鉢植えの花を引き立てるガーデンピック。目立つ存在ではないけれど、かわいらしさや遊び心を表現できる雑貨です。ガーデンピックは様々な方法でオリジナルのものを手作りすることができます。今回は石膏を使って作ってみました。
100円ショップの石膏
石膏は100円ショップでも買うことができます。主に、今流行りの香りを楽しむアロマストーンの材料として使われることが多いようですが、アイデア次第で何でも作れますよ。石膏の変わりに石粉粘土を使っても良いと思います。
チョコレートモールドを使用
バレンタイン前でお菓子作りの材料がたくさん販売されていたこともあり、石膏はチョコレートモールドを使って型を取ることに。
セリアにはかわいいモールドがたくさんありました。こんなかわいいチョコレートなら、きっと男性にも喜ばれることでしょう。食べるの専門の私は、作るより食べたいけど。
1. 石膏と水を調合して攪拌
まずは先ほどの石膏に水を入れかき混ぜまず。水の量は石膏100gに対して30ml。あとは調整して足していきます。割り箸などを使って、3~4分しっかりと攪拌します。混ぜる量が足りないと粘性がないので、よくかき混ぜましょう。
2. 着色
石膏に色をつけるには水彩絵の具を使います。石膏の中に2、3滴水彩絵の具を垂らしてかき混ぜれば着色できますよ。今回は20gずつ、オレンジ、黄色、緑、青の4色の石膏を作りました。
3. 流し込み
空気が入らないよう、型の縁からそっと静かに石膏を流し込みます。多少溢れても、最後に形を整えることができるので問題ありません。
流し込んだら上下に軽くトントンとし、空気を抜いて平らに整えます。
4. 棒をつける
鉢に挿す棒の部分は、家に余っていた竹串を使いました。石膏が固まる前に石膏の中に入れます。棒は何でも良いのですが出来上がると石膏が割と重いので、あまり細いものだと支えきれなくなってしまうので注意。
棒を入れる切込みがない型を使う場合は、あらかじめカッターなどで切り抜いておかないとつけることができません。
5. 放置 → 脱型
石膏が硬化するには30~40分程度かかるので、その間触らないように放置。石膏の温度が下がったところが型を抜く目安となります。
私は念のため、1時間ほど置いてから脱型しています。その頃には石のようにカチカチになっていますよ。
6. 完成
シリコンの型だと柔らかいので外すのもラクなのだけど、こういったプラスチックの枠は固いので、外す際は石膏が割れないように気をつけなければなりません。後ろから少しずつ押して丁寧に外しましょう。型から外すことができればもう完成です!
メルヘンガーデンピックの出来上がり!
パステルカラーでメルヘンなガーデンピックが出来上がりました。まるでお菓子のようです。型と色を変えればどんなものでも作ることができますよ。自分好みの型を探して作ってみると良いですね。
以前もワイヤーとブリキでガーデンピックを作っているけれど、それとはまた違う雰囲気のものになりました。
雨に弱いので注意!
今回は写真を撮るために外で使用していますが、石膏は雨など水に弱いようです。そのため、晴れている日だけ外で使うのであれば問題ないけれど、あまり戸外で使うには向いていません。
もし外で使うのであれば軒下の濡れない場所で、または室内の鉢植えやインテリアとして飾っておくのが無難だと思います。
- 石膏
- 水
- チョコレートモールド
- 竹串
- 水彩絵の具