英語でsunflower=“太陽の花”と言う意味を持つ、暑い夏に元気をくれるひまわり。自分が隠れる程の大きなひまわりの中を駆け回るのが小さい頃の私の夢だったわけですが、岐阜県羽島市のいちのえだ田園フラワーフェスタのひまわり畑は、その夢を叶えてくれそうなので行ってみました。
約16万本のひまわり
ここ羽島市市之枝地域では、毎年休耕田を利用したひまわり畑が作られます。その広さは約2.9haととても広大で、約16万本ものひまわりが植えられています。近くまで行くと分かりますが、とにかく広い!こんなに広いひまわり畑は初めて見ました。圧巻の風景です。
一面黄色いじゅうたん
車で訪れる時、どこかすぐ分かるかなと少々不安だったのですが、遠くからでも一目瞭然で分かります。羽島市の緑色の田んぼの風景が広がる中、遠くから見てもそこだけ一面黄色いじゅうたんですから、迷う心配もありませんでした。
見頃は7月の下旬
私が訪れた2018年7月28日はちょうど見頃を向かえ、満開に咲き誇るひまわりの光景を見ることができました。前日雨が降ったせいか、イキイキとしていた気がします。ここのひまわりは毎年7月下旬頃が見頃だそうで、2018年は7月いっぱいで全て刈り取ってしまうとのこと。来年も早目に見に行った方が良さそうですね。
駐車場は隣の浄化センター内
羽島インターから2km程と近いこともあり、他県ナンバーの車も多くいらっしゃっていました。子供たちも多く、夏休みの思い出作りの人気スポットのようですね。道路を挟んだ南側に羽島市浄化センターがあり、フラワーフェスタの駐車場はそちらに用意されていますよ。
ひまわりに心躍らせる
あぁ、思い描いていた夏の風景。こんなひまわりの中をかくれんぼしたい。
身長165cmの私よりは少し小さかったので、160cmぐらいでしょうか。子供たちを優に超える大きなひまわりが、これでもかと言わんばかりに咲き誇っています。皆太陽の方を向いて、競うかのように咲く姿は勇ましく感じました。年により、2m近くになる時もあるそうですよ。
いつの間にか夏なんだとひまわりを見て実感すると、これから始まる楽しい夏をたくさん想像しました。花火にキャンプにバーベキュー、海、山、川…。友達もいないしインドアなので特に何もしないのですが、いろいろな想像はしてみました。
展望台からの風景
畑の南東の端っこに、展望台が設置されています。小さな展望台ですが、ここからひまわり畑を一望することができますよ。上って見る景色はまさに絶景!目に映る景色のほとんどがひまわりで覆い尽くされています。
迫力満点で、思わずため息がこぼれるほどの美しさでしたよ。また来年も絶対訪れたい。そしてなぜか無性に、ゲームぼくのなつやすみがやりたくなりました。どうでもいいですがあのゲームをやると、ものすごくセンチメンタルな気分に陥りません?
花トラクター
とまぁ、歩いたり展望台に上ったりしてひまわりを楽しむのもありですが、こちらにはトラクターに乗ってひまわり畑を一周できると言う楽しみもあるのです。一人200円で、花畑の中をぐるりと一周してくれますよ。
トラクターに乗って見るひまわり
せっかくこんな体験があるのならと、他ではなかなかできないものなので、もちろん私も即乗車。10分程度でのんびりとひまわり畑の中を回ってくれます。とても暑い日でしたが、トラクターに乗ると風がピューッと涼しく心地よかったですよ。歩いて回るのとは一味違い、楽しい思い出になりました。
切花体験
私がもう一つ楽しみにしていたのが切花体験。こちらも200円で、10本刈り取ることができます。よくばって大きい花を選ぼうとしていたら、係の方に、小さくて種の部分がギュッと詰まっている方が長持ちするよと教えていただきました。畑の中をあっちへウロウロ、こっちへウロウロ……そして、ようやく10本ゲットだぜ!
トラクターに乗ったり、切花をしたり、写真を撮りまくったりで、なんだかんだで気づいたら1時間ほど、童心に返りひまわり畑で遊んでいました。広大な畑で日陰もないので、熱中症には十分ご注意ください。帽子や日傘など、熱中症対策は万全に!
思い出とひまわりを持ち帰りました
切花を畑から家まで車で持って帰るだけで、暑さででひまわりの元気がなくなってしまいました。急いで水をやり、なんとか復活。かわいらしく家に飾ってあります。私も育てようかな、ひまわり。
私は大人なので、夢であるひまわりの中を駆け回ることはできませんでしたが、夏の良い体験をさせていただけ楽しい一日でした。ちなみにこの場所は、秋になるとコスモス畑に変わるそうです。
いちのえだ田園フラワーフェスタひまわり2018
住所 : 岐阜県羽島市下中町市之枝6丁目191番地
入場料 : 無料
例年の見頃:7月下旬
駐車場 : 有り(無料)
関連URL : 市之枝地域づくりネットワーク協議会