フルーツの缶詰や料理に使った缶など、日々の生活の中で何気なくたまる空き缶。普段は捨ててしまうものだけど、ちょっと待った!せっかくなのでおしゃれでかわいくリメイクして再使用ませんか?リメイク缶(リメ缶)の作り方です。
デコパージュでリメイク!
リメイク缶の作り方は千差万別。ジャンクなもの、男前なもの、キュートなもの…人によって作りたいものは様々なので、当然作り方も作る材料も変わってくるのです。
私はちょっと古びたシャビーな感じのものを作りたかったでの、アンティークなデコパージュを施してリメイクしていこうと思います。ダイソーのデコパージュ専用シート、デコパージュ液、仕上げ液を使います。デコパージュの使い方については下記の記事をご覧下さいませ。
1. 缶を塗装
まずは全体に色をつけます。デコパージュは紙が薄くバックが透けるので、塗装は必ず必要です。
水色の方はミルクペイントを使用、白い方は漆喰プラスターを2度塗りしてボコボコっとした質感を出しています。特に漆喰プラスターは乾くのに時間がかかるので、乾燥はドライヤーで時短。
2. デコパージュペーパーを切り取って貼る
デコパージュは専用の薄い紙から模様などを切り取り、素材に貼って自分好みにアレンジできるもの。
デコパージュペーパーの中から使いたい部分を切り取り、筆でデコパージュ液をつけます。写真では紙につけていますが破れやすいので、素材に塗った方が良いと思います。
切り取る部分ははさみを使うよりも手で大雑把に切った方が、ナチュラルでシャビーな雰囲気を作ることができますよ。その乱雑さがまた良いのです。
3. 重ねて貼っていく
缶の上にデコパージュペーパーを乗せ、破れたり空気が入らないように貼り付けます。1枚目を貼り付けたら、その上から重ねて同じように2枚目を貼り付けます。
4. 何枚か重ねて仕上げ液を塗る
違った柄のものを他にも何枚か重ね貼りして、デコパージュが完成しました。薄い紙なので重ねることで、下の紙が透けておしゃれな感じになります。
上からデコパージュ仕上げ液(トップコート)を塗って乾かします。
5. 白い絵の具で汚れを出す
白いアクリル絵の具を水を混ぜずにそのまま使い、ところどころにかすれさせるように塗っていきます。こうすることで、写真や絵柄が古くなったように演出できるのです。
6. 金の絵の具とアンティークメディウムで加工
今度は水をたっぷりと混ぜた金色の絵の具やアンティークメディウムを使って、全体的に錆びをつけていきます。デコパージュの部分だけではなく、特に錆びそうな缶の縁などを中心に、缶全体を汚していきましょう。
アンティークメディウムはDIYをする上で万能で、ナチュラルなガーデンにもピッタリなので私のDIYではいつも大活躍してくれていますよ。これで年季が入ったような缶になりました。
完成!
全体的に古びた加工を施したら、シャビーな雰囲気のリメイク缶の出来上がり!ちょこっとアクセントに、麻ひもを巻いてみました。
個性たっぷりのリメイク缶を!
今回はデコパージュで作りましたが、作り方は無限です。ステンシル、マスキングテープ、転写シール、レース…とにかく様々な方法で作ることができるので、今度はまた違った方法で作ってみたいと思います。
リメイク缶はサボテンや多肉植物の鉢植えとして使われることが多いですが、私は専門外で家にはないのでプリザーブドフラワーを入れて飾っています。別に中身は何でも良いのです。ペンたてや小物入れとして利用することもできますよ。
もともと捨てる予定のものなのでエコにもなるし大満足です!
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