鳥かごは、おしゃれな庭に欠かせないガーデンアイテム。ただ飾ってあるだけでもアンティークな庭を演出できますが、植物ともよく合うので、鳥かごの中に花を植えるのもお勧めです。ビオラを使った寄せ植えを作ってみました。
庭の鳥かご
我が家のチェリーガーデンにはそこかしこに鳥かごを飾っています。別に本物の鳥を呼んでいるわけではないのですが、鳥かごの形が好きで、ついたくさん飾りたくなってしまうのです。
アンティークでおしゃれなデザインのものは値段もそこそこするのでなかなか買えませんけれど、最近ではダイソーなど100円ショップでも見かけるようになりましたね。
1. 鳥かごを用意
いろんな鳥かごの中から、今回はこちらの茶色いアイアン製の鳥かごを使うことにしました。
実はこれ、リサイクルショップで500円ぐらいで購入したもの。とても安くて超お買い得商品でした。もともとはガーデン雑貨としてではなく、造花の蔦や発泡スチロールでできた鳥などが付いた、玩具的なものだったと思います。
要らない付属品は全て取り除き、現在は庭に置いてガーデン雑貨として飾っています。玩具でも、素材はアイアンなので安っぽさはありません。
庭に置くためのものではないからか、やはり作りはちょっと特殊。
パカッとゲージの部分を上から取り外せる仕組みで、中には受け皿みたいな部分が付いており、ゲージと受け皿の2つのパーツに分かれています。
普通の鳥かごであればゲージいっぱいに寄せ植えを作れますが、この鳥かごは受け皿部分にしか花を植えられないので、使う植物はちょっと少なめにしました。
2. 植物を用意
中に植える植物を用意します。今回使った植物は、ビオラ、フォックスリータイム、バコパの3種類。
ビオラ(パンジー)は本当はシエル・ブリエを使いたかったのですけど、今回は手に入れることができず、似たようなアンティークな淡い色合いのものを使用。
あとは、鳥かごから外に飛び出したり垂れ下がったりするような動きのあるものが良かったので、バコパ、ォックスリータイムを選びました。
この受け皿に植えるには、3つが限界です。
3. 麻布を敷く
格子になっていてこのまま土を入れることはできないため、鳥かごの受け皿になっている部分に麻布を敷いて土を入れられる状態にします。
ゲージにそのまま植えられるような鳥かごでも、必ず土留めは必要になると思うので、麻布で固定できなければ、ヤシマットや水ごけを使っても良いと思いますよ。
4. 配置を考える
一度買ってきたビニールポットの状態で鳥かごの中に並べてみて、バランスや配置などを考えます。
私はもっと入ると思ってもう何種類か買ってきていたのですが、実際に並べてみると思ったよりスペースが狭く、ここで改めて植える種類や配置などを考え直しました。
5. 植物を植える
1つずつビニールポットから取り出し、根を少し崩して土を落とし、鳥かごの中に植えつけていきます。中には移植に弱い植物もあるので、できるだけ根を傷つけないように作業してくださいね。
6. ゲージ部分を被せる
ゲージの部分を上から被せます。このまま被せると、バコパやフォックスリータイムの横に伸びた茎が折れてしまうので、折れないよう真ん中にまとめておき、上からそっと被せます。
7. 茎や葉を外に出す
鳥かごの中に完全に納まっているよりも、鳥かごから少し外に出ていた方が流れがあって美しい仕上がりになるので、バランス良く茎や葉を外に引き出します。
アイビーなどつる性の植物を使う場合は、鳥かごに絡めてみても面白いかもしれませんね。
8. 完成
植え付け後は、水をたっぷり与えてください。以上で完成になります!
庭にただ飾ってあるだけだった鳥かごが、庭の植物ディスプレイへと変身しました。この鳥かごはゲージ部分が外れてしまうので吊るすことはできませんが、普通の一体型の仕様のものであれば、高い場所から吊るして飾ってもおしゃれですね!
魅力的な鳥かごの植物
アンティークな鳥かごと美しい植物の相性は抜群!とても簡単だけど目を引く寄せ植えになります。庭に何かメインとなるアイテムを置きたい人にもお勧めですよ。
季節ごとに旬の植物に植え替えて、鳥かごの寄せ植えを楽しんでみてはいかがでしょう!
関連商品
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