11月、待ちに待ったパンジービオラが店頭に並び始め、たくさんの種類を購入しました。どれも美しく、寒さも吹き飛ばしてくれそうです。今回は、そんなパンジーやビオラたちをご紹介していきたいと思います。
ビオレッタ
山梨県のフラワーハーツ八ヶ岳さんのオリジナル品種のビオラです。
豊富な種類の中から、ルーキーズと言う2種類を選んでみました。
ビオレッタは、花径2cmほどの極小輪の花を咲かせます。丸弁咲きで、とてもかわいらしい印象ですね。
生育が良く、多花性でたくさんの花を付ける品種ですよ。
ヌーヴェルヴァーグ「ラピスラズリ」
毎年大人気のサトウ園芸さんのヌーヴェルヴァーグ。
そんなヌーヴェルヴァーグコレクションから、個性溢れる人気の花色をピックアップしたものがラピスラズリです。
絵画のようなアンティークな色彩がなんとも美しいですね……。
希少で値段は少し高めですが、他にはないこの美しさに毎日魅了されています。
クレール・ドゥ・リュンヌ
こちらもヌーヴェルヴァーグと同じく、サトウ園芸さんのオリジナル品種。2023年、今年の新品種ですね。
クレール・ドゥ・リュンヌとは「月明り」と言う意味で、夜空を照らす月の光をイメージして生まれたそうですよ。
人気品種であるローブ・ドゥ・アントワネットから生まれた品種で、フリルの強い豪華な花形が似ています。
花色が幻想的で、ずっと見ていても飽きないような魅力があります。
ミステリアスシリーズ「マリア」
ゲブラナガトヨさんのオリジナルビオラ、ミステリアスシリーズのマリア。
とても好きな品種で、何年か前まで毎年育てていましたが、最近は園芸店で見かけることがなく、久しぶりに見かけて購入しました。
一時は生産していなかったそうですが、復活したようです。
マリアは、黄色から紫がかった色合いがとてもシック。小輪多花性で、春頃にはたくさんの花を楽しめますよ。
なかなかレアな品種なので、今年は出会えてよかったです。
グランビオラ「グランブルー」
Maison de Violaさんのグランビオラから、青系統のものを選別したグランブルー。
水彩画のように、神秘的な花弁の色合いが大好きで、毎年購入しています。
水色と紫のグラデーションがすごく神秘的ですよね。青系好きとしては心奪われるものがあります……。
毎年最盛期には個性的な色合いで楽しませてくれるので、今年も期待。
シエルブリエ
花日和さんオリジナル品種のシエルブリエ。
シエルブリエの魅力は、何と言っても、空に輝く虹のような色合いです。
水色、黄色、紫、ピンクなどのカラーバリエーションがあり、どれも優しい色合いで人気。
かわいいフリルと透明感のあるグラデーションにとても癒されますね。
気温によっても色が変化するので、日々色が変わる様子も楽しめることでしょう。
花持ちも良く、春には一株でこんもりします。昨年も溜め息が出るほどの美しさでした。
マシェリマダム
うえたさんオリジナルパンジーのマシェリマダム。
アンティークな花色が美しく、上品でエレガントな印象がありますね。
花弁には少しフリルが入り、豪華さを演出してくれます。
購入した時は黄色っぽい色合いでしたが、気候でだいぶ色が変化してきて、現在よりシックになっています。
昨年も育てていますが、一株でブーケのように花付きが良く、とてもきれいでした。
モココ
こちらは、フリフリがかわいらしいモココ。女性的なイメージのフリンジビオラですね。
園芸店では少し高くて諦めたのですが、ホームセンターで安く購入することができてラッキーでした。
ピンクや紫、黄色など、何種類かカラーバリエーションがあります。
私はピンクを選びましたけど、きれいなフリルで、どの色もとてもかわいかったですよ。
フリルたっぷりのビオラは、一株で存在感抜群ですね。
華あられ
華あられは、シエルブリエと同じ、花日和さんの人気ビオラです。
シエルブリエのようにフリル咲きですが、華あられの方が小輪で花が若干小さめ。
花の数も華あられの方が多いと思います。
花日和さんの品種の中には華あられから派生してできた恋みやびと言う品種もあり、少しシックな色合いのもので、こちらもとても美しいですよ。
神戸べっぴんさん
神戸べっぴんさんは、霧島の庭人さん監修のオリジナルビオラです。
多彩な花色があり、どれも個性的で、他にはない色合いが魅力的です。
落ち着いたシックな色味が美しいですね。。
神戸べっぴんさんシリーズの中には見たことのないような絞りの独特の模様を持つものもあり、目を奪われてしまいます。
庭人さんビオラ
神戸べっぴんさんを監修している庭人さんのオリジナルビオラ。
庭人さんは、鹿児島県霧島のビオラの育種家の方です。
庭人さんビオラは、見たことのないような美しい色合いのものばかりですが、アンティークな黄色と紫の2色を購入しました。
どちらもすごく個性的で気に入っています。
毎年育てていますが、丈夫で花付きも良いですし、一株で溢れるように咲いてくれますよ。
希少品種でなかなか園芸店でも見かけないので、見つけたら買わない手はありません!
ミルフル
今年一番最初に買った、サントリーの人気品種ミルフル。
以前手作りしたベンチ型のプランターに、チェッカーベリーやジニアなどと寄せ植えにしました。
撮影時はあまり咲いていなかったのですが、次々とたくさん花を咲かせる品種です。
冬でもよく花を付け、春には一株でこんもりと、植木鉢をいっぱいにしてくれますよ。
フリルもいっぱいで豪華ですね。迷ってしまうほどたくさんのカラーバリエーションもあります。
ホームセンターなどでも販売されることが多いですし、お値段もそれほど高価ではないので、気軽に育てることができるのもいいですね。
ファルファリア
松原園芸さんのファルファリアは、ひらひらと波打つ花弁がかわいらしい品種。
ミルフルと一緒に、寄せ植えに使いました。
アンティークなカラーもとても美しく、他のビオラや草花とも合わせやすいですよ。
タグに書いてあるナンバーの数字によって色も変わってくるそうなので、お気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか。
どれもおしゃれな色合いですよ。
絵になるスミレ
続いては、サカタのタネさんの絵になるスミレ。
数年前から話題の、ホームセンターなどでもよく見かける人気品種ですね。
フリルがかった大きめの花がとても豪華で、名前の通り芸術的な見た目です。
ボリュームもたっぷりなので、一株置くだけでもインパクトがあることでしょう。
今年私が購入したのは、パルムと言う淡い紫色の春らしい色味のものですが、濃い紫や黄色など、他にも何種類かありましたよ。
毎年育てていますが、春頃には大輪の花に溢れ、芸術性が高く、まさに絵になるような美しさになります。
フロステッドチョコレート
通称「フロチョコ」なんて呼ばれている人気品種、フロステッドチョコレート。
フロチョコの魅力は、何と言ってもこのアンティークで渋いグラデーション。
花の形はシンプルですが、紫と茶色が絶妙に混ざり合ってきれいですよね。
季節や気候によっても色が変わるので、これからもっと渋くなってくるかも。
長年人気があるだけあり、アンティークカラーでとても素敵です。
まとめ
まだまだ買う予定なのに、衝動を抑えられず既に買い過ぎてしまっています……。
完全にパンビオマジックにかかっており、金欠になりそうな予感……。
それでも、パンジービオラの美しさは何にも代え難いものがあり、日々の癒しになりますね。
皆様も、ぜひお気に入りを見つけてみてくださいね!