ヒヤシンスは水栽培できるため、室内で育てている方も多いでしょうね。でも、水栽培するには専用の容器が必要でしょ?と思っている方も多いのでは? ――いえいえ、ビー玉や小石を使えば、100円ショップなどの普通のガラスベースでも、簡単に水栽培できるんですよ!
ヒヤシンスの水栽培
我が家では毎年ヒヤシンスを水栽培しています。小さく可憐に花をつける姿が美しいのはもちろん、部屋に漂う香りにも癒されます。ヒヤシンスはインテリアにピッタリな植物なのです!
一から球根で育てると長い間楽しめますが、寒い場所や暗所で管理しなければならず、意外と手間も時間もかかります。なかなか上手く育たない、と言うこともよくあるそうですよ。
そこで、既に少し芽が出た芽出し球根を使うと、手間をかけずに簡単に花を咲かせることができ初心者の方にお勧め。
今回はそんな芽出し球根を使い、ビー玉で水栽培に挑戦しました。
1. 芽出し球根を用意
と言うことで、発芽済みの芽出し球根をホームセンターで購入しました。3球入って480円だったかな。芽が出ていないノーマル球根よりは少し値段が高くなりますね。
ただ、葉と蕾が出てここまで育っているので、水栽培に慣れていない人でもよっぽど枯れることはないと思います。
2. 根を洗う
ポットから取り出すと、既に根も長く伸びていました。3つ入っていると互いの根が絡み合っているので、無理にほぐすと根が切れてしまうため、水に浸けて土を取り除きながら根をほぐします。
多少根は切れてしまうと思いますが、できるだけ根を切らないよう丁寧に洗ってくださいね。
土が残っていると水が汚れてしまいますし見た目も良くないので、きれいに取り除きました。ヒヤシンスは花だけでなく、この長く伸びた白い根も美しい!
3. 容器に水を入れる
球根を入れるガラスベースを用意します。
通常球根を育てる場合、くびれのある瓶などを使い、球根が水に浸からないようにします。しかし今回はビー玉を使うため、真っ直ぐなガラス瓶や丸い空き瓶などあらゆる形のものを使うことができますよ。
私はセリアのアクアプランツボールと言う平たい形のプラスチック容器を使いました。ここに少し水を入れておきます。
4. 容器にヒヤシンスを入れる
先にビー玉を入れたところ、ビー玉の間に上手く根が入らなかったので、水だけの状態でビー玉より先に球根を入れます。(根が出ていない球根なら後でも可。)
5. ビー玉を入れる
根が出ている球根の場合は、根から水を吸い上げるため球根自体が水についている必要はありません。
球根がずっと水に浸かっていると腐ってしまうので、球根のおしりに水が浸かないよう球根を水から持ち上げて置くためにビー玉を入れます。
なので、小石などで代用しても問題ありませんよ。私は見た目にもきれいなのでビー玉を使いました。(ビー玉が足りなかったのでアクリルアイスも混ぜています。)
写真では少し分かりにくいですが、水は赤いラインぐらいまでしか入れていません。根は水の中へ入れているけれど、球根は水に浸っていませんよ。
水は減ってくるので、その都度付け足してあげます。
6. 準備完了
水栽培の準備はこれで完了!あとは育ってくるのを見守るだけ。芽出し球根であれば、水があればあとは放っておいても育ってくれるのではないでしょうか。
7. 花が咲き始めました
1週間ほどで花が咲き始めました。既に蕾が見えているものを買ったので成長も早いですね。
7. 満開に!
水栽培を初めてから10日後。とうとう美しい花が最盛期となりました。香りも楽しめ一石二鳥。
春まではまだまだ遠いので、暖かい室内でおうち時間を楽しむには打って付けですね!ヒヤシンスの上品な美しさにうっとり!
部屋の中で楽しむ水栽培
ヒヤシンスが定番ですが、他にも、クロッカス、ムスカリ、チューリップなどの球根花も水栽培で育てることができるので、部屋を植物でいっぱいにしてみてはいかがでしょう!
花で溢れた部屋なんて、想像しただけで素敵じゃないですか!
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