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壁面やアーチを美しく飾る!育てやすい人気のつるバラ10選

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つるバラおすすめ
1年通して手入れは必要ですが、手をかけた分だけ綺麗な花をたくさん咲かせてくれるバラの花。これからバラを始めてみたいと言う方におすすめのつるバラを集めてみました。我が家でも育てている高い人気を誇る育てやすいつるバラたちです。

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バラの種類について

バラの樹形は主に、木立ち性(ブッシュローズ)半つる性(シュラブローズ)つる性(クライミングローズ)の3つの形に分かれます。

木立ち性はつるのように枝を伸ばすことなく、支えがなくても木のように自立することができるもの。

半つる性は木立ち性とつる性の中間。枝を伸ばしてつるのように巻きつけて扱うこともできるし、短く剪定して木立性のバラとして扱うこともできます。

つる性は枝を長く伸ばし、壁面やフェンス、トレリスなどに巻き付けて花を咲かせるもののこと。

【バラの分類と系統】 バラの定義と性質を知って理想の庭を作ろう!
一言でバラと言っても、その種類は4万以上とも言われているほど膨大。色や形は違えどそれぞれに系統があり、大まかに分類されています。分類ごとに植える場所や育て方も変わるので、知っておくと購入する時に役に立ちますよ。

つるバラ(クライミングローズ)の魅力

つるバラと言ってもアサガオのように勝手に他の物に絡み付くわけではないので、冬に伸びた枝を這わせる誘引作業が必要となります。

剪定や誘引、消毒など、他の植物よりも手間がかかると思われるかもしれませんが、基本を覚えればそれほど難しいことはなく、毎年ちゃんと花を咲かせてくれますよ。

満開を夢見て…冬の間に済ましておきたいつるバラの剪定と誘引について
春にきれいな花を咲かせるための準備として、バラが休眠期に入った寒い冬の時期に、形を整えたり枝を切ったりとお手入れをしてあげなければなりません。数が多いほど毎年大変な作業ではありますが、バラの若さを保つためにも剪定と誘引をしておきましょう。

つるバラは長い枝に多数の花を付けるので、なんと言ってもその豪華さが魅力。壁面や窓際、アーチなどをつるバラで飾った光景は圧巻ですよ。下から見上げて鑑賞する楽しみもあり、遠くからでもとてもよく目立ちます。

庭を立体的に飾ったり華やかに演出したい場合は、木立ち性よりもつるバラがおすすめです。

では、私がおすすめするつるバラ10種、ご紹介します。

【1】アイスバーグ

アイスバーグ
楚々とした純白の花が魅力のアイスバーグ。このバラはもともと木立ちのバラで、突然変異によってつるバラが生まれました。現在では木立ち、つる共に人気が高い名花です。

アイスバーグはトゲが少なく枝がしなやかなので、誘引しやすく初心者の方にとてもおすすめのバラです。私も初めて購入したつるバラはアイスバーグでした。

ひと枝にいくつも花を付けるため非常に花付きが良く、満開になると白い絶景とも言えるほど圧巻の光景になります。花持ちも良いので長いこと楽しめますよ。

病気にも強く丈夫なのも人気の理由で、我が家のアイスバーグも新苗で購入してからよく枝を伸ばし、大きな病気にかかることなく成長して立派なアーチを作ってくれています。

私が特におすすめする大好きなつるバラです。

【2】ピエール・ド・ロンサール

ピエール・ド・ロンサール
言わずもがな、つるバラの中でも圧倒的な人気を誇るフランスのバラ、ピエール・ド・ロンサール。このバラの魅力はなんと言ってもその花色、花姿ではないでしょうか。

花の外が淡いピンク色で、中に向かうほど濃いピンク色になります。この優しい色合いと、花弁が幾重にも重なる豪華な大輪、それらが相まってアンティークな風合いを作り出しています。

可愛らしさだけではなく洗練された上品さもあり、強調し過ぎないのでどこへ置いても庭の雰囲気を壊すことなく楽しめますよ。

私が1番好きなバラは?と聞かれればやはりピエール・ド・ロンサールを選んでしまうかもしれません。どうしてもこの色に惹き付けられてしまいます。

現在庭に3本あり、どれも花付きが良く見事ですよ。

【3】アンジェラ

アンジェラ
アンジェラは、バラを始めたばかりの方におすすめされることが多い扱いやすいバラです。もともとは木立ちだそうですが、日本ではつるバラとしてアーチやオベリスクなどに誘引して使うことが多いですね。

このバラは鮮やかな濃いピンク色がとても綺麗ですが、形はそれほど特徴があるものではありません。

ではなぜ人気があるのかと言うと、花付きが抜群に良く、とにかく病気に強い点が挙げられると思います。

フロリバンダ系なのでひと枝からたくさんの花が咲き、株全体を覆うようにピンクで染め上げます。遠くから見るとその姿はまさに圧巻で、アーチなどに使う人が多いのも頷けますね。

また、他のバラより耐病性に強いと言われているため、あまり手をかけなくても元気にスクスクと枝を伸ばしてくれることが多いのです。

このようにとても育てやすいことから、初心者の方にも人気があるバラなんですよ。

【4】コーネリア

コーネリア
1つ1つの花が花経3cmぐらいと小さめで、房咲きで花束のように咲く姿がとても可愛らしいバラです。

杏色を帯びた薄いピンク色が優しく柔らかい印象で、他のバラとも合わせやすい品種だと思います。

生育力が強く、半日陰でももろともせず枝を伸ばすので、壁面や大きなアーチなどへの誘引にも向いていることでしょう。私は1株から壁面を覆うほど長く長く伸びたコーネリアを知人の家で見たことがあります。

また、香りの良さにも定評がある品種でもあるので、一面に咲くと見た目だけでなく香りも楽しめますよ。

【5】パレード

パレード
濃いローズピンクが華やかで、10cmほどのカップ咲きの大輪の花を咲かせる豪華なつるバラ、パレード。

我が家では家の壁面に誘引してあり、とても鮮やかなので遠くからでもとてもよく目立っています。

花持ちがとても良いので他のバラが終わってもいつまでも咲いており、毎年長い間楽しめることができるバラの1つです。

伸長力があるので枝がぐんぐん伸び、強健で育てやすいと言う特徴もありますよ。

花が大きいため下を向いてしまいがちなところがあるので、高い位置に誘引して見上げて見るような咲き方にするとより楽しめるかもしれません。

植えてから何年か経って元気に育てば、名前の通り賑やかな花のパレードのような光景になるでしょう。

【6】ニュードーン

ニュードーン
他のバラよりも一足遅く、毎年バラの季節の最後に満開になる遅咲きの品種ニュードーン。

花持ちはそれほど良くないものの、返り咲きの特性が強いため繰り返しよく咲くことでも知られており、耐病性にも優れており黒点病などにも強い品種ですよ。

ニュードーンは何より日当たりの悪い場所、日陰でも育つという大きな特徴を持っています。ですので日が当たりにくい庭や北側のフェンスなどへ誘引を考えている方にもおすすめ。

耐陰性に優れているため、日陰でも樹勢強く育ってくれることでしょう。

1997年の世界バラ会議にてバラの栄誉殿堂入りしています。つるバラでは初めての殿堂入りで、それ以降四季咲き性のつるバラが多く誕生することとなりました。

まさに歴史的に重要な名花ですね。

【7】ジャスミーナ

ジャスミーナ
透明感のあるピンク色、花経5cmほどのカップ咲きのバラ、ジャスミーナ。花の中心に行くほどピンクが濃くなり、グラデーションが可愛い花色です。

1枚1枚の花弁がハート型のようにも見え、その色と形全てが女子力の高いバラと言っても良いかもしれません。

房咲きなので1度にたくさんの花を咲かせて花持ちが良くボリュームも出ますが、花が少々下向きに咲きます。

うつむき加減なので人の目線と同じ位置に誘引するよりは、少し高いアーチなどに誘引して見上げるような形にすると良いと思いますよ。

うどん粉病、黒点病にも強いと言われており誘引もしやすいので、初めてバラを育てる場合、ジャスミーナから始めてみるのも良いかもしれませんね。

【8】フェリシア

フェリシア
強調し過ぎずどこか控えめで気取っていないのに、なぜかまとまりがあって自然な雰囲気が印象に残るフェリシア。私の知り合いでも「このバラ大好き!」と言う人が多いバラです。

フェリシアは、柔らかくふんわりとしたピンク色のロゼット咲きが可愛いのはもちろんのこと、爽やかで甘いフルーティーな香りも特徴です。

やはり見た目だけでなく香りもバラの魅力なので、その点でもおすすめしたいバラですね。

また、トゲが少なく枝がしなやかなので誘引しやすい品種でもありますよ。返り咲きもよくするので、長い時期楽しめるバラです。

【9】レイニー・ブルー

レイニーブルー
ピンクや赤の鮮やかなバラとは違い、薄い藤色のクールで落ち着いた繊細な雰囲気のあるレイニー・ブルー。青系のバラが好きな方にはぜひ取り入れていただきたいバラです。

青系のバラは個性的なものが多いのですが、その中でもレイニー・ブルーは他と合わせても違和感のないほど優しげな花姿。房咲きで多花性なのでたくさんの花を付けると、他の花とは違ったエレガントさもあります。

私はこの淡い色が気に入り購入しましたが、満開になる光景を見ると改めて「買って良かった」と思えます。

上品さがあり、私が青系が好きなこともあり見ているだけで毎年贅沢な気分になりますよ。青系バラのアーチも素敵だろうなあと思います。

そんな青系のバラは弱くて育てるのが難しいと言われているけれど、レイニー・ブルーは青系の中では格段に強いので育てやすいです。

私の育てているレイニー・ブルーもぐんぐん枝を伸ばすほどではないですが、育てて3年ほど、病気にかかることなく順調に育っていますよ。

【10】フランソワジュランビル

フランソワジュランビル
このバラは100年以上も前に作られたオールドローズで、長い間世界中の人たちに愛され続けています。

伸長力に優れ、樹勢が良くシュートがよく発生し、花付きが大変良いことで知られるフランソワジュランビル。

可愛い小ぶりのロゼット咲きで、その姿が花付きの良さと相まって、つるバラの中でもとても人気が高い品種ですね。

伸長は旺盛で枝が10mほど伸びることもあるそうですが、トゲが少なめなので誘引がしやすいですよ。よく伸びるので壁面やアーチなど、面積のある場所への誘引が望ましいと思います。

基本的には強健種ですが、よくうどん粉病になったと聞くことがあるので、消毒などの対処は必要です。

まとめ

つるバラ
我が家でも10種類以上のつるバラを育てていますが、他のつるバラや木立ち性のバラ、旬の草花と一緒に咲くハーモニーもこれまた美しいのです。

バラの魅力にすっかり取り憑かれ、少しでもスペースがあれば新しいつるバラが欲しくなってしまいます……。

今回ご紹介したバラは有名なものばかりで、どれも人気がありとても美しいものばかり。初めての方でも育てやすいものが多いので、少しでも皆さんのご参考になれば幸いです。

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