ちょっとしたコンクリートの補修やレンガ積みなど、モルタルを準備するほどでもない物の接着にお勧めなのがコンクリート用のボンド。手間がなくとっても簡単!これを使って庭のオブジェをレンガに固定してみました。
モルタルを使うほどでもない場合に
本来、コンクリートにタイルやレンガを貼り付けたり重ねたりするのに必要なのは、セメントに土と水を混ぜて練ったモルタル。水を加えるだけで出来るお手軽なインスタントモルタルと言うものもあります。
しかし広域な面に使うのは分かるけれど、そうじゃなくちょっとだけ貼り付けたい、2枚だけ重ねたいなど、少しの面を接着するのにモルタルを作るのはめんどくさいし、作っても余ってしまいますよね…。そんな時に使えるのがコンクリート用のボンドなのです。
セメダインのコンクリメント
今回使用したのは、大手接着剤メーカーセメダインのコンクリメント。ホームセンターに行くと種類豊富に置かれていて迷ってしまったので、とりあえず1番安いものを購入しました。安かろう悪かろうでないことを願いつつ。
ちなみにこの商品は、コンクリート・モルタル面への木・陶磁器タイル・硬質塩化ビニル・発泡スチロールの接着が可能だそうです。
庭のオブジェを固定する
そして取り付けるものはこちら。庭に飾るために購入したウサギのオブジェ。陶器で出来ているため、風で倒れて割れてしまうのを懸念して、レンガに取り付けて飾ることにしました。レンガ敷きの際に余ったレンガがあったので、せっかくなので2段に重ねます。
1. 接着面の汚れを落とす
ボンドを付ける前に、接着面のゴミ・錆・油などの汚れを落として水分は乾燥させておきます。私の場合、オブジェの下側とレンガを綺麗に拭き取りました。
2. 接着面の片方にボンドを付ける
ベタベタと塗ってしまうのではなく、接着面にポンポンとボンドをダンゴ状に塗ります。少しずつ置いてくる感じで何ヶ所か付けました。
3. すぐに貼り合わせる
ボンドを塗ったらすぐに接着面を張り合わせます。手で押さえて圧着させ固定しましょう。
4. オブジェを取り付ける
同じようにボンドを塗り、レンガの上にオブジェを取り付けました。見事にお墓のような形になってしまいました…。
張り合わせが完了したら、最低3時間は触ってはいけません。固定しづらい壁面などへの接着であれば、必要に応じて粘着テープなどで仮止めしておくと良いとのこと。
5. 接着完了
念には念を。心配だったので私は1日置きました。見事、ピタッとくっつきましたね!この通り、逆さむけても落ちることなくくっついています。接着成功!コンクリートだけでなくレンガでも使うことができました。もちろん陶器も。
色々な用途の接着剤があります
ホームセンターで200円ぐらいで購入したので心配ではあったのですが、強力なパワーで重たいレンガも陶器もくっつけることが出来ました。安かろう悪かろうではなく、安くても良かろう、ですね。
車止め用や水気が多いところ用など様々な接着剤が多く出ているので、用途に合わせたものを選んでくださいね。