どこにでもあるようなプラスチックの釣り鉢(ハンギングプランター)。100円ショップでも販売されていますし、このまま花とセットで販売されていたりもします。安価に購入できますがナチュラルな庭では浮いてしまうので、庭の雰囲気に合うようリメイクしました。
よくあるプラスチックの植木鉢
こちらは随分前に花を購入した時に使われていた吊り鉢。よく見かける「ザ・プラスチック鉢」です。
何かに使えそうだと仕舞ってあったのですが、どうも庭にも花にも合わない…。せっかくあるので捨ててしまうのももったいないため、塗装などでおしゃれになるよう作り変えてみます。
1. 吊り下げ部分を外す
ハンガーになった吊り下げ部分は必要ないため外します。だいたいの吊り鉢は一体型になっていないと思うので、簡単に外れますよ。と言うか外している途中で引っ掛ける部分がポロッと取れて壊れました……。
2. プライマーを吹く
プライマー(下地剤)を全体に吹いて、塗料との密着性を上げます。今回のようなプラスチック製のものを塗装する場合、塗料をはじいてしまうことが多いので、プライマーを吹くことではじかないようにすることができますよ。ミッチャクロンを使いました。
3. 下地の色を塗る
全体を塗装します。私はアクリル絵の具の緑と黒を混ぜ、深い緑色を作って塗装しました。プライマーを吹いているため全くはじかず塗ることができます。色はお好みで結構ですよ。
4. 石灰を混ぜた塗料を塗る
下地の色を乾かすために1日おいて、乾いたらその上から白色で塗装します。この時、塗料の中に石灰を混ぜると、ザラザラとした質感を表現することができますよ。量によっても違った雰囲気に仕上がり面白いです。
経年変化で塗装がはがれているよう、下地の緑色をところどころ残しながら、ムラを付けて塗装します。スポンジでポンポンと叩いても良いと思います。
5. 植物を植える
鉢はこれで完成となるので、ここで植物を植えましょう!私はオレガノミルフィーユリーフと言う植物を植えました。ケントビューティーにそっくりですが、もっと丸みを帯びてコンパクトな品種だそうです。
ハンギングは垂れ下がる植物がよく似合いますね!
6. プラントハンガーを使用
吊り下げ部分を外しているので普通の置き型の鉢として使っても良かったのですが、せっかくハンギングだったので、リメイク後もハンギング鉢として活躍してもらいます。
セリアにロープでできたプラントハンガーが販売されているので、そちらを使用しました。ただ、これは3号鉢ぐらいに合う小さめのもので、普通サイズの鉢を使うと、上でまとめた時に吊り下げる部分が写真のように短くなります。
7. フックロープを使用
そこで、長さを出すために使ったのが、同じくセリアのフックロープと言う商品。プラントハンガーと同じシリーズのもので、同じインテリア雑貨のコーナーに販売されていました。
これを束ねたプラントハンガーに引っ掛けます。
8. 吊るしたら完成!
あとは、高いところや壁などに吊るしたら完成です!私は庭に吊るして使っていますけど、室内のグリーンインテリアとして使っても良いかもしれません。
今回は石灰やアクリル絵の具を使った方法で鉢をリメイクしていますが、リメイク鉢はいろんな方法があるので、ぜひ色々試してみて下さいね!
空中を彩るハンギングプランター
ハンギングプランターを使えば、空中を彩ることができ、立体的に植物を飾ることができます。置くスペースがないような狭いスペースでも飾れますよ。
現在はこの鉢を使い、季節ごとに違った植物に変えながら楽しく飾っています。次はどんな花を植えようか、ワクワクしながら考えています。
関連商品
- ハンギングプランター
- プラントハンガー
- フックロープ
- ミッチャクロン
- 水性塗料 白
- アクリル絵の具 緑・黒
- 石灰
- オレガノミルフィーユリーフ