しておいてください。
2. 押し花を作っておく
今回は、庭のパンジーやビオラを使って作ります。
他の植物でも結構ですが、押し花には向き、不向きがあり、水分が少なく花弁が薄い植物が向いているため、できない花もあるのでお気をつけくださいね。
本などに挟んで一週間ほどかけて作っても良いですし、早く作りたい人はアイロンですぐに作ることもできます。
押し花の詳しい作り方は以下の記事でご紹介しているのでそちらをご覧下さい。
3. ラミネートの上に押し花を乗せる
ラミネートフィルムを写真立ての中に納まるほどの大きさにカットし、上のフィルムをめくって押し花を乗せていきます。
押し花は乾燥していてもろいため、ピンセットを使って一枚ずつ丁寧に乗せていくと良いと思います。
4. 押し花で形を作る
あれこれ形を考えながら、好きな形に押し花を乗せていきましょう!
私はいろんな色のパンジー、ビオラを使い、花束のような形を作ってみました。
花束なのでリボンも乗せておきましたよ。薄いものであれば、こういったものでもラミネートすることができます。
5. アイロンでラミネートする
押し花を並べることができたら、静電気でくっつきやすいので、気を付けながら上のラミネートフィルムを被せます。
アイロンは高温だと温度が高過ぎるので、低温設定にして温めておきます。(低温でラミネーターの温度と同じぐらいなんだそうです。)
そのままラミネートフィルムの上からアイロンをかけると熱で溶けてしまう可能性があるので、必ず当て布(またはクッキングシート)をしてからアイロンをかけましょう。
ラミネートは気泡が入りやすいので、端に向かって空気を抜くようにアイロンがけして、できるだけ気泡が入らないようにします。
6. ラミネート完了
挟んでいるものが少なく透明の部分が多いほど、空気が入りやすいですね。結構気泡が入ってしまいました……。
あと、当て布にハンカチを使うとラミネートフィルムが見えないので、下が透けるクッキングシートの方が良かったかなと思いました。
7. いらない部分を切り取る
とは言え、押し花が入っている部分はきれいにラミネートできましたし、この部分以外は必要ないので多少気泡が入っても大丈夫なんです。
花束になっている形に合わせ、いらない部分ははさみでカットしました。
これだけでかわいい雑貨になりそうです。キーホルダーとか作れそう。
8. 完成
あとは、写真立てに挟んだら完成です。庭に咲いた花が、押し花インテリアに生まれ変わりましたよ。
ラミネートせず、押し花をそのまま写真立てに挟んでも良いのですが、時間が立つとパラパラと落ちてきてしまったことがあったので、ラミネートでまとめておいた方が良いと思い、この方法で作りました。
庭を彩ってくれた思い出を保存して、部屋に飾ってみてはいかがですか?今度はきっと、部屋を彩ってくれることでしょう。
関連商品
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