春――。 寒い冬を越え、植物たちが目を覚ます季節。チェリーガーデンにも春がやってきました。色とりどりの植物たちが庭を彩ります。今回は、チェリーガーデンに咲いた植物を、少しだけご紹介したいと思います。ようこそ春の庭へ――！
アジュガ
グランドカバーとしても利用されるアジュガ。我が家では、レンガの小道沿いや花壇で、4種類ほどのアジュガを育てています。
ランナーを伸ばして自然に増えていきますし、日陰などでも丈夫に育つので、ガーデニング初心者の方でも育てやすい植物です。
春になると紫の小花を一斉に咲かせ、見事な光景を作り出します。
ネモフィラ
澄んだ水色の花がかわいらしいネモフィラ。私が毎年育てているのは、葉っぱがシルバーのプラチナスカイと言う種類です。
シルバーリーフが普通の葉っぱとは一味違い、銀色に輝くような美しさがありますよ。
花はさることながら葉っぱもきれいなので、花が少ない時期でも楽しめます。
種から育てたビオラ
私はパンジー･ビオラが大好きで、毎年100種類以上育てています。その中には種から育てたものもあります。
昨年の9月頃にまいた種が成長し、春になり、ようやく大きくなりました。それらを花壇や鉢植えに植えて楽しんでいますよ。
もうすぐパンジー･ビオラの季節も終わりでちょっぴり寂しいですが、最後まで楽しみたいと思います。
モモイロタンポポ
こちらも種から育てたもので、だいぶ大きくなったので花壇に植えてみました。
茎を長く伸ばし、その先に淡いピンクの花を咲かせ、その姿は本当にかわいらしいんですよね。
タンポポと名が付いていますが日本のタンポポとは別属で、似てはいますが大きさや長さは異なります。
キンギョソウ
チェリーガーデンでは何種類ものキンギョソウを育てています。その中でも特に私が気に入っているのが、こちらのブロンズレッド。
ブロンズ色の葉と真っ赤な花が魅力的で、大人っぽくどこかシックな印象を受けます。
日本では一年草扱いですけど、チェリーガーデンでは毎年ちゃんと咲いてくれますよ。
デルフィニウム
爽やかな水色や白の長い花穂を咲かせるデルフィニウム。澄んだ色合いが大好きで、毎年必ず育てています。
透明感があって、ナチュラルな庭やバラとも相性が良い植物ですね。
長い花穂が風に揺れる姿はとても優雅で、庭に取り入れやすい花だと思います。
コツラ
店頭では「花ほたる」と言う名前で販売されることが多いコツラ。
毎年こぼれ種で咲いてくれ、黄色いポンポンのような花がとても愛らしいですね。風に揺れる姿がたまりません。
濃い黄色が鮮やかで、花壇の中でもよく目立つ存在になってくれますよ。
ラグラス
ウサギの尻尾のような、フサフサとした花穂がかわいいラグラス。
一見、雑草の猫じゃらしのような見た目に似ていますが、もっとフワフワで面白い形をしています。
放っておいても育つほど、丈夫でどんどん大きくなっていますね。今後ドライフラワーにしようと思います。
ラナンキュラス
春の花の中でもで一際豪華なラナンキュラス。その中でも特に華やかなのがラックスシリーズで、今年も新しいものを迎え、6種類ほど咲いてくれました。
ラックスシリーズは、まるで蝋で作られたかのようにツヤツヤした花弁が特徴的。思わず作り物かと見入ってしまうほど。
ワックスをかけたような見た目から、「ラナンキュラス+ワックス」と言う由来でラナンキュラスラックスが生まれたそうです。
いやあ、それにしても満開時は美しかったですね～。ずっと見ていられそうでした。
ライラック
チェリーガーデンにはハナミズキやオリーブ、ユーカリやジューンベリーなど木もたくさんあるのですが、その中でも私が愛してやまないのがライラックです。
数年前に赤毛のアンに憧れて購入しました。
今年もピンクの優しげな花をたくさん咲かせてくれ、近くを通るとふんわりと良い香りがします。
ライラックが開花するのを心待ちにしていたので、終わってしまうのが寂しいですが、来年はもう一本増やし、もっと楽しもうと思っています。
春はいい季節ですね
チェリーガーデンの春の庭は100種類以上の植物を優に超えているので、全部はご紹介できず、今回はレンガの小道沿いの花壇の中から少しだけご紹介しました。
苦手な冬が終わり暖かい日が続くと、自然と庭にいる時間も増えてきますよね。
庭にいるだけでとても幸せな気分になり、外にいないともったいない気にさえなります。
梅雨や夏になるとそんなに庭仕事もできなくなるので、今のうちに思う存分堪能したいと思います。
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