鎧戸と窓枠が付いたプランター。庭のフェンスに花を入れて飾るために、憧れのヨーロッパの窓をイメージして、100円ショップなどの既存のものを組み合わせて手作りしてみました。簡単だけど、ちょっとした庭のアクセントになりますよ。作り方をご紹介します。
以前作った鎧戸付き窓枠プランター
こちらは、数年前に作った鎧戸付き窓枠プランター。木材をカットして組み立て、一から全てDIYしたものです。
気に入っていたのですが、残念ながら木材が腐食してしまい、鎧戸と窓枠部分が壊れてしまいました。防腐剤もたっぷり塗っていたのですが、屋外だとやっぱり腐るのも早いですねぇ……。
まあ、壊れてしまったものは仕方ないので、新しいものを作ります。幸いプランター部分の木箱は無事なので、この部分だけ洗って再利用することにしました。
1. 使う材料
また木材を買ってきて一から作り直しても良かったのですが、ちょうど雑貨屋さんで500円の木製窓枠を見つけたのでそちらを利用します。
そして、その窓枠のサイズに合うラティス2枚。こちらはセリアで購入しました。奇跡的に、窓枠とほとんど長さが同じものだったので良かった……。
あとは先述したプランター部分になる木箱ですね。ダイソーなどで大きめの木箱が販売されているので、そういったものでも使えます。
2. 塗装
それぞれのパーツの色がバラバラだったので、塗装して色を合わせます。塗装することで腐食防止にもなりますし。屋外での無塗装は劣化を早めます。
水性塗料のスモーキーグリーンを使用しているのだけど、そのままだと少し色が濃かったので、白を混ぜて淡い色合いの緑(ブルー?)にしてみました。
先に白で全体を塗装し、その上から下地を覗かせるように作った緑を乗せて、ペンキが少しかすれたような仕様にしました。シャビー風ですね。
3. ラティスを鎧戸のように取り付ける
ペンキを乾かしたら、窓枠とラティスを蝶番で留めます。窓枠の両側に2枚のラティスを取り付けましょう。
実際の鎧戸はルーバーのようになっているものが多いけれど、今回は格子のラティスで代用です。
4. 木箱と合体
続いて、窓枠とプランターになる木箱を合体させます。
木箱の上に窓枠を乗せ、後ろ側からステー金具で取り付け。この形のステーは、今のところ100円ショップでは見かけませんね。ホームセンターで購入しました。
吊り下げたりする場合はこのステーだけでは弱いと思いますが、床などに置く場合はこれだけでも十分だと思います。
5. ビニールシートを敷く
以前はこのままで使っていたのだけど、木箱の中に鉢植えの花を入れるため、水やりでかなり中が汚れていたんですよね。
水が直接木に触れると腐る原因にもなるので、木箱の底に透明のビニールシートを敷きました。
箱の中には水が溜まらない底穴をあけてあるので、ビニールシートも底穴に合わせて穴をあけています。
6. ブラケットをフェンスに取り付ける
プランターの方は完成なのですが、今回はフェンスに掛けて飾りたいので、フェンスにブラケットを取り付けてその上に乗せるようにしました。
S字フックなどで吊り下げてしまうと、先ほど書いた通り、ステーだけでは弱いので。
7. 完成!
さあ、早速フェンスに飾って完成です。塗装を乾かす時間を合わせても、数時間あればできるお手軽DIYでした。
ずっと飾ってあった窓枠プランターが壊れてフェンスが寂しかったので、ようやく2代目ができて良かった良かった。
花を入れて飾ろう!
花を入れるとぐんと雰囲気も良くなったと思いませんか?
実際にヨーロッパの窓は鎧戸が付いている家も多く、その下に付けられたフラワーボックスの中から、花が溢れんばかりに咲いている美しい光景を見ることができます。
本物の窓に鎧戸を付けるのは難しくても、こんなちょっとした飾りなら簡単に作ることができますよ。
家にいることが多いこんな時代だからこそ、少しでも庭を居心地の良い空間にしたいものですね!
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