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キャスター付きで移動式!開閉できる簡易木製ビニール温室をDIY

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木製温室DIY
我が家のベランダ菜園の野菜たちは農薬を使わず育てているため、虫食いがひどくて困っていました。そこで木製の温室を手作りすることに。冬の寒さ対策にもなるビニール温室です。簡単にできるので家庭菜園をしている方にお勧めのDIYですよ。

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今までに作った温室

温室DIY
植物を育てている上でどうしても必要になってくる温室。実は私、何度も温室を作っているのです。

1号は今回作る場所にあった野菜の温室で、塩ビパイプと不織布を使ったもの。パカッと被せるものだったため扉が付いておらず、水やりや手入れする際に不便だったため作り直すことにしたのです。
2号は庭で使う花の冬越し温室で、冬になると現在でも活躍してくれている温室です。

と言うことで今回は3号。名付けて温室くん3号です。

塩ビパイプと不織布で格安DIY!野菜や植物の虫除け(温室)ハウス
ベランダガーデンの野菜や花たち。庭だろうがベランダだろうが虫たちには関係なく、何度も害虫被害に遭っています。そこで、冬越しするための温室も兼ねた虫除けのためのハウスを、塩ビパイプを使って作ってみました。
塩ビパイプで格安DIY!鉢植えの冬越しに向けて温室を自作
朝晩が冷え込み、寒い冬がすぐそこまで来ているのを実感する今日この頃。冬の到来の前に、植物たちの冬支度も済ませなければなりません。寒さに弱い花を守るために、塩ビパイプを使って温室を手作りしました。

1. 木材をカットする

木材カット
今回作る温室は縦、横、高さ共に70cmの立方体。底面の正方形を作る木材4本、上面の正方形を作る木材4本、支柱となる木材4本必要となります。なので計12本の木材を70cmにカットしました。ちなみに木材は安かったので赤松を使用しています。

2. やすりがけ

やすりがけ
ジグソーでカットすると断面にバリができて見栄えも悪く安全面でも良くないので、サンドペーパーを使ってやすりがけします。

3. 下穴をあける

下穴
分厚い木材や固い木材、合板などを使う場合は下穴は必要ありませんが、今回のように薄くて細い木材を使う場合はネジを打つ前に必ず下穴が必要になってきます。木材の端などにネジを打つ場合は特にです。
下穴をあけないとひびが入ったり割れてしまうことも多いので、ネジを打つ場所全てにドリルで下穴をあけておきましょう。

4. 底面の枠組みを作る

枠組み
まずは底面の組み立てから。4枚の木材を合わせて正方形を作ります。2枚だけ横向きに倒して使ったのは下にキャスターを付けるために幅が必要だったからです。キャスターなしの場合は全部立てて使っても問題ありません。

5. 支柱を立てる

組み立て
立方体を作りたいので底面の木材の角に4本の支柱を立てます。こちらは普通に下からネジで打ち込んで固定しました。

6. 上面を取り付ける

組み立て
底面と同じく上面も同じ70cmの正方形になるので、別個で先に正方形を作っておきます。そして先ほど作った支柱にパカッとはめ込んでネジで固定し、立方体を作ります。

7. 床面作り

床作り
キャスターなしで直接地面に置く場合は底板はなくても問題ないとは思いますが、今回はキャスターをつけて移動できる形にするので底板を取り付けなければなりません。完全にふさいでしまうと水やりの際底に水が溜まってしまうので、鉢植えが乗る程度に等間隔に間隔をあけて木材をボーダーに取り付けました。

8. 蓋作り

フタ作り
上面に蓋(扉)を付けて開けたり閉めたりできるものを作りたかったのでその部品を作ります。こちらは70cmの正方形より一辺だけ少し長くして、上面に重ねた時に前に少し飛び出るようにしました。これは取っ手などを付けなくても手をかけて開けやすくするためです。

4つの角は余った木材を上から付けて固定しました。見た目も気にされる方はL字金具などを使うと良いかもしれません。

9. 塗装

塗装
蓋ができたところでパーツが揃ったので、温室の土台と蓋を両方とも塗装します。水性のニスを2度塗りしておきました。外に置いておくもののため無塗装だと早く腐ってしまうので、塗装はした方が長持ちさせることができますよ。まあそれでもいつかは腐るでしょうけど…。

10. ビニールを取り付ける

ビニールを貼る
温室の要であるビニールを取り付けます。使ったのはテーブルクロスの上に敷く透明のビニールシート。ホームセンターのキッチンコーナーで4m購入してきました。(後で見つけたのですが農業資材コーナーにも専門のものが販売されています。)

これをセメダインのビニール用の接着剤を使って取り付けます。思ったよりもこの接着剤はしっかりと密着してくれました。
土台の方は木材に接着剤を付けて一周ぐるりと巻くように貼り、蓋は雨が溜まらないように木材の上側に貼り付けてあります。

 
裏面
底面はビニールを折り返して木材に貼り付け、真ん中が少し空くようにしてあります。これで水をやった時も溜まらず隙間から落ちるようになりますよ。

11. 土台と蓋を合体

蝶番取り付け
ビニールを貼った土台と蓋を蝶番を使って一つに合体します。

12. キャスターを取り付ける

キャスター取り付け
底面の4角にキャスターを取り付けて移動できるようにしました。普通温室はあまり移動の必要はないと思うのですが、以前から大雨や台風の時に一つずつ鉢植えを軒下に移動するのが大変だったので、温室をまるごと移動できるようにしてみました。

キャスターはセリアで購入しましたが、ロック付きとロックなしの2種類がありましたよ。

13. 完成

温室完成
総額2,500円程で簡易温室の完成!ニスを乾かす時間も含め、土日の2日間で作ることができましたよ。温室は購入しようと思うと意外と値段がするので、作った方が安く仕上がると思います。自分の欲しいサイズで好きな形で作れますしね。

水やりも可能!

温室で水やり
虫除けにもなるので、普段は出すことなくこの中でブロッコリーやレタスなどを育てています。もちろん水やりもこのままできますし、冬越しでも活躍してくれるでしょう。これからの温室くん3号の活躍に期待です!

温室なので高温多湿になるため、夏や暑い日に使うと野菜や花が枯れたり病気になる可能性もあります。少し開けて風通しを良くしたり夏場は使わないなどの工夫をし、植物たちの様子を見ながらご使用ください。

関連商品

使用した材料
  • 40×15mm×3m 赤松5本
  • 透明ビニールシート
  • 水性ニス
  • キャスター4つ
  • 蝶番
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