生花より長持ちし、カラーバリエーションに富んでいることから、結婚式や誕生日・母の日などのプレゼントとして人気のあるプリザーブドフラワー。生花にはないプリザーブドフラワーの魅力について、たっぷりお伝えします。
我が家のプリザーブドフラワーコレクション
私の母がプリザーブドフラワー作りを趣味としているので、我が家には年々プリザーブドフラワーが増え、増え続けるコレクションボックスの中にぎっしりと並んでいます。現在は60点ほどコレクションされているでしょうか。
プリザーブドフラワーとは?
プリザーブドフラワーの最大の魅力は、水を与えなくても生花と変わらない形を半永久的に持続できること。保存状態が良ければ数年経っても枯れることはありません。ドライフラワーも長期保存は可能ですが、生花に近い状態で維持できるところがドライフラワーとは異なります。
なぜ枯れないのか…花が枯れないなんてまるで魔法のようですが、これはプリザーブド溶液と言う液を使い特殊な加工がしてあるから。プリザーブドと言うのは英語で“保存する”と言う意味で、“保存されている花”と言うのがプリザーブドフラワーのことなのです。
プリザーブドフラワーの長所と短所
先ほどもお伝えしたように、枯れないと言うのが最大のメリットです。水やりなどの手間もなく、ただ飾っておくだけで数年は劣化しません。高温多湿な場所と直射日光を避けて上手く保存すれば、少なくとも5年以上は美しい状態を維持できるでしょう。
そしてもう一つの魅力が色です。プリザーブドフラワーは色素を入れているため、自然界にはない色の花を作り出すことが可能なのです。例えば作るのが難しいと言われている青いバラ。自然界では難しいですが、プリザーブドフラワーでは簡単に実現することができるのです。その他にも、淡い色やレインボーのバラなどもあり、とにかく色鮮やかで美しいのも特徴ですよ。
もちろん長所があれば短所もあるってなもんで、プリザーブドフラワーも例外ではありません。
まず、生花の良さである花の良い香り、これは液につけて加工されているため全くありません。花粉もありませんが、香りも楽しむことは不可能です。そして特殊加工されているため、生花に比べ値が張ります。また、デリケートなので乱暴に扱うと、すぐに花びらが落ちたり形が崩れたりしてしまいます。
インテリア雑貨として
そんな短所もありますが、それ以上に魅力が詰まったプリザーブドフラワーはとても人気です。入れ物や飾りなどの趣向を凝らし、アレンジメントを工夫すれば、インテリア雑貨としても飾れますよ。枯れずに手元に残ると言うことで、ギフトにも最適なのです。
プリザーブドフラワーで季節を感じる
ハロウィン、クリスマス、正月など、季節イベントの雑貨としても飾れます。旬の花を取り入れれば、より季節感が出るプリザーブドフラワーになるでしょう。花を飾る行事はいろいろあるので、そんな時に飾ってみてはいかがですか?
我が家も、季節に合ったプリザーブドフラワーを玄関に出して並べています。
多種多様なアレンジ
お金をかけたかわいい入れ物を使うのも良いですが、100円ショップや300円ショップなどの雑貨や入れ物も母はよく取り入れていますよ。グラスやマグカップやお皿など、日常で使う食器類などを入れ物にしてもとてもかわいいです。
世界中で親しまれている
1991年にヨーロッパで誕生し、瞬く間に世界に広がったプリザーブドフラワー。現在世界中の人々に愛され、親しまれています。人に贈ったり部屋に飾ったり、楽しみ方は人それぞれ。近年、結婚式のブーケや花束としても使われることが増えたそうですよ。その美しさはウェディングにピッタリですもんね。
私はいつも素敵だなと眺めているだけでまだ作ったことがないので、次は作るのにも挑戦してみようと思っています。